情報提供 : 藤田高景本年は日中国交正常化50周年であります。 そこで、日中国交正常化50周年を記念して、来たる4月14日(木)14時から、衆 議院第一議員会館で、村山首相談話の会が事務局となり、著名な学者・文化人・弁護 士あるいは市民運動家などの呼びかけにより、日中国交正常化50周年記念・緊急集会を、下記の要領で開催する事となりました。 以下、ご案内です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 主催 日中国交正常化50周年記念・緊急集会実行委員会 日中国交正常化50周年記念・緊急集会 「中国を仮想敵国に仕立て上げて、着々と戦争準備に突き進む日本。そんな事が許さ れて良いわけがない」 ―米国の反中包囲網の手先となることは許されない― ――アジアとの友好・連帯を基軸に据えなければならない ―― 今から50年前、田中角栄首相(当時)と大平正芳外相(当時)は、自民党内の親台 派の抵抗・妨害を押さえ込んで、歴史的な日中国交正常化・台湾断交へと歴史の舵を きった。あれから、今年9月29日で50周年を迎える。 田中角栄氏と大平正芳氏は、中国との戦争準備に突き進む、今日の安倍・菅・岸田政 権の、対米追従外交の現状を、草場の陰で、いかなる想いで見ているのだろうか。 言うまでもなく、日本と中国の親善友好関係は実に2000年の歴史を有している。この 悠久の歴史を振り返れば、その昔、鑑真和上は大勢の弟子を伴い、盛唐の文化を携え て、日本への渡航を計画し、11年間に5回も失敗を重ね、辛苦のため盲目となっても 屈せず、ついに6回目に渡来を成し遂げ、奈良に天平文化を授け、骨を日本に埋め た。長安に骨を埋めた阿倍仲麻呂とともに日中文化交流の偉大な恩人というべきであ ろう。 もとより日中友好の道も、平坦な道ではなかった。困難な時代を乗り越え、多くの先 人たちの命がけの努力の上に、一衣帯水の隣国として、今日の日本と中国の重層的な 関係が、創り上げてこられたのだ。 特に、19世紀以降の歴史においては、日清戦争で台湾を割譲させ、その後、中国に 侵略するという罪深い歳月が含まれていることを忘れてはならない。日本は侵略戦争 に敗れて、「平和国家」に生まれ変わることができた。日本国民は二度と中国国民と 戦わないという誓いが新憲法によって礎を置かれたのだ。 日本国憲法は、侵略戦争への反省から「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こる ことのないようにすることを決意し」と宣言し、また「日中共同声明」は「日本側 は、過去において日本国が戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えたことについて の責任を痛感し、深く反省する」と述べた。 周知のとおり今や日本の多数の企業が中国に進出している。日本の貿易や観光業は中 国を最大の相手国にしている。文化芸術や学術研究の領域でも日中間の交流は深く浸 透している。 しかるに、安倍・菅・岸田政権は日中関係の歴史的重みを忘れ、バイデン政権の対中 国対決戦略にのめり込んでいる。 安倍・菅・岸田政権の反中暴走は、国交正常化を実現した1972年の日中共同声明の精 神を踏みにじる意味においても、絶対に許されることがあってはならない。 米国の言いなりに、反中国包囲網に突き進むのではなく、今や日本の最大の貿易相手 国となった、中国とは一衣帯水の隣国としての、本来の正常な友好関係を、取り戻す べく、私どもは、今年、全力をあげて取り組みたいと考えています。 このような状況を踏まえて、国際情勢分析の第一人者である、羽場久美子氏(青山学 院大学名誉教授・神奈川大学教授)が東アジアの平和と繁栄を勝ち取るためには何が 必要なのかについて、鋭い分析にもとづく、基調講演をされます。 また、国際政治・軍事分析の権威である、纐纈厚氏(山口大学名誉教授)が、 日中対立を促すアメリカ軍事戦略を問う~米本土の盾にされる日本の行方~と題し て、興味深い基調講演をされます。 また、来賓として、常日頃から、日本とアジア諸国とりわけ近隣諸国との友好・連帯 の持論を展開されている森田実氏(東日本国際大学名誉教授・政治評論家)と、沖縄 で平和と軍事基地反対運動の先頭に立って日夜、奮闘されている伊波洋一氏(参議院 議員・沖縄の風代表)が特別スピーチを展開されます。 これらの日本を代表する、知の巨人のお話は、興味深い講演になると思います。 多くの皆様方のご出席をお待ちしています。 記 日 時:2022年4月14日(木)14:00~(開場13:30) 会 場:衆議院第一議員会館・地下1階・大会議室 ※必ず、事前申し込みが必要です。 ●プログラム● 1.総合司会:吉池俊子(アジア・フォーラム横浜代表) 2.主催者代表挨拶:藤田高景(村山首相談話の会・理事長) 3.来賓のスピーチ 森田実(東日本国際大学名誉教授・政治評論家) 「アジアの平和と繁栄の肝は、日中の協調と友好にある」 伊波洋一(参議院議員・沖縄の風代表) 「台湾有事で南西諸島を戦場にしてはならない」 4.連帯の挨拶 林伯耀(旅日華僑中日交流促進会共同代表) 再び問う、日本は「西洋覇道の番犬になるのか、東洋王道の干城となるの か」 5.特別講演 ① 羽場久美子(青山学院大学名誉教授・神奈川大学教授) 「中国は敵ではない。東アジアは平和と繁栄の基礎。東アジアで二度と戦争を起こさ ない」 ② 纐纈厚(山口大学名誉教授) 「日中対立を促すアメリカ軍事戦略を問う~米本土の盾にされる日本の行方~」 6.特別アピール: 高梨晃嘉(神奈川歴史教育を考える市民の会事務局長) 7.質疑応答 8.