詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

「日本書紀」は「史記」本紀に範を取ったとかというので

2009年03月07日 | 歴史
「史記を語る」宮崎市定(岩波文庫)を読む。この中国最高の歴史書は、日本人にとっても欠かす事のできない本だと思う。
《倭(日本)は燕に属す、というのが、戦国時代の中国人の考えであった。》

呉越からの亡命者や、秦の始皇帝が不老不死の妙薬を探すために除福を派遣して・・彼らが日本の弥生時代の先駆けの人々と思われる点でも。

宮崎氏の弁証法的な『史記』解読がとても面白かった。宮崎氏は、それを4要素を重視する中国人の考え方・・「起承転結」や、四季や朝昼夕晩で説明する。

弁証法のように、一挙に正から反へとへとではなくて、《物は極まれば、必ず変ず、と言われているが・・》という・・弁証法の「量から質への転換」のような、そのダイナミズムこそが、弁証法の秘密なのだと。

宮澤賢治が晩年こだわった「易の思想」もまたその延長線上にあるのかもしれないなー
◆易についての入門書として薦めたいのはー一番好きなSF作家フィリップ・K・ディックの「高い塔の男」(第二次世界大戦で日独が勝利して植民地となったアメリカの物語)
◆中島敦の関東大震災直後の朝鮮半島が舞台の「巡査の居る風景」もとても面白かったのでーhttp://www.eonet.ne.jp/~log-inn/nakajima/junsa.htm
◆「山月記」はーhttp://www.aozora.gr.jp/cards/000119/files/623_18353.html
◆「名人伝」はーhttp://www.aozora.gr.jp/cards/000119/files/620_14533.html

税金でいよいよ太るゴキブリの一匹でもを踏み潰したい

2009年03月07日 | 日記
流れよ涙・・税的恩恵でぬくぬく救済説くなら炊き出しぐらいしろ腐れ宗教家ども

懐かしき大河絶壁君の家
君はとっくに小石に化せども

風吹けば熱射焼けこげ爆心地の
子供の号泣盲しいた父母らよ

また再び羊頭狗肉私利私欲で
侵略戦争やれるもんならやってみろ!

灯を消せば消防記念日懐かしき
きみの笑顔のぐるぐる回って

コンセント抜くは残り何度かな
いよいよ糖尿重き日には

獰猛な権力走狗のマスゴミよ
垂れ流してるのはどの「関係者」の言?




小沢代表秘書逮捕で誰が得をし、誰が損をしたのか?

2009年03月07日 | 歴史
トイレに起きたら眠れなくなってしまたので・・
小沢氏秘書逮捕ではいったい誰が得をし、誰が損をしたのか?

得をしたのはー
①政権交代をなんとか阻みたい自公与党と官財
②民主党以外の野党
③トップを守ろうという気概を示した鳩山氏等の民主党幹部
④この報道に隠れて、惨めな小泉劇場の終焉を報道されなかった小泉竹中売国奴一家

損をしたのはー
①公正中立という化けの皮がはがれた検察(それを指示した麻生首相)
②そう指示したのではという、影の圧力を日本人に感じさせたアメリカ
③検察をかばった民主党前代表前原等の民主党の右派
④相も変わらず「関係者の話し」で嘘をたれ流した冤罪事件共犯のマスゴミ
④公平に、検察権力や国家権力の横暴を批判しなかった共産党

・・ではなかったのかと思う。
世界一学習能力に劣る・・トリ頭の日本人でも今回はさすがに、学ぶべきものが多かったのかもしれない。

日本人が、今までいつも冤罪事件・国策捜査の共犯者だった翼賛マスゴミの「関係者の話し」という・・嘘八百言い放題にまた洗脳されて、これ以上の奴隷状態へとならないことを祈るばかり。

◆史上最悪の小泉純一郎のさらに上をゆく・・国民破壊に懸命な日本史上最低最悪の指導者麻生太郎の強引なソマリア沖への自衛艦派兵等はいよいよ侵略戦争をやれる国へと急速発進だと思う。次の侵略戦争(イランだろう)をやりたい一心の米国と、日本の軍需産業からの要請なのだろうが・・

戦争はいつだって、その国の特権的政官財にとっては一番儲かってしょうがない商売だ。そしてそれで悲惨な被害を受けるのは、いつだって弱い立場の一般庶民。

小泉純一郎も麻生太郎も・・ヒットラーや東条英機やスターリンみたいな存在だと思う。軍部独裁の変わりにアメリカの奴隷という違いはあるけど。

哀しさ

2009年03月07日 | 日記
《職業的犯罪者は自他ともに「悪」をなしているとしてなすだろう。だが、制度に保護され、委任された特権を行使しつつ、職業として「正義」をなしている風を装って、人権を蹂躙する者は、それら狭義の犯罪者よりはるかに悪質であり、犯罪的である。》(松下竜一「記憶の闇」より)

この世で
なによりも哀しいのは
生きたいのに
生きられないこと

でももうこの国では
十年間以上も
三万数千人以上もの自殺者
その上に
世界一多いという数百万人の鬱病患者
サービス残業での過労死者や
犯罪へと追いつめらる者を付け加えたら・・
でもそれらは
氷山の一角にしか過ぎない

障害者も非正規労働者も
失業者も高齢者も
小泉竹中以来の
弱肉強食や弱者いじめという
自公与党政治のせいで
自殺へと追い詰められつつある

ある日
下山途中で
精神障害児施設の子供たちと一緒になった
その中の一人の子が
「なにか哀しいの?」とそっと聞いてきた

そういえば北海道での
旅の途中でも
見知らぬ子供からそっと
お菓子を差し出されたことがあったっけ・・

おおくの優しさに
なにひとつ
恩返ししていない自分が恥ずかしい