播州、姫路の浜手育ち ♪日々の出来事をつぶやいています

まあブログですから、覚え書きみたいなもの

ひいばあば 語る。

2010年12月05日 | よしなしごと・日々のつぶやき

 

妊婦娘によると うちのばあさんはひ孫に男の子が生まれるのが嬉しくて

最近、こころなしか元気そうに見えるそうである。

 

そういわれたらソウカモ。

ばあさんは娘を二人産みました。

長女も娘が二人。

次女(私)も娘が二人。

つまり女ばかり。

妊婦娘が生まれたとき、訳あって 男の子じゃなかったことがショックで

数日寝込んだばあさんである。

別に母屋スジでなく新宅スジなのに、別に跡取りなんてどうでもいいやん。

最近男の子がいたってそんなこと期待するほうが古いよと思うのですが

男の子のひ孫がうれしくて仕方がないようす。

 

どうする?婦人科の先生の見間違いだったら。

 

そのばあさん、嬉しさから 妊婦娘に子育てのことを語ったそう。

それは私の子どもの頃のこと。

 心臓が悪くて、大きくなるまで生きられないと言われたこと。

  (健康が一番といいたかったのだろう。私自身そう望んで生まれたわけではないけれど

   随分心配をかけさせたのだと思う)

  今では心臓に毛が生えていると付け加えたそうだが。

 体が弱いから、勉強しなくてもいいといっても勉強してたこと。

  (えっ? 私のことほめてるの?  外で遊べなかったからね)

 高学年になって お大師様への祈りが通じたのか元気になったこと。

 だから弘法大師の掛け軸は今は古びているけれど大事に床の間にかけてあること。

 そして勉強があるからと(小さい頃は しなくてよいと言ったのに 元気になると

 これだもんね)ピアノをやめさせて、そのうちピアノのことを忘れるだろうと

 思ったら、ピアノをどうして習わせてくれないのかと私が言ったこと。

 

  封印されていた(これは大げさか・・・)昔話を

  機嫌よくばあさんは しかし 時折目じりに涙をうかべながら

  妊婦娘夫婦に語っていたそう。

 

  そうやって家って続いていくのね。

  年始予定ですが 年末でもいいからね。 はやく出ておいで。

 ひいばあばが待ってるよ。

 

  

コメント
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