閉会の挨拶:伊藤彰信(日中労働者交流協会会長) ※申し込み先:会場は300名定員ですが、諸般の情勢により、200名で申し込みを締め 切りますので。恐縮ですが、なるべく早めに、以下のメールまで申し込みを、お願い いたします。会場ではマスクの着用をお願いします。 E―mail: murayamadanwa1995@ybb.ne.jp 代表呼び掛け人 浅井基文(元広島平和研究所所長)、内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授)、村田光 平(元駐スイス特命全権大使)、植野妙実子(中央大学名誉教授)、植草一秀(政治 経済学者)、内田雅敏(弁護士)、大内秀明(東北大学名誉教授)、大槻義彦(早稲 田大学名誉教授)、岡本厚(元「世界」編集長)、笠原十九司(都留文科大学名誉教 授)、鎌倉孝夫(埼玉大学名誉教授)、鎌田慧(ルポライター)、林伯耀(旅日華僑 中日交流促進会共同代表)、木村朗(ISF独立言論フォーラム編集長)、纐纈厚(山 口大学元副学長)、古今亭菊千代(落語家 真打)、朱建榮(東洋学園大学教授)、 進藤榮一(国際アジア共同体学会会長)、高嶋伸欣(琉球大学名誉教授)、髙野孟 (インサイダー編集長)、田中宏(一橋大学名誉教授)、鳥越俊太郎(ジャーナリス ト)、中川十郎(名古屋市立大学特任教授)、西原春夫(元早稲田大学総長)、西山 太吉(元毎日新聞記者)、平野貞夫(元参議院議員)、日森文尋(朝鮮の自主的平和 統一支持日本委員会議長)、前田朗(東京造形大学名誉教授)、前田哲男(軍事 ジャーナリスト)、山田朗(明治大学教授)、凌星光(福井県立大学名誉教授)、藤 田高景(村山首相談話の会・理事長) 呼び掛け人(順不同) 林郁(作家)、田代博之(重慶大爆撃訴訟弁護団長)、根津公子(「日の丸・君が 代」被処分者)中山武敏(東京大空襲訴訟弁護団長)、児玉勇二(弁護士)、越智祥 太(医師)、三野村一恵(市民憲法調査会)、大口昭彦(ノーハプサ訴訟弁護団 長)、鈴木俊夫(東北大学名誉教授)、一瀬敬一郎(弁護士)、粟遠奎(NPO法人都 市無差別爆撃の原型・重慶大爆撃を語り継ぐ会代表理事)、王選(NPO法人731 部隊・細菌戦資料センター代表理事)、伊香俊哉(NPO法人都市無差別爆撃の原型・ 重慶大爆撃を語り継ぐ会代表理事)、柳田真(タンポポ舍共同代表)、鈴井孝雄(静 岡県平和国民運動センター事務局長)、石河康国(労働者運動史研究家)、山中幸男 (救援連絡センター・事務局長)、伊藤彰信(日中労働者交流協会会長)、西川朋子 (市民憲法調査会)、長瀬隆(著述業)、長谷川和男(国連人権勧告の実現を!実行 委員会)、吉留昭弘(社会主義問題研究者)、沖本裕司(南京・沖縄をむすぶ会)、 川野純治(沖縄県名護市議会議員)、河原崎道枝(村山首相談話の会)、木村知義 (元NHKアナウンサー)、近藤昭二(ジャーナリスト)、村山和弘(不二越訴訟連絡 会)、中川美由紀(不二越訴訟連絡会)、杉本健司(東京海外旅行研究会代表)北川 広和(日韓分析編集人)、原秀介(9条改憲阻止の会)、山本恵子(村山首相談話の 会)、李徹(村山首相談話の会)、水上宏(ライフクロッシング主宰者)、高梨晃嘉 (神奈川歴史教育を考える市民の会事務局長)、吉池俊子(アジア・フォーラム横浜 代表)、増田都子(元闘う社会科教師)、松代修平(村山首相談話の会・理事)、小 川利靖(村山首相談話の会・理事)、小山俊(市民自治をめざす1000人の会・運営委 員)、五井信治(戦争の加害展実行委員)、奥田和弘(日本軍「慰安婦」問題関西 ネットワーク)、西崎典子(フェム・語り部の会)、中野英幸(差別と排外主義に反 対する連絡会)、渡辺好造(地球環境フォーラムJAPAN)、梶間恒夫(村山首相談話 の会)、仲村正昭(不動産コンサルタント)、乾喜美子(経産省前テント広場)、橘 優子(被ばく労働ネット)、石川美知子(日中友好21の会)、大島ふさ子(詩と朗読 「たきび」の会)、細田加代子(狭山事件の再審を求める支援者)、大場晴男(NHK 放送を語る会)、和田千代子(ABC企画委員会・事務局長)、皆川義幸(村山首相談 話の会・理事)、小菅きぬ江(群馬合同労組執行委員)、加藤弘吉(森友ごみ問題考 える会世話人)、小泉恵美(森友ごみ問題考える会世話人)、朝倉真知子(村山首相 談話の会)、坂本政美(千葉県市民連合一区世話人)、田中誠(村山首相談話の会) 大嶋眞之助(村山首相談話の会)、沖野章子(ABC企画運営委員)、渡辺洋介(ピー スデポ・研究員) 090-9399-3941(松代修平)、090-8565-5407(小山俊)、090-8808-5000(藤田)
【緊急】紛争当事国ウクライナへの武器供与に反対します
https://kosugihara.exblog.jp/241381367/
東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]
岸田政権は、本日3月4日午後に国家安全保障会議(NSC)を開き、自衛隊の防
弾チョッキや医薬品などをウクライナに供与することを決定しようとしていま
す。
防弾チョッキも武器に該当します。読売ですら、「武力攻撃を受けている国へ
の装備品の供与は異例だ」と書いています。「人道」を前面に押し立て、紛争
当事国への武器輸出に道を開こうとする"火事場泥棒"の手口に他なりません。
本日午前に開かれた自民党の会合では、防弾チョッキなどの提供に賛成する意
見が相次ぎ、「防弾チョッキ以上のものでも、ウクライナが必要とするものは
支援を検討すべき」との声が出たと報じられています(昼前のTBSニュース)。
これを許せば、歯止めはなくなり、次々にエスカレートしていくことは火を見
