P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

【CD紹介#42】Studio Apartment"For Her For Him~"

2007-07-17 05:54:22 | Music_Domestic:Studio Apartment
と、そんなワケで、ようやっと 件のスタアパのNew、

Studio Apartment"For Her For Him For You"(2007年)

の感想を。

今作も 間違いなく良品(作)です。
前作に引き続き、豪華ゲスト陣(去年 リリースの先行12" #7"The Rising Sun"での
Blazeの招聘が最たるものでしょう)が参加し、彼らと共に作り上げた 期待を裏切るコトの
ない 13+1のGood Music。の詰まった 約80分。

出世作"Flight"でも歌声を披露していたMonique Binghamと、吉澤はじめ(!)のピアノを
フィーチャーした#1"Found Him"に始まり、新鋭女性vo.、Deborah Bondを招いた
#3"Something Between Us"、哀愁系の弦が印象的な #4"Beautiful Sunrise"辺りの
胸キュン ハウス好き受けしそうな曲、お得意のカヴァー曲#6"Wonderful Tonight"
(originalはエリック・クラプトン)、ダビーな#8"Siarre"の後半部~#10"Hope"、#11
"Spirit Of Elephant"では テック・ハウスからの影響を感じさせる音を聴かせ、個人的に
ベスト・トラックな #12、♂vo.による歌モノ ハウス"I'm In Love"へ。続く "World Line"
収録の"Beatiful Day"を思わせる#13"Fellow"で〆て、最後はボートラ"Beautiful Sunrise"
にシンセ・ストリングを付け足したver.(Sunshine Soul mix) 。

期待してた通り にスタアパのAlbum。でした。でも 「期待通り」ってのは、良くも悪くも
という両方の意味で。になるな。目新しさは あんまり無いし。
ケド、ソコをもって 文句という文句を付ける気もない。"People To People"は 手放しで 絶賛、
位の勢いだったんですが、
今作は まぁハードルがアガってるから、ってのもありますが、そんな感じで。
間違いなく良作なんだけど、一度 マスターピースを作ってしまうと、次はその水準じゃ
「傑作」認定は出来ない。っていう。難しいやね。

【CD紹介#42 イントロダクション】Studio Apartment 3rd.Album

2007-07-15 02:19:23 | Music_Domestic:Studio Apartment
前回の記事で

(New Albumへの)期待感だけで1エントリ分書けてしまう

と書いたように、タイミング的なモノなり、諸々重なった結果として、自分にとっては
こう何ともスペシャルなアーティストなんです。彼らは。
ってんで、新しいのについて、に限らずアレやコレや 書きたいコトは多々あるワケで。彼らについては。
あ。彼ら=スタアパ こと Studio Apartmentね。
と、そんなワケで、今回は 3rd.Album

Studio Apartment"People To People"(2005年)

について。

前作("World Line")で「自分の好みの カナリ ド真ん中に」キてたのが、このAlbumで、いよいよ ソコも
越えて ホント ドンピシャな所にキやがりましたよ。期待を裏切らず、ソレ以上の仕事っぷり。
イイよ イイよー。グッジョブ グッジョブ。
#1"Message"で幕が上がるや 悶絶モンの歌モノ ハウス"One True Love"。ソコから Joi Cardwellをvo.に
迎えた#6"Love Is The Anser"までの四つ打ち攻勢。
中盤#7~9で一息ついて(とか、書くと誤解を招いちゃうかもね。「捨て曲」じゃないですよ。断じて)、
終盤のハイライト、#10 Stevie Wonderのカヴァー"Isn't she lovely"へ。最後は ジャジーな"Dazzling"で〆、と
構成もバッチリな作品です。

コレは 2005年の夏にホント ヘビロテで聴きました。2年続けて 夏を過ごすのに 彼らの音はマスト、でした。
なモンで、翌年はリリースがなくて、どーしたものか、となり 清涼系Drum'n'Bassに浮気をしたりもしました。
が、今年は待望のNew、"For Her For Him For You"が出たんで、通しで聴く前から

今年もスタアパの2人、&豪華 客演陣が作り出す Good Musicが夏を彩ってくんじゃねぇ?と期待

しちゃってました。で、実際 聴いて 云々は次回。

【CD紹介#42 イントロダクション】Studio ApartmentのNew Album

2007-07-07 03:56:41 | Music_Domestic:Studio Apartment
Studio Apartment"For Her For Him For You"(2007年)が 世に出て、早いモンで 1週間が経ちました。
が、俺はといえば 買うだけ買って、まだ1回も聴けてません。通しで。
と、そんな感じなのですが、拙ブログで取り上げないワケにはいかないブツだし、ってんで、
近々に 必 ず 。
で、その前に イントロダクション的に、スタアパについての記事を書こうかな、と。
件のAlbumについて以外で。と、そんな風に思った次第。

