詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

選挙買収を可能にしている公職選挙法と政治資金規正法を改めよ/郷原信郎氏(弁護士)

2022年03月06日 | 四要素論

https://twitter.com/nobuogohara/status/1500092772551782404?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Eembeddedtimeline%7Ctwterm%5Eprofile%3Asensouhantai%7Ctwgr%5EeyJ0ZndfZXhwZXJpbWVudHNfY29va2llX2V4cGlyYXRpb24iOnsiYnVja2V0IjoxMjA5NjAwLCJ2ZXJzaW9uIjpudWxsfSwidGZ3X2hvcml6b25fdHdlZXRfZW1iZWRfOTU1NSI6eyJidWNrZXQiOiJodGUiLCJ2ZXJzaW9uIjpudWxsfSwidGZ3X3NwYWNlX2NhcmQiOnsiYnVja2V0Ijoib2ZmIiwidmVyc2lvbiI6bnVsbH19%7Ctwcon%5Etimelinechrome&ref_url=http%3A%2F%2Fsensouhantai.blog25.fc2.com%2F


ウィシュマ・サンダマリさん一周忌の日に誓う(指宿昭一)

2022年03月06日 | 四要素論

ウィシュマ・サンダマリさん一周忌の日に誓う

 指宿昭一(弁護士) 2022年3月6日

1年前の3月6日、名古屋入管に収容されていたウィシュマ・サンダマリさんが死亡した。入管は、帰国に同意しないウィシュマさんを仮放免せず、飢餓状態に陥っていることが明らかであるのに点滴をせず、入院をさせなかった。
 
 
入管は、ウィシュマさんが、あたかも入管の医療体制の不備によって亡くなったかのような印象操作をしている。これは問題の矮小化である。そうではない。帰国に同意しない者に対して、(処遇や送還執行についての)「様々な工夫や新たな手法」により「効率的、効果的な排除」を行うという入管庁の方針に殺されたのだ。ウィシュマさんに「仮放免を不許可にして立場を理解させ、強く帰国説得する」(最終報告書58頁)、尿検査の結果、飢餓状態に陥っていることが分かっても点滴を打たない、「鼻から牛乳」「薬、決まってる?」「アロンアルファ」という侮辱的発言で精神的に追い詰める、ベッドから落ちてもそのままそこで寝させるなどの「様々な工夫」や「新たな手法」が行われ、ウィシュマさんは亡くなった。
 
 
入管は1ミリも反省していない。昨年8月に公表された最終報告書は、ウィシュマさんを仮放免しなかったことは正しかったと言い、2月15日の尿検査の結果、飢餓状態に陥っていたのに点滴をしなかったことについて、医療体制の不備があったからやむを得なかったとしている。今年2月28日に有識者会議が入管庁に提出したという提言は、常勤医確保のために定年の年齢を挙げなどと的外れなことだけを言っている。
 
 
ウィシュマさんは、収容と収容中の処遇を、帰国を同意させるための拷問の手段として使うという入管の方針に殺された。入管はこの方針を変えてない。これを変えなければ、再び、ウィシュマさんと同じように殺される人がでてしまうだろう。
 
 

ウィシュマさん。私たちは、あなたのいのちを救えなかった。私たちは。二度と、このような事件が起きないように、あなたの事件の真相を解明し、入管の責任を明らかにする。そして、この許しがたい入管の方針を必ず変えさせる。3月6日という日を忘れない。あなたが、生きることのできた、そういう社会を作り上げることを誓う。

<参考>
2018年4月7日「安全・安心な社会の実現のための取組について(通知)」法務省入国管理局
2 不法滞在者等の効率的・効果的な摘発,送還忌避者の発生を抑制する適切な処遇及び積極的な送還執行について,様々な工夫や新たな手法を取り入れるなど,我が国社会に不安を与える外国人の効率的・効果的な排除に,具体的かつ積極的に取り組んでいくこと。
http://www.jlnr.jp/.../537_1-%E5%B9%B3%E6%88%90%EF%BC%92...