るより明らかです。
かつての武器輸出三原則の肝は、「紛争を助長しない」という理念でした。紛
争の一方の当事者に武器を輸出することの危うさが自覚されていたのです。日
本は憲法9条に基づき、あくまで民生支援に撤するべきです。
※時間がありませんが、できる限りの意思表示をお願いします。
◆ #紛争当事国ウクライナへの武器供与に反対します などのハッシュタグを
付けて、ツイートしてください。
◆首相官邸に大至急、反対の声を届けてください。
<ご意見募集フォーム>
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
◆ウクライナ侵攻に抗議するアクションにおいて、この件についても取り上げ
てください。
<報道>
ウクライナへ防衛装備品供与を検討…政府、防弾チョッキなど提供案(3月4日、読売)
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220303-OYT1T50362/
政府、ウクライナに防衛装備品を供与で調整 防弾チョッキなど想定(3月4日、朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASQ343C20Q33UTIL062.html
ウクライナ人が火炎瓶でロシア人を焼き殺し、ウクライナ政府が虐殺を称賛した「オデッサの虐殺」
混沌とした各国の思惑や情報戦のさなか、世界を横軸に視ることで国際情勢を多面的に捉えることができます。現在ネットで話題になっている、他では聞けないニュースをお届けします。
ウクライナ人が墓場まで持って行こうとしている、オデッサの虐殺。ウクライナ危機の騒動の中、南部の港町オデッサでは信じられない虐殺事件が起きた。大勢のロシア人をウクライナ人が建物の中で追い込み、放火し火炎瓶で焼き殺したオデッサの虐殺事件。頭を拳銃で撃ち抜かれた者、中には妊婦など、ウクライナ人にレイプされた後、殺され証拠隠滅を図るために、焼かれたロシア人女性もいた。
ウクライナ人がロシア人48人を焼き殺した虐殺事件
The Odessa massacre on May 2, 2014 オデッサ水晶の夜:アメリカ政府がネオナチグループを利用して、2014年2月22日にビクトル・ヤヌコビッチ大統領を排除した。2014年5月2日、ウクライナの南部の港町オデッサにて、一般市民のウクライナ人、ネオナチなどのグループが投石、火炎瓶、絞首、ライフルなどでロシア人200人以上が負傷、48人を虐殺した。
ウクライナ人のネオナチメンバーがオデッサで暴動
40人以上の人々が亡くなり、100人以上が負傷した恐怖の5月2日。ウクライナの地方警察とキエフ政府の黙認を得て、ウクライナの右派セクターが武装させたネオナチメンバーによって、残虐な、しかも意図的に計画し、虐殺の記録としての撮影された、多数の写真やビデオが増えつつある。目撃者の報告では、更に何千人ものそうした右派セクターの暴漢や、他のネオナチが東部ウクライナやオデッサ地域に流れ込んでいるという。
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オデッサの建物内でロシア人を焼き殺し虐殺したウクライナ人
オデッサ労働組合会館で、ロシア人を焼き殺したオデッサの虐殺。ウクライナ支配強化の為、オバマ政権にとって決定的に重要だった。この虐殺は、オバマが打倒したばかりの人物、親ロシア派大統領、ビクトル・ヤヌコビッチに圧倒的多数を投票した、ウクライナのあらゆる地域の住民を、威嚇するよう仕組まれたものである。
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ウクライナの港町:オデッサで起きたロシア人虐殺事件
タス通信「38人がオデッサ労働組合の建物でネオナチに火をつけられて死亡した」
38 die in fire lit by Right Sector radicals at Odessa trade union council building - World - TASS
ロシア・トゥデイ「”彼らはバットやチェーンで私たちを殴った”オデッサの反政府活動家」
‘They beat us with bats and chains’ - anti-Maidan activist in Odessa — RT World News
ロシア・トゥデイ「ウクライナのオデッサで右派セクターが労働組合の建物に火をつけ、31人が死亡」
39 people die after radicals set Trade Unions House on fire in Ukraine's Odessa — RT World News
ロシア人を焼き殺すために火炎瓶を作るウクライナ人女性
オデッサに暮らす人々の多くが、ホロコースト時代に近親者を失った。キエフ政権の一部をなす連中に支配されるという展望は、彼等にとっては到底受け入れがたい。ウクライナ人警察官によるユダヤ人の扱いは、ドイツ人によるもの同様にひどかった。彼等は民族主義イデオロギーを唱導し、それが事実上、現在のウクライナの国家イデオロギーとなっている。ウクライナ万歳。英雄達に栄光あれ!というマイダンのスローガンは、ヒトラーへの忠誠を誓った、ドイツ国防軍最高司令部外国諜報局の工作員ステパーン・バンデーラにちなんで名付けられたウクライナ民族主義者組織の合い言葉にほかならない。彼と、ドイツ軍大尉、ウクライナ蜂起軍副司令官のロマン・シュヘーヴィッチは英雄と見なされている。
What Makes Odessa Rise in Protest? — Strategic Culture
