夜
2010年07月20日 | 詩
人生の半分は
夜だというのに
わからないやつ夜
夢の大半は
人を殺したり
殺されたりというばかり
それでもいつも
夜は人生の半分
別に
昼がすばらしいとか
夜が素晴らしいともいいたくない
ただ
昼間には聞こえない音が聞こえる
草も樹も違った吐息
また人工衛星が
寝ぼけた奴らの夢を掻き毟って
牧場の丘を越えていったよ
だからまた
あのUFOの意味や無意味やらが
海へと解けてゆくのを見つめつづけていたい
夜だというのに
わからないやつ夜
夢の大半は
人を殺したり
殺されたりというばかり
それでもいつも
夜は人生の半分
別に
昼がすばらしいとか
夜が素晴らしいともいいたくない
ただ
昼間には聞こえない音が聞こえる
草も樹も違った吐息
また人工衛星が
寝ぼけた奴らの夢を掻き毟って
牧場の丘を越えていったよ
だからまた
あのUFOの意味や無意味やらが
海へと解けてゆくのを見つめつづけていたい