⚠️人身売買⚠️ウクライナで拘束されていた子どもたちを解放‼️

2022年03月06日 | 四要素論

拘束されていた子どもたちを解放】

うわー、100人も見つかった😱

ナント、飢え死に寸前😭⚠️人身売買⚠️ウクライナで拘束されていた子どもたちを解放‼️

ホント、助かって良かった😃

 

ロシア軍はウクライナ中部で

生物兵器研究所を探していて、

ある場所で懐中電灯を照らしたところ、

偶然にも薄暗い朽ちかけた建物を

見つけたようですね。

 

そこにはナント、ナント、

100人の子どもたち‼️

 

国籍は、ウクライナ、ロシア、ポーランド、ルーマニア、スイス、フランス、

そしてアメリカなど、さまざまな国籍の

少年少女(ほとんどが小さな女の子)😱

子どもたちの多くが、

手首や足首を床や壁に縛り付けていた😭

 

奴らは危険を察知して、

子どもたちを放置して逃げたのですね💢

そうです‼️

奴らはウクライナ語をしゃべっていた‼️

 

さてその中で、ロシア語を話せる

10代の少年がいてその少年の話から。

🔹いくつかの子ども地獄キャンプ地がある

🔹子どもたちはそこをたらい回しされる

🔹そこは車で数時間離れている

🔹組織の世界は広く、どこの国なのか、

どこの都市なのかわからないほどである

 

とにかく兵士たちは、子どもたちに

「大丈夫です。私たちはあなたたち全員を

ここから連れ出します。」

 

「私たちはあなたをあなたの家族に

連れ戻します。」

と告げたそうです✨

ホント、良かったね❤️

 

そうなんですよ❤️

これはプーチン大統領が、トランプ大統領に

4回目の電話で語った話だそうです‼️

 

トランプ大統領は、

「子供の人身売買は非常に

ひどい犯罪であり、悪である」

と言い、プーチン大統領に対して、

自分に代わって、兵士たちに祝福を

するように頼んだようですね‼️

 

まず皆さんにわかっておいて

いただきたいのは、現在は大きな意味での

「人類史上初の悪党や悪魔からの解放」

のために、トランプ大統領とプーチン大統領

を始めとするアライアンス軍が

戦っているということ‼️

 

ロシア軍というプーチン大統領率いる

アライアンス軍が、ウクライナに巣くう

DSたちを、一網打尽にしているのです‼️

 

表の報道に出るトランプ大統領の語る話や

プーチン大統領の話は、全く表向きであって

裏では同じ目的で悪党たちをあぶり出し、

叩きのめしているのですね☺️

皆さんには、一度よく冷静に考えて

欲しいです。

 

もしあなたが(ロシア軍として)、

何をしでかすかわからない、

どんな武器を持っているのかもわからない、

殺人鬼(ウクライナ軍)に素手で歩みより、

「一度、話し合いましょう」

と、言えますか❓️❓️

 

親ロシア派のウクライナの人たち

(心優しい人たち)が、

ネオナチのウクライナ人たち(殺人鬼)に

どれだけの人たちが惨殺されたことか😭

 

現在行われているのは、

世界を牛耳る奴らの魔の巣窟を、

取り壊し、悪党たちを粛清している、

ということなのです‼️

 

ですから、間違っても

「戦争ではありません‼️」

 

ですから、メディアの流している映像は、

過去の映像を編集したものや、

全く別の場所の映像をウクライナだと

いって使っているに過ぎないのです💦

 

いずれにしても、まもなく終わり、

この偽旗作戦の裏では、GESARA法の

準備が進んでいると言われています❤️

 

その裏側を知っている方々は、

ワクワクしますよね🎵

楽しみに待ちましょう❤️

注:Real Raw Newsはプーチンを支持していません。また、ゼレンスキーを支持していません。私たちはプーチンがトランプに言ったことを報告しているだけであり、プーチンが真実であるかどうかを証明していません。

↓ ↓

ニュース記事です。

https://realrawnews.com/2022/02/shock-claim-russian-spetznas-liberate-child-trafficking-victims-in-ukraine/