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暴徒の群れ:オデッサの街で暴れまわったウクライナ人
消防署は労働組合会館と道路をはさんだ向かいにある。しかし消防士が来たのは1時間20分後だった。ウクライナのネオナチ(テロリスト暴漢)に活動するのを阻止されたと彼等は主張した。キエフのウクライナ政治家全員が、無辜の市民の虐殺を称賛した。ウクライナのネオナチ(テロリスト暴漢)は報奨金を得た。後に、会館の地下で、多くの遺体が見つかった。他にも多くの人々が行方不明だという。
トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
欧米諸国の考える「ロシアへの制裁措置」は“標的”を大きく見誤っている
Photo: Emile Ducke / The New York Times
トマ・ピケティ
Text by Thomas Piketty From Le Monde
世界的なベストセラーとなった『21世紀の資本』の著者で、フランスの経済学者であるトマ・ピケティによる好評連載。今月はウクライナへ侵攻しようとするロシアに対する欧米諸国の制裁措置の問題点について。
ロシアのような国家にはどのような制裁を科せば効果が出るのか──。ウクライナ危機がきっかけで、そんな古い議論が再燃している。
結論から言ってしまおう。そろそろ新しいタイプの制裁を考案すべきときが来ている。問題になっている国家体制の恩恵を受けて裕福になったオリガルヒに対して制裁を集中的に科すべきなのだ。
そのためにまず作るべきは、金融資産を登録する国際的な台帳だ。西洋諸国の富豪たちは当然、嫌がるに違いない。それは彼らが、世間で言われているよりもはるかにロシアや中国のオリガルヒと利害をともにしてとはいえ西洋諸国が政治と道徳の両面で戦いに勝ちたいのであれば、これは支払うべき代償だ。これをしなければ西洋諸国がこれまで口にしてきた民主主義や正義についての大演説は空疎な言葉だったと世界に示すことになってしまう。
検討中の制裁は“標的”を間違っている
たしかにプーチンとその側近の資産の凍結は、数年前から制裁の一環で実施されている。問題はそれが象徴的な次元にとどまっていることだ。制裁の対象となっているのはたかが数十人。しかも、それぞれが保有する不動産や金融資産を系統的に照合確認する方法がないので、名義の貸し借りで回避できてしまう。
いま米国とその同盟国が検討しているのはロシアを国際銀行間通信協会(SWIFT)という金融ネットワークから切り離すことだ。それをすればロシアの銀行は金融取引や国際送金でそのシステムを使えなくなる。だが、この措置の問題点は標的を大きく見誤っているところだ。
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地球全体で“不平等の断層線”が複数あることを認識しなければならない
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お疲れ様です。
お陰様で梨の木ピースアカデミー(NPA)の第6期(3月5日~5月28日)が始まります。
今回は25コース150講座を用意しました。より深い多様な新規講座(10コース)とともに、1年半行ってきた約700講座(アーカイブPAFLEX)の中で、大人気の講座などをピックアップしてハイライト+ミニ講座(15コース、※PA)形式も用意しました。コロナ禍のなかで、市民社会は何を見てきて、どういう問題意識を訴えて、実践してきたのか。日本市民社会の重要なアーカイブコンテンツになりました。地域と国境を越えて、より多様な講座と、ハイライト講座を一緒に共有できたらと思います。
そして、NPAは次の世代への社会実践の継承を打ち出し、第5期(2021年11月~22年1月)からNPAジュニアコースを運営し、日韓あわせて20名以上の中学生・高校生たちが合同で素晴らしい平和教育を実践しました。その経験を発表会を行い、また、NPA第6期にもジュニアコース第2期の募集を行っています。日本の若者にどういう潜在力と希望があるのか、その力を確認することができると思います。まだ間に合いますので、周りの中学生や高校生へ新しいチャンスを紹介してください。
明日、3月5日(土)、午後2時~、オープントークでは、ウクライナ事態を沖縄、中国、朝鮮半島の視点から解釈していきます。ぜひ参加・広報・受講、お願いします。(イヨンチェ)
NPAホームページ
https://npa-asia.net/
☆PDFパンフレットができました☆
https://drive.google.com/file/d/1Nu5fKUEWSmFOh4GQiTFsjYOSOcD6tmxE/view?usp=sharing
第6期注目の講座(YOUTUBEチャンネル)
https://www.youtube.com/watch?v=VypgSmqXvss&t=1442s
>>>>>>> 第6期 開催コースお申込み一覧 <<<<<<<
第6期 2022年3月5日(土)~ 5月29日(日)
※PA→【ハイライトPAFLEX + ミニ講座】
■NPA第6期 コース一覧
コース1 日本と東アジア-朝鮮戦争72年と日本社会への衝撃(月曜19時) ※PA
コース2 憲法を考える-日本国憲法は「他者」をどう扱ってきたのか?(月曜19時) ※PA
コース3 知らなかった! OKINAWA Part6-島袋純と学ぶ「琉球・沖縄の自己決定権」(金曜19時)
コース4 ミホと緑と学ぶジェンダー問題(木曜19時) ※PA