以前(大分 だな)書いた 記事に あるように、自分が彼らのコトを知ったのって 確か
スペシャだったと思うんだけど、和製クラブ・ミュージックのPVで固めた 番組をやってて、
ソコで流れてた2nd Album"World Line"(2004年)収録の"Flight"』って曲のPV観て、「おぉっ」
ってなった」のがきっかけ。です。

正直、当時は やっとこある程度 お洒落系、と形容され(て 売り出され)る音楽へのアレルギーが
収まってき始めてた時期で、あんまり強く惹かれる、とかでもなかったんだけど。例の よく行く
レンタルCD屋に置いてあったので1st."Paraiso Terrestre"(2002年)と併せて借りてみました。
で、気がつくと その年の夏に、ヘビロテで聴いてた盤になっていた。
その 思いがけずアガった熱は、リリースパーティーへと 俺を、そして折り良く都合がついた
PEROGURYのメンバー2人を引っ張ってたのでした。と、言うのが 彼らの音が自分の好みの
カナリ ド真ん中に来るまでの経緯。
※:PEROGURY!?って方は →コチラ

思い返してみると、あの夏が、20代に入って~の 自分の音楽の嗜好の変化が顕著になったタイミング
なんだなーと。で、その呼び水となったのが、スタアパだった。と。

アレから3年。何かと どーにもならんコトも多く、夜遊び部 a.k.a. PEROGURYの面子揃っての
夜遊び、もままなんなかったり、をはじめ色々ありますが、今年もスタアパの2人、&豪華 客演陣が
作り出す Good Musicが夏を彩ってくんじゃねぇ?と期待してるワケで。

なんか、過去の記事の 焼き直しみたくもありますが、でも期待感だけで1エントリ分書けて
しまうのも スゲぇな。と、自分でも。

【CD紹介#4】Studio Apartment"Paraiso Terrestre"&"World Line"

2005-08-14 05:41:34 | Music_Domestic:Studio Apartment
CD紹介の記事書くの、丸2ヶ月以上ぶりか。いやはや…自分としては備忘録的に
買った都度、アーティスト名・タイトル位は書き残してこうと思ってる(そんなこと
する必要あるのか?はさておき)んだけど、中々ね。
この所、相変わらず財政状況はアレなんですが、でも雀の泪ばかりのボーナスも入ったのもあって、
視聴なりして気になった盤とかで、購入は保留ってなってたのとか買ってます。
が、聴く時間が中々無い。そんな忙しくはないのにな。時間の使い方が下手なんだな、きっと。
音楽をある程度集中して聴く時間が作れねぇのが悩みです。
花火大会の場所取りしつつCDウォ-クマンにポータブルスピーカー繋いで、とかは
ワリと集中出来たな。
でも、それ位か。再来週末の小旅行に期待、と。
で、一通り聴けた位に夏に買ったCD、としてまとめます。
と、いうことで夏に買ったCDの紹介に先駆けて、
今回紹介するCDは、
Studio Apartment
『Paraiso Terrestre』(2002年)
『World Line』(2004年)
の2枚。
このStudio Apartmentってユニット、7月にNew Album(『People To People』)出してます。
その前々作、前作にあたる1st、2ndを紹介します。やっぱり、順に聴くとクオリティが
リリースを重ねる毎にアガってるのが分かりますね。
ジャンルとしてはCross Overってのが1番収まりがイイのかな、という感じですが、
複数の音楽の要素を掛け合わせてく中で特に、ブラジル音楽の要素を入れる手腕が1st→2ndで
格段にアガってます。
3rdの収録曲が粒揃いなんで、今後どーなるかは分からないですが、今の所の代表曲(海外で
ライセンス盤がリリースされてヒットしたこともあり)『Flight』は相当イイです。
この曲のPV観て、「おぉっ」ってなったのが自分がこの人らの作品聴く事になったきっかけだし。
あと、Jazzの要素が強い曲も多く、それは夜に聴くとイイすね。1stは全体的に夜な感じ。
そんなこんなで、この2枚を去年の夏はヘビーローテーションで聴いてました。
あと、『World Line』と同時期に出た瀧澤賢太郎『Impressive Time』なんかも。
これもイイんで機会があれば。
さて、今年の自分のヘビロテ戦線の趨勢も決まりつつありますが、もしかしたら滑り込みで
更なる「良品」に出会っちゃったりもあり得るので、夏の終わりにそれは報告したいと思います。

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