ロシアを「悪」と思い、ウクライナへ寄付しようとしている方々へーラエリアン

2022年03月06日 | 四要素論

まずは、以下をお読みになり、本当の事は報道されていない事を知って下さい。

ウクライナに寄付すると、ウクライナ国民には届かず、悪の温床のところに収まるであろう事を知って下さい。

ウクライナで行われていた(いる)こと

・生物兵器研究施設は無法状態で稼働していた

・毒物化学研究所、ナノテクノロジーやバイオテクノロジー・コンソーシアム、空気感染する狂犬病の兵器化

・欧米が資金提供する移動式バイオラボ

・バイデンがウクライナに莫大な不正な利権を有している

・子どもの人身売買、児童誘拐(キエフのテレビ局を通信手段としていた)

 

そして、ロシアの事ばかり非難していますが、

同じ日に、アメリカ、イスラエル、サウジも、他国を空爆している、

自分の事は棚に上げ・・・・・

 

「私はしても良いけど、あなたはダメよ」

小学生でも分かる二重基準について考えてみて下さい。

なぜ、全ての空爆を公平に報道しない?

ロシアだけを悪者、と目立たせて、陰でコッソリ空爆したい。

この48時間における空襲:ウクライナだけでなく、シリア、イエーメン、ソマリアにおいても | ラエリアン・ムーブメント:"前の”アジア大陸代表のブログ (ameblo.jp)

 

そして、「ロシア軍がウクライナのいくつかの都市に、大量の食糧を投下し始めた」

という事も、報道されていません!!

ロシア軍がウクライナのいくつかの都市に大量の食料を投下し始めた。 | ラエリアン・ムーブメント:"前の”アジア大陸代表のブログ (ameblo.jp)

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ウクライナという国:ごろつきはごろつきを呼ぶ 

以下は、3月2日付のニュース記事の全訳である。 

元記事:Putin Bombs Biden-Owned Villa in Ukraine while Hammering Biolabs & Pedophile Rings

 

マー・ア・ラゴ(トランプの本拠地)の情報筋によると、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は火曜日、彼が ”悪魔の巣窟” と呼ぶ腐敗した国家をロシア軍が取り除くために断固とした戦略的行動を取ったと、トランプ大統領に語った。

破壊されるその時まで、ウクライナの多数の外国の生物兵器研究施設は無法状態で稼働していたと語った。

生物兵器研究施設のほか毒物化学研究所、ナノテクノロジーやバイオテクノロジー・コンソーシアム、空気感染する狂犬病の兵器化に熱中していた研究所、そして移動式バイオラボを破壊。

 

ウクライナ国民の多くがテレビやパソコンに釘付けになって、詐欺師で半分埋まった部屋で行われた非合法のゼレンスキー大統領の一般教書演説を見ていたとき、プーチンは、バイデンとではなく、フロリダ、マー・ア・ラゴの司令室の トランプと20分間の電話会談 をしていた。

その中で両者は、ウクライナの主権を攻撃するロシアのこのリーダーの本当の理由についてあらためて話し合った。

 

プーチンは電話の前半で、欧米が資金提供するバイオラボ を破壊する作戦についてトランプに報告した。

こういった施設はかつての美しい景観を破壊する「害毒」とプーチンが呼ぶものである。

 

ウクライナの生物化学兵器研究施設を破壊

そのプーチンはこの一週間で習近平に取って代わって、今や「世界で最悪の悪党」とされているが、彼によれば、ロシア軍は以下のものをことごとく壊滅したという。

  • 米国国務省/国防総省が資金提供した11の生物兵器施設
  • ドイツの4つの毒性化学研究センター
  • スイスの3つのナノテクノロジーセンター
  • フランスの1つのバイオテクノロジー・コンソーシアム
  • 空気感染する狂犬病の兵器化に熱中していたイスラエルの3つの研究所である。

 