コース5 福島からみたポストコロナ時代 -小出裕章×高橋哲哉と捉えなおす原発と核のシステム(金曜19時) ※PA
コース6 桜井均のドキュメンタリー学校 Part6(土曜14時)
コース7 分断と格差を乗り越える市民活動(火曜19時) ※PA
コース8 時事ニュースで読む韓国社会と韓国語 Part 6 (火曜19時)
コース9 韓流映像が描いている今の韓国-韓流ドラマから時代精神を読み取る(土曜14時) ※PA
コース10 日・韓・沖縄特別共同企画(日曜19時) ※PA
コース11 村井吉敬の小さな民からの発想(木曜19時) ※PA
コース12 抵抗の芸術と表現・思想の自由(水曜19時) ※PA
コース13 戦後補償を考える-強制連行の現場から Part5(木曜19時)
コース14 天野恵一の戦後社会運動史-象徴天皇制を〈読む〉(金曜19時) ※PA
コース15 ひでぽん先生とめぐる先住民の世界-先住民族の権利:自由な議論と深める理解(金曜19時) ※PA
コース16 浅井基文の日本外交学校 Part4(水曜19時)
コース17 NPAジュニア 平和を創造しよう!-ミライ世代の新たな挑戦 Part2(土曜16時)
コース18 誰ひとり取り残さない環境論(火曜19時) ※PA
コース19 英語で世界を知る・語るPart4 -Scandinavian Welfare and Wellbeing2(月曜19時)
コース20 韓洪九先生と学ぶ韓国近現代史(日曜19時) ※PA
コース21 デジタル出版 Part2ー運動のエディトリアルデザイン制作と出版(土曜10時)
コース22 高橋哲哉の市民哲学セミナー-歴史責任を問う 日本・欧州・沖縄をめぐって(水曜19時) ※PA
コース23 内海愛子と考える「戦後補償と日本、そしてアジア」(火曜19時) ※PA
コース24 在日コリアン講座 Part3 - 済州4・3を知る(土曜10時)
コース25 教育の現場からPart2- 今教育のあり方を問う〈歴史教科書編〉(木曜19時)
ご希望のコース・講座を探すには、「ツクツクお申込みガイド」をご参照ください。
*スマートフォンやタブレットご利用の場合、必ず画面最下部にある「PCサイトで見る」を選択してお申込みください。
皆さまのお申込みをお待ちしております。
→問合せメール info@npa-asia.net
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☆市民の知識・経験を共有するアーカイブズ・プロジェクト☆
お世話になっています。梨の木ピースアカデミー事務局です。
梨の木ピースアカデミーでは、第5期から「中高生のための東アジア平和への旅」というNPAジュニアコースを立ち上げました。このコースは韓国海外同胞財団の支援プログラムに採択され、全6回講座とともに、各地域ショートフィールドスタディ―・日韓オンライン交流会プログラム・沖縄フィールドスタディを実施しました。コロナ禍の制約がありながらも、「オンライン講座や実地で普段学校や教科書では学べない視点に出会い、世界の見え方が変わり新たな興味が生まれた。」「地域や国境を越えた仲間と出会い、互いに刺激しあう空間となった」といった反響がありました。第6期もNPAジュニアコース(第2期)の挑戦は続きます!応援をよろしくお願いいたします!
※第1次申込締切日は2月28日となっております。NPAジュニアメンバーは、歴史的な平和プログラムに参加するミライ世代です。2期も継続して参加希望のメンバーの皆さんは、ぜひ応募してください。 ※第1期参加のメンバー特典もあります!! 今回友達を紹介してくれたメンバーには、友達が応募したらNPAのお好きな講座を1コースプレゼントします♪☆ゲットした1コースはご家族にプレゼントしてもOK!☆ ◎NPAジュニア募集案内 https://www.dropbox.com/sh/knjb5kz0eaao5cl/AAB4p3PtJOoZztBexG6jbimza?dl=0 ◎応募方法:下記お申し込みフォームに必要事項をご入力の上、送信してください。↓↓ https://forms.gle/zpg7Bxt6N7sVNhW47 *NPA受講生の皆さんで推薦の希望がある場合は該当する学生に上記の応募フォームをお伝えください。 NPAジュニアサポーター大募集!! コロナ禍の影響で私たちが見ている社会の在り方は、戦後市民社会が作ってきた従来の常識とは大きく離れていることを多くの人が感じていることでしょう。ポストコロナ時代の日本社会の未来を作っていく新しい世代を育成していく「NPAジュニアコース」へのご声援とサポートをお願いします! NPA受講生及び関係者の方には以下のことをお願いします。 ① 全国から身の回りにいる中学生・高校生を推薦してください。メンバーになった中学・高校生は無料でNPAジュニアの講座を受けることができます。(募集案内参照) *NPA受講生の皆さんで推薦の希望がある場合は該当する学生に上記の応募フォームをお伝えください。 ② 一般の皆さんもNPAジュニアコースをオーディエンスとして参加し、応援することができます。(コース17からお申込み) ③ NPAジュニアコースは教員経験があるファシリテーターが教材などを準備し事前授業・専門講師による講義・事後討論そして共有発表などで運営されます。運営に関する惜しみない支援を呼びかけます。(カンパサイト)
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皆さまの応募を心よりお待ちしております^^ NPA事務局
ジュニアファシリテーター
日比野千佳
【NPA第6期オープニングイベント】開催!
