詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

糞尿の利用方法

2010年07月08日 | 歴史
江戸時代があらゆる物を利用する、一切ゴミを出さないエコロジー社会で、その中でも人糞と灰が高く売れたとこの前書いたけど・・

人糞はつい最近まで、田舎では畑の肥料に使っていたという。
さらに、人工的肥料で微生物を殺して、寄生虫がいなくなってしまったのがアレルギーの原因だというその道の第一人者がNHKラジオで言っているのを聞いたことがある。
なかなか痩せられなかったオペラ歌手のマリア・カラスが数メートルの寄生虫を飲み込んでダイエットに成功したとか・・

ただ以前のように肥料に人糞を使うにはかなり問題があるという。農家があまり使いたがらないのだという。
「今の人間が、どんな有害物質を食べてるのかわからないで怖い。」とか・・

世界一きれい好きで、食の安全にもうるさくて世界的に評価が高い日本人がこんな状態とは・・人類の破滅が近いと思う理由のひとつだ。
数万という人工的な化合物が人体の中に蓄積されていった時に、どんな新しい副作用が生まれるのか、未来の人間がいったいどうなるかは・・神のみぞ知る。

注:糞尿の利用に関して最もこっけいだったのが、カルト宗教的ナチスドイツだった。髪の毛はマットレスに、金歯は叩き落として金塊にしてスイスの銀行へ・・という彼らが最後に目をつけたのが糞尿で、大工場をつくって糞尿からガソリンを作ろうとしたらしい。
しかし、遊牧民族の燃料は家畜の糞だったので、それほど方向違いではないかもしれない。微生物によって将来は・・