さらにプーチンは、ウクライナの国境を越えてポーランドに致死的な病原体を輸送しようとする移動式(18輪車を危険な仮設研究所に改造した)バイオ研究所に精密照準爆撃を与えたと主張した。

彼はトランプに、ロシアのSU-35戦闘機がレーザー誘導弾を使用してこの移動式ラボを破壊したと語った。

 

米、独、仏、スイス、イスラエルといった国は、自国では危険であるばかりでなく、禁止条約違反となる化学兵器や生物兵器の研究・開発を、このごろつき国家の領土内でモグリで長年やっていた。

歴代政権はゼレンスキーも含めて金と引き換えに歓迎していたのだ。

 

キエフの西にあるバイデンの別荘を爆撃

さらにプーチンは、キエフの西35kmにあるバイデン所有の200エーカーの別荘を戦闘機で破壊したと述べた。

彼はバイデンがウクライナの犯罪組織に深く関わっていると主張し、近いうちに "必要なすべての証拠" を世界に示すとトランプに約束した。

 

さらにプーチンは 「バイデンの伏魔殿の多くの輩」 が、ウクライナの地に根を下ろした 「悪の温床」 から多大な利益を得ていると主張した。

プーチンによれば、この攻撃でバイデンの外国人集団(傭兵)の20人が殺害されたという。

ジョー・バイデン、ハンターバイデン親子についてのウクライナ疑惑をほとんどの人が忘れている。バイデン氏、不正疑惑のウクライナ企業幹部と面会か 米報道

バイデンがウクライナにどれだけ 莫大な不正な利権 を有しているかを知っている人間からすれば、バイデンによる今回のプーチン非難はまったくのお笑い草である。(^-^)

 

欧米日のプロパガンダニュースだけをひたすら信じる人々

加えて、プーチンを狂人だとする話を西側のプロパガンダだと非難し続け、大量の離反者や輸送隊の燃料や食料が不足しているという話にも反論している。

また、プーチンの部隊が無差別に無辜の市民を爆撃、砲撃して戦争犯罪を犯しているという西側諸国の主張にも反論している。

 

「トランプ大統領、あなたはフェイクニュースとは何かご存じです。

これらはすべてフェイクニュースです。

あなた方のメディアは同じ3枚の写真とビデオを24時間何度も何度も見せて、私が大量虐殺をしているとデマを流しています。

あなたの国の諜報筋は、私が75機の飛行機を送っただけでUAV(無人航空機)は送っていないと認めています。

もしウクライナを征服したいのであれば、1000機の飛行機を送り込むでしょう。

あなたは本当の侵略がどんなものかご存知だ。

アメリカのイラクでの「衝撃と畏怖」のビデオを見てください。

あれが侵略です。

私はやろうと思えばできるが、それは私の目的ではありません」 と、

プーチンはトランプに語ったという。

米英の主流メディアが流す プロパガンダニュース とそれの孫引きの日本の新聞とテレビだけを信じて、俄然 ウクライナに肩入れ するのはいかがなものか?

 

プロパガンダは、もちろんどちらの側からも流れるものだ。(^-^) 

しかし、一方の側だけを一方的に信じるのはなぜだ?

もちろん、ここに訳出した記事の信憑性を疑うことはできるだろう。

大いにけっこうだ。

しかし、信憑性を疑う以前に、あなたはこの記事の存在を知っていたか? (^-^)

 

児童売買の監禁施設から子供たちを解放

 両者の電話会談の後半は、ウクライナで長年野放しになっている児童売買の闇組織の壊滅作戦についてであった。

この作戦は、ロシアの特殊部隊(スペツナズ)が大量破壊兵器を探しているときに、レンガ造りの建物に囚われた子供たちが幽閉されているのを偶然発見したことから始まった。

 

「プーチンがトランプに話したことには ── 彼の部下が3つの監禁施設を見つけた。 

それぞれ25~60人の子供がいた。

アメリカ人の子供はいなかったのははっきりしているが、様々な国から来た子供たちがいた。

プーチンによれば、少なくともこの3つのうちの2つはウクライナ人が警備しており、特殊部隊(スペツナズ)が彼らを殺害して子供たちを解放した。

そして、爆弾を仕掛け監禁施設を破壊した。

ウクライナにおける 人身売買、児童誘拐 といったケースを調べると、東部 が多い。

今回独立した親ロシアのルガンスク州とドネツク州に特に集中していないか?