【追加登壇決定】 谷山博史さん(日本国際ボランティアセンター(JVC)前代表理事)の、NPA第6期オープニングトークに追加登壇が決定しました!2002~06年にアフガニスタンに駐在し、紛争の現場を見てこられた谷山さんに、今回のウクライナ侵攻と沖縄とのつながりについて語っていただきます。 語りつくせない!スペシャルイヤー2022沖縄トークフェス! ~「復帰」50年、県知事選挙、米軍・自衛隊配備問題~」 3月5日(土)午後2時〜5時半オンライン開催・参加無料
登録リンク
https://zoom.us/webinar/register/WN_lVCWHRnsRrGoJeUKdqURPA
2022年は、沖縄では「復帰」50年を迎え、県知事選挙をはじめ大型選挙が開催されるスペシャルイヤー! 「復帰」だけでなく、沖縄戦の再来を想起させ日米一体化で進められる米軍・自衛隊の配備や、琉球併合など、議論すべきテーマが山積みです。 沖縄をとりまく課題について、第一線で活躍されている当事者や専門家からリレートーク形式でお話を聞きます。 そのほか、3月9日に実施される韓国大統領選挙の予想分析や、過去の講座から選りすぐりを集めて構成したNPA第6期のコース紹介など、ここでしか聞けない濃密な話が盛りだくさん。皆さま、ふるってご参加ください!
梨の木ピースアカデミー第6期オープンイベント
梨の木ピースアカデミー公式サイト https://npa-asia.net/ 2022年は、沖縄では「復帰」50年を迎え、県知事選挙をはじめ大型選挙が開催されるスペシャルイヤーです。「復帰」だけでなく、沖縄戦の再来を想起させ日米一体化で進められる米軍・自衛隊の配備や、琉球併合など、議論すべきテーマが山積みです。 沖縄をとりまく課題について、第一線で活躍されている当事者や専門家からリレートーク形式でお話を聞きます。そのほか、3月9日に実施される韓国大統領選挙の予想分析や、過去の500講座から選りすぐりを集めて構成したNPA第6期のコース紹介など、ここでしか聞けない濃密な話が盛りだくさん。皆さま、奮ってご参加ください。
【プログラム、登壇者】 第1部 PAFLEX無料特典付!選りすぐり第6期NPAコース紹介 ★特別登壇 谷山博史さん「ロシアのウクライナ侵攻について」 第2部 語りつくせない!スペシャルイヤー2022沖縄トークフェス! ~「復帰」50年、県知事選挙、琉球併合、沖縄戦、米軍・自衛隊配備問題~ (リレートーク) 山城博治さん「島々を再び戦場にさせない―「ノーモア沖縄戦」を設立した理由」 石原昌家さん「演習の後には本番がある―「有事」の足音と沖縄戦認識」 新垣仁美さん「今、一人ひとりができる連帯とは」 仲村涼子さん「琉球人女性として私が伝えたいこと―遺骨盗掘問題と祖先への想い」 島袋純さん 「日本復帰とは何だったのか」※録画登壇 高橋哲哉さん「「復帰」50年、今ヤマトが問われていること」 知念ウシさん「押し付けられた沖縄イメージを問い直す」 安里長従さん「“辺野古唯一”を覆す「新しい提案」の戦略」 渡瀬夏彦さん「沖縄の民意の底力は死なず」 上村英明さん「琉球再併合50年を問い直す」 浅井基文さん「中国・台湾の視点から」 李泳采さん 「韓国の視点から」 司会進行 米須清真さん、金城リンダ 第3部 韓国大統領選挙 予想分析 講師:李泳采さん
欧米戦略の罠<本澤二郎の「日本の風景」(4371)
<仲間同士の殺し合いに内心ほくそ笑むワシントンか>
米国のバイデンの表情は、映像で見る限り、そんなに険しいわけではない。プーチンの方は、血に飢えた狼に似てきた。なぜか?戦場は旧ソ連のウクライナだ。以前は仲間同士の国だった。いうなれば仲間内の殺し合いである。背後に回って、ウクライナのテレビスターのユダヤ人大統領を「やれやれ」とけしかけている。欧米がこぞって反プーチン戦争に、事実上、参戦している。アメリカの属国である日本も、必死で応援する素振りを見せている。これにはシベリアの天然ガスで大儲けしている、三井・三菱財閥も頭を抱えている。
すぐに手を上げるものと思っていた多くの人たちは、ゼレンスキーの徹底好戦ぶりに驚いている。一番衝撃を受けているのは、プーチンであろう。強いはずのロシアの狼が、侵略数日後に核兵器をチラつかせている。
これに悪乗りした我が大馬鹿三太郎のナショナリスト・安倍晋三が「日本も核を持とう」と相槌を打ったものだから、さすがに反清和会の宏池会首相の岸田文雄が、真っ向から反対した。日本列島は大方のところ、反プーチンで反安倍である。いくら読売と産経が安倍を支援しても、国民は相次ぐ安倍犯罪に辟易している関係から、反核の岸田支持に回って、双方の激突を歓迎している。
モスクワとキエフの闘いに呼応するかのような、東京での岸田と安倍の死闘に観客は大喜びである。もはや東京では、野党がはるかにかすんでしまっている。今春の春霞は濃い!
