昨日の続きのお話、三菱一号館美術館で 『プラド美術館展 スペイン宮廷 美への情熱』を見終わった後は、展覧会を見た後の“お楽しみ”、ミュージアム・ショップをのぞいてみましたよ。
すると・・・
とってもかわいい紙に包まれたものが、並んでるではありませんか
その包みから、とってもステキな香りが!
しかもそれは、私の大好きなアーモンドの焼き菓子の香り!!
これは、 買わずに通り過ぎることはできません。
買って帰りましたよ。
早速包みを開けると・・・
香ばしい香りとともに出てきたお菓子は、ロスコ・デ・ヴィノ。
ワインを生地に練り込んでいるのだそうで、良い香り。そして、ホロホロのサクサク。
お次は、マンテカード・アーモンド味。
口にいれるとやっぱりホロホロ。シナモンも香ります。
そして、マンテカード・チョコレート味。
このホロホロは、クセになりそう。
極め付けが、“ポルボロン”
このかわいい名前の通り、口の中でサッとほどけ、ナッツが香り・・・
後味の良さや香りの高さに、材料の贅沢さを感じます。
何とも、初めての味わいで、こんなに美味しいお菓子があったのね。
スペイン、凄い!・・・と思って包み紙をよ~く見たら、何と!
日本で作られてました。
スペイン菓子工房・ドゥルセ・ミーナさんです。
スペインで修業をなさった方が、茨城県守谷市で開いているお店のようです。
守谷市は友人の家に行く途中なので、お店に行ってみたいです。
でね、笑ってください。
ここで、私の血中スペイン度が上がったことは、言うまでもありません。
ミュージアム・ショップではお菓子の味を確かめたわけではなかったけれど、良かった
お菓子の横に並べて売っていたこの本も、買って帰ってましたよ。
丸山 久美 著 『修道院のお菓子・スペイン修道女のレシピ』です。
“ポルボロン”などのお菓子は、スペインの修道院で作られているお菓子なんですね。
本の作者の丸山久美さんも、スペインに何年も住んでいたようです。
お友達の家で修道院のお菓子をいただいて虜になり、様々な地方の修道院に行ってはお菓子を探して味わっていたそうです。
お菓子の写真がとてもステキで、どれも作ってみたくなります。
明日からは、この本のレシピで作ったお菓子の紹介をさせてくださいね!