いかに多くの子供たちが ウクライナのごろつき に食い物にされてきたかを如実に物語っていないか?

ロシアがキエフのテレビ局を攻撃して5人を殺害したことについていろいろと言われている。

情報筋にると、もしプーチンの言うことが本当ならば、ウクライナ政府と児童売買カルテルは、あのテレビ局を通信手段として使っていたのだ。

 

 

プーチンとトランプ

トランプはプーチンの全体的な誠実さをどの程度信頼しているのかとの問いに、情報筋はこう答えた。
「トランプは何事も当然と考えず、慎重に判断している。

彼はウクライナで人質になった少なくとも2人のアメリカ人の子供が今帰国する途中であることを知っている。

トランプは、常に何が起こっているのかを評価し、計算している」

========= 全訳 終わり ==========

 

ここで参考になる別記事をご紹介したい。

8年前の記事であるが、かえって信憑性がある。ウクライナはマフィア帝国

記事はまだ続くが、長すぎるのであとは割愛した。要は、「マフィア帝国」ということは、「ごろつきの天国」ということだ。大統領以下、「権力を持ったものが好き放題の世界」だ。

 

ごろつきはごろつきを呼ぶ

ウクライナに莫大な利権を持っている人間はバイデンだけではない。(^_^)

 

 

ゼレンスキー以前から、ウクライナの大統領や閣僚にすり寄る海外企業は莫大な賄賂を使ってさまざまな不正な利権を手に入れてきた。

今回、その既得権益を守るための、「本当に心が痛む」、「個人としての寄付」のようだ。(^-^)

 

「ウクライナ人道危機 緊急支援募金」なるものを立ち上げ、誰にも反論できないかのような「錦の御旗」 を振りかざして、無知で信じやすい日本国民に金を出させようとしている。(^-^)

 

慈善家、平和主義者、正義の味方として名を馳せ、自分の海外 Rakuten ビジネスも救済できるとなれば、10億円は安いものだ。Rakuten 楽天 の名が世界に知れ渡ることになる。

したたかな計算がここにはある。違うだろうか?

そもそも、いくらウクライナ国民のためにとして送金したって、こういった腐敗と汚職にまみれた国では、ほとんどがごろつきのふところに収まることになるのは目に見えているではないか。(^_^)

 

そして、今回の「流行」にも乗って、「人気アップ」というよりも、少しでも 「人気下落の歯止め」 につなげようと、あのひとがまた・・・。(^-^)

 

 

 

           はい、退場!

 

ウクライナという国:ごろつきはごろつきを呼ぶ

ウクライナという国:ごろつきはごろつきを呼ぶ - ザウルスの法則 (goo.ne.jp)

 

参考までに、以下のように合成動画は、

簡単に作られ、報道されます。

 

 


アリの一言:日曜日記187・ウクライナ情勢・思考力が試されている

2022年03月06日 | 四要素論

日曜日記187・ウクライナ情勢・思考力が試されている 2022年03月06日 | 日記・エッセイ・コラム 

 テレビで繰り返される「ウクライナ戦争報道」に胸のざわつきが収まらない。  避難するウクライナ市民の悲しみと怒りだけではない。1日も早く停戦し、平和な世界をつくらねばならない。そう思うからこそ、自分のものの見方、考え方が試されていると痛感する。  ウクライナ情勢をめぐる日本の報道・論調、報道を通してみる世界の論調には、いくつもの危惧を禁じ得ない。

 