<日清・日露の戦争は大英帝国の策略>
現在の日本の教育は、戦前の侵略史を隠ぺいして、軍部の暴走という大嘘で、昭和天皇を死守してきた。生きている日本人の大半が、そう信じさせられてきた。今時、天皇教を支えた原始宗教・神社神道を崇める風潮が、財閥の中枢と自民党本部、それに地方に残っている。近代の合理主義も民主主義も、このカルト教にかかると形無しか。
そこで誕生した天皇の軍隊は、中国の腐敗した清朝との戦争に勝った。ロシア帝国との戦争にも勝った。勝因は日本を、大英帝国が武器弾薬・資金で支えた結果である。この歴史の真実を学校では教えない。
実に聡明な弁護士も教えてくれた。孫たちと対話する過程で、いまの日本の小中高の教育を知って驚愕しているのだ。なんと、学校では近現代史を相変わらず教えていない。日本国憲法さえも全く教えていない。事実だ。
思い出すと、シンガポールを訪問した海部俊樹首相は「日本もこれから近現代史をしっかりと教えます」と公約した。それから30年以上も経っている。海部は自民党文教族で知られた。しかし、同じ文教族でも森喜朗ら、清和会文教族とは水と油だった。
戦後の文教族は、清和会ナショナリストの影響が強かったことを、今の若い記者も忘れてほしくない。歴史の教訓を放棄する戦後の教育は、最近も変わっていないのだ。これは深刻すぎる。
筆者のころの日本史は、明治の近代化のところでおしまいだった。中国侵略など教えられなかった。従って大学の受験も、近現代史から問題は出なかったと記憶している。
<浮かれた安倍晋三の先輩たちと昭和天皇が戦犯>
明治天皇が長州の田布施で誕生した大室寅之助だったということや、病弱な大正天皇の子孫がいたのかいなかったのか、など不明な点が、皇室には沢山ありすぎる。記憶では、ナショナリストの中曽根康弘が「万世一系」と平然と嘘をついた現場に立ち会っている。
安倍の後見人・森喜朗が「日本は天皇を中心とする神の国」と叫んだときには、人々が森を「サメの脳みそ」とこき下ろしていた意味を、なるほどと頷いたものである。彼は早稲田の裏口入学組で、勉強をしていない。森もプーチンの仲間だった。
日本のナショナリストは、いずれも戦犯らを英雄と称えていた。戦後の文部省、いまの文科省には、脳みその腐った面々が少なくない。日本の戦犯の最高位は、昭和天皇だ。異論があれば、証拠を見せてもらいたい。
<「プーチンを追いかける安倍を豚箱にいれろ」の市民感情>
血税を使って繰り返し、プーチンを大接待した安倍の大馬鹿を「豚箱に入れろ」と合唱する市民の声は、列島にこだましている。確かに、安倍を丁重な言葉で表現する気分になれないジャーナリストは少なくない。法の下の平等を貫徹しない日本の警察検察裁判所の司法不信は、相変わらず増大している。
「悪役・黒川検事は辞めて、今は大手の顧問で優雅な生活を送っている」と元国会議員秘書が連絡してきた。毎回横道にはまり込んでしまうが、本日のポイントは「欧米の罠」について。
2022年3月2日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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情報提供:指宿昭一
3・6ウィシュマさん一周忌に合わせ 全国10か所で一斉追悼アクションを行います 2021年3月6日に名古屋入管で亡くなった、ウィシュマ・サンダマリさんを追悼する とともに、入管の民族差別、人権侵害に反対するアクションを下記の趣旨に基づいて全国 10か所で実施します。全国各地のデモ、アクションへの取材をよろしくお願い致しま す。
◎各地区の行動スケジュール
・札幌 <集合場所> 札幌駅の西側 紀伊國屋前 <スケジュール> 15:25~ スタンディング
・仙台 <集合場所> 藤崎ファーストタワー館前 <スケジュール> 15:00 集合・スタンディング開始 15:25 黙祷 16:00 解散
・東京 <集合・出発・解散場所> 品川北ふ頭公園 <スケジュール> 15:00 集合 15:25 黙とう 15:30 デモ出発(東京入管の周りを一周) 16:00 デモ終了 16:00~16:20 集約集会 16:30 解散
・浜松 時間: 15:00〜15:30 <集合場所> JR浜松駅北口 <スケジュール> 15:00〜スタンディング 15:25〜黙とう
・名古屋 <集合場所> 名古屋駅桜通口交番前 <スケジュール> 12:30~13:30(スタンディングデモ) 支援団体STARTおよびウィシュマさんのご遺族代理人弁護士からの報告
・大阪 <集合場所> 扇町公園 <スケジュール> 15:00 集合 15:25 黙とう 15:45 デモ出発
・京都 <集合> 京都市役所前 <スケジュール> 15:00 集合 15:25 黙とう、デモ出発 四条河原町を南に下った仏光寺公園にて解散
・高知 <集合> 帯屋町商店街中央公園北口 <スケジュール> 14:30 スタンディング 15:25 黙とう、(黙とう後、解散)
※当日は、仙台市内、静岡市内でも行動が予定されています。詳細は当市民連合までお問 合せください。
<開催趣旨> 2021年3月6日、名古屋入管に収容されていたスリランカ人女性、ウィシュマ・サ ンダマリさんが亡くなってから、間もなく1年が経ちます。法務省・入管庁は、昨年8月 10日の「調査報告書」の公表以降、「出入国管理の使命と心得」の策定、「出入国在留 管理署の収容施設における医療体制の強化に関する有識者会議」による報告書作成(20 22年3月予定)、職員に対する監察を担う「出入国在留監査指導室」の設置(2022 年4月予定)など、医療問題を中心に収容場の処遇改善を進めていると積極的にアピール していますが、ウィシュマさんが亡くなった現場である名古屋入管をはじめ、全国の収容 施設における入管の処遇は改善されていません。
