中州には客引きが200名くらいいるそうで、いくつかの暴力団の配下にある。その客引き同士が昨年喧嘩しはっぽ事件にまでなった。神戸山口組から分裂した任侠(にんきょう)山口組の関係者。指定暴力団道仁会の傘下組織に属している2名の客引きだそうだ。それ以降、博多所が中州警戒態勢を敷いている。
署によると中洲の客引きは約200人(7月末現在)で十数グループに分かれ、それぞれ後ろ盾として県内外の暴力団組織が存在。縄張りは道路や街路樹、電柱ごとに区分けされているとみられる。境界線を越えて客に声を掛ければ客引き同士の小競り合いとなり「最悪の場合、背後にいる暴力団同士の抗争に発展する恐れがある」(捜査幹部)という。
福岡県警は、九州最大の工藤会を壊滅的にしたので、福岡では暴力団は弱体化していると思ったが、県警のホームページには、まだまだ、大きな暴力団がある。