Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

佐伯周子 シューベルトピアノソロ曲完全全曲演奏会今後の予定(No.1575)

2008-08-04 18:43:44 | ピアニスト・佐伯周子
 昨日号にコメントで「佐伯周子のD960全曲が聴きたい」と書かれたので、本日号は標題の件について書く。


第5回 2009年2月12日(木)19:00開演



  1. ピアノソナタ第17番ニ長調 作品53 D850「第2大ソナタ」

  2. 即興曲集 作品90 D899(第2稿 = 完成稿)

  3. コティオン D976

  4. 10のエコセーズ D977 + D145

  5. ワルツ D978



第6回 2009年8月12日(水) 19:00開演



  1. ピアノソナタ第16番イ短調 作品42 D845「第1大ソナタ」

  2. 2つのピアノ曲 D946/1 + D946/2

  3. (12の)ワルツ、(17の)レントラー、(9の)エコセーズ 作品18 D145


の2回は決まっております。ちなみに第6回は熱心に聴いて下さっているファンの方のご意見にて D946/1 + D946/2 を組み入れました。佐伯周子と私高本の打ち合わせでは、もう少し後になる予定でした。


 「シューベルト全曲」を演奏なり録音するピアニストの大半(おそらく全て)は後期3大ソナタから演奏しました。佐伯周子のように「中期ソナタ」しかも未完成作品である ハ長調ソナタ = D840 から開始したピアニストは皆無でしょう。大体、ブレンデルの熱意に拠り「D840 = 2楽章ソナタ」が定着しかかっている21世紀になって! です。

 「D840 に始まって D845 で締める シューベルト中期ソナタ」の構想は 2004年8月前の私高本の考えです。今は 『D887以降 = 後期』と考えているので D894 は後期ソナタです。東京文化会館を借りる申請書を出した瞬間には、D894 = 中期ソナタ と思っていたので、少しだけだがブレがある。多少は、人間生きているので、ブレはあります(爆


 ・・・で第7回以降です。今回(=第4回)の反応からして、「後期3大ソナタ」に着手する日が来た! と私高本は感じました。佐伯周子 の謀略に嵌められたかも知れませんが、あれだけ素晴らしい演奏をしてくれたのですから、心底納得できます。D958,D959,D960 のどれから演奏するか? は全く決めていなかったのですが、『D960を初回』に考えて、かつ実行して行きます。


 東京文化会館は「15ヶ月先」の申込なので、今の瞬間申し込んで採択されても「2009年11月」になる。近い将来 『佐伯周子のD960』が皆様の耳に聴いて頂けるように全力を尽くす所存である。
コメント (1)
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