入管は、「送還忌避者」(全国で約3100人)の全てを送還しようとしています。つ まり、「送還一本やり方針」を強行するために、昨年廃案となった入管法改悪法案を再び 提出して、入管の権限をさらに強化しようとしています。しかし、この中には、国際基準 とかけ離れた日本の消極的な難民受け入れによって難民不認定となった人や、未成年仮放 免者等も含まれています。
私たちは「送還一本やり方針」に基づく入管の民族差別・人権侵害を看過してきたこと を日本社会の一員として真摯に受け止め、二度とウィシュマさんのような犠牲者を出さな いために、入管法改悪の提出に反対します。そして「送還忌避者」問題を解決するために 、国際基準に基づく難民受け入れと、在留特別許可基準の大幅緩和を求めます。①名古屋 入管死亡事件の真相究明、及び遺族へのビデオ提供、
②「送還一本やり方針」の撤回、
③ 入管医療の抜本的改革、の3点を掲げ、3月6日に全国(札幌、仙台、東京、高崎、名古 屋、静岡、浜松、大阪、京都、高知)でデモ、スタンディングアクション等を実施します 。 また当日はウィシュマさんの死亡確認時刻の15時25分に黙とうを行います。
直接行 動に参加できない方も同時刻に一緒に黙とうをお願いします。 <呼びかけ人> 「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合(略称:入管闘争市民連合) HP: https://www.ntsiminrengo.org/ Twitter:@nyukan_alliance (問合せ先メールアドレス:info @ntsiminrengo.org)
コメント
それを止めるのはプーチンしかありません。
ウクライナの善人を助ける人はプーチンしかいません。
バイデンは悪人です。良い人の顔をした悪人です。
ヨーロッパは武器商人のいいなりです。
勿論バイデンとも繋がっている武器商人です。
このロシアの軍事作戦は、テレビの報道の映像は数年前のものを
使ったり、テレビゲームの画像が使われて流されています。
911の偽の映像を見せられた事がわかっている人は、
この事がわかるでしょう。
ゼレンスキーはグループの卑猥な歌手でした。
其の後俳優もしてきました。彼はサイコパス特有の性質を
もっています。
サイコパスは世界のエリートになれるのです。
それは世界の支配者が決めるのです。
ですから、選挙の投票機械も騙す兵器となっているのです。
投票が民主主義の証だと、未だに信じている人がいるでしょうか?
コンピューターの時代に、機械がどのように動かせるかは、
何でもできることなのです。
目覚めてください。
ウクライナはナチスの復活です。
それでもあなたは応援するのですか?
人類の本当の救世主であるプーチンを阻害することは、
自国の支配者を喜ばせていることに、気づいてください。
すべてはあなたの心に聞いてください。
私は日々努力をして沢山の情報を調べて来た一人にすぎません。
独学の素晴らしいことも知りました。
専門家という肩書もない一人の市民に過ぎません。
私の話に懐疑的になるのは、とてもよくわかります。
かつての自分もそうでしたので。
其の後311が起こり、調べてきて大きく目覚めました。
それは自分が地球上で生きているのだろうか、と自問するほどの
衝撃的な内容が明らかに目の前に出て来たからです。
それは土を掘り起こす地道な作業のようなものでした。
簡単ではありませんでした。
皆さんもきっとそのようにして、情報を集めてきているのではないでしょうか。
しかし、情報というものは、全て100%真実とは思いこまないことです。
今は偽情報が、真実に含まれるようにして、ヤミのものからも出されているのです。
ですから、私はどなたにも言えることですが、ご自分の心の良心をみてください。と言いましょう。
あなたに良心があることは確かなのです。それは創造主が人間として地球上に誕生させた時に送られた創造主のかけらがそこにあるのです。
良心をみてくれば、おのずと情報の良しあしがわかる様になるでしょう。
私はどれを信じているというものは、組織としてありませんし、
信者になるつもりもありません。
私は私のみの個人としてここにいます。
情報をもたらしてくれる者たちを見つけて、それらを良心でみてきました。
誰が情報を流しているのかではなく、その言葉の力を信じているだけです。
言葉にはエネルギーがあります、それは色々なエネルギーを私に
示してくれます。真実の言葉のエネルギーにも気づいてきます。
色が色々混ざっているように、エネルギーも色々と混ざり合ってもいます。
人はそれぞれのエネルギーを持つ個体です。
あなたの興味についてお答えしました。
ですから、あなたもご自分の良心をみてください。そして良心に問うてください。「どうしたら真実がわかるようになりますか。わかる様になりたいです」と
やがてあなたに、わかる様にそれらが目に止まるようになるでしょう。
あなたにも創造主の手が差し伸べられたことわかるでしょう。
私の身勝手極まる質問に御多忙の中、丁重なる御回答をいただき心より深謝します。御説明に肯けること首を傾げることありますが今後大いに参考にします。一つの情報を鵜呑みにすることなくまず疑ってかかることを肝に銘じます。
今回の件もウクライナが正義でロシアが悪と決めつけることは出来ません。我々の知らない事実があることでしょう。しかしロシアがウクライナを第二のベラルーシとするべく行動したことが正当ならかつて日本が満州を建国したことも是となりましょう。ロシアの出兵は弁解の余地なしと考えます。
改めて御回答ありがとうございました。
追伸 しつこく問い質したことを深くお詫び致します。桃子様も私も絶対の真理ではありません。混沌とする時代、何が真実かわかりません。事実と真実を見極める力を養いたいものです。ありがとうございました。
どのような疑問もそこから出発です。
あなたが真実を求める姿勢を歓迎いたします。
それぞれが自分の個性を発揮しながら、それぞれに真実へ
到達するように思います。