まだ十分整理されていないが、その危惧を列挙しておこう。  

第1に、情報の制約・一面性。  日本のマスメディアの報道は、きわめて部分的で一面的だ。多くがアメリカ政府、ウクライナ政府の側に立っている。日本のメディアはウクライナの現地取材さえしていない(5日のブログ参照)。  ウクライナ政府の情報がすべて正しいとは言えない。例えば、「ウクライナの非常事態庁によると、民間人の死者は2千人を超えた」(4日の朝日新聞デジタル)と断定的に報じられているが、「国連人権高等弁務官事務所は、これまでに確認された民間人の犠牲者は331人に上ると発表した」(5日のNHKニュース)。 

 第2に、歴史的視点の欠如。  ロシア・プーチンの武力攻撃はもちろん厳しく批判されるべきだ。同時に、今日の事態は歴史的経緯の到達点であるとの認識は欠かせない。  軍事同盟の問題をとっても、「冷戦終結」でロシア側のワルシャワ条約機構は1991年7月に解体したが、欧米側の北大西洋条約機構(NATO)は残った。ロシア(当時ソ連)は当然NATOも解体するものと思っていたといわれる。  目の前の戦争の平和的解決、今後の恒常的な平和をつくりだすためにも、歴史の視点は欠かせない。日本の国際政治、平和学の学者はいまこそ発言すべきだ。しかし、その声はなかなか聞こえてこない。 

 第3に、アメリカの免罪。   今日の事態を招いた一方の責任が、軍事同盟・覇権主義に固執するアメリカにあることは明白だ。だからこそバイデンはあえて「責任はプーチン1人にある」とプロパガンダしている。日本のメディアはそれを垂れ流している。  アメリカの責任は免罪され、まるで正義の味方のように扱われている。これは現実にも歴史的事実にも反している。 

 第4に、「戦後秩序」の賛美。   ロシアの軍事侵攻によって「戦後秩序が破壊された」という論調があふれている。「戦後秩序」は守られるべき素晴らしいものだという前提だ。果たしてそうか。  「戦後秩序」とは、軍事、政治、経済の各分野にわたって、アメリカが主導する、アメリカの世界戦略に基づく「秩序」ではないのか。それは決して守られるべきものではない。市民・途上国の立場に立った新たな世界の在り方こそ求められている。  

第5に、「民主主義対専制主義」の図式の危険。   バイデンは「ウクライナ戦争」を「民主主義対専制主義のたたかい」だと描く。アメリカは「民主主義国家」だというわけだ。しかし、アメリカや日本が「民主主義」とはほど遠い国家であることは明白だ。市民に対する無差別爆撃を、アメリカがこれまでどれほど行ってきたか忘れることはできない。それをことごとく容認してきたのが日本政府だ。日米両国内の人種・民族差別の実態も銘記する必要がある。  アメリカ、日本を「民主主義国家」と描くのも歴史と現実の改ざんである。  

第6に、保守反動の跳りょう。   「ウクライナ戦争」以降、日本の保守反動の危険な言動が相次いでいる。安倍晋三の「核共有議論」提唱(2月27日)はその典型だ。岸田政権はウクライナへ「防弾チョッキ」など「防衛(軍事)装備」供与を決めた(4日)。「ウクライナ戦争」を奇貨として軍拡と日米軍事同盟強化を図ろうとするこうした策動は、一面的な報道・論調と無関係とはいえないだろう。  

第7に、世界の「平和・中立」勢力の揺らぎ。   軍拡・軍事同盟への急傾斜は日本だけではない。ドイツは軍事費の大幅拡大を表明し、北欧の「中立国」もこれまでの禁を破ってウクライナへの「武器供与」に踏み切った。アメリカ軍の常駐を望む欧州の国も増えている。  世界の「平和・中立政策」はこれほどもろいものだったのか。  世界を「正義」と「悪」に二分し、「悪」への憎しみをかきたてて自らの「正義」を誇示し、ナショナリズムを鼓舞するのが「二分法」「二項対立」思考だ。バイデンの論法はこれに貫かれている。日本を含む世界の大勢はそれに追随している。  できるだけ多面的な報道を求め、歴史的視点をもった、熱くて冷静な思考を肝に銘じたい。最も危険なのは、「二項対立」で思考停止に陥ることだ。