先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

シベリアの永久凍地域の直径1Kmの穴

2017年09月28日 21時29分28秒 | 日記

昨年7月にロシア東部シベリアの辺境地域で発見された謎の巨大な穴に関するその後の調査により、同地域には同様の巨大穴が少なくとも7個存在することが確認された。地質学者が12日、AFPの取材に明らかにした。この現象は気候変動に関連しているとみられているという。

地元の人々の間で「世界の果て」として知られる同国極北地方で昨年見つかった巨大な穴をめぐっては、隕石(いんせき)が原因でできたクレーターとの説や、異星人の仕業かもしれないとの憶測が飛び交った。

 動画共有サイト「ユーチューブ」に投稿されたこの穴の動画は大きな話題を呼び、科学者らによる調査団が現地に派遣された。

「記録映像により少なくとも7個の巨大穴が確認できているが、実際にはまだ多数存在する」という。

 巨大穴は全て、シベリア北西部の地下資源が豊富なヤマロ・ネネツ自治管区内で発見されている。

巨大穴の成因については、隕石や異星人などではなく、永久凍土層の地下氷の融解と考えられている。地下氷の融解は、地球温暖化による気温上昇で加速された可能性があるという。下のNASA好評の地球温度上昇図をみると、立ちいくより大きく温度上昇している。その理由は不明だが、明らかにちきゅうおんだんかによると

NASAが公表している1951年から1980年までの気温の変動を記した資料では、右上にあるシベリア地帯の気温が最大でセ氏12度程度も上昇していることが確認できます

 ボゴヤフレンスキー副所長は、この現象について「火山の爆発に似ている」と説明。氷の融解に伴って解放されたメタンガスが、地中に蓄積されて高圧になり、ある時点で爆発を起こす。その結果として巨大穴が形成されるとしている。

 メタンガスは極めて引火性が高いため、科学者らは現在、巨大穴の潜在的危険性について評価作業を行っている。巨大穴の少なくとも1つは、採掘が行われているガス田の近くに位置しているという。(c)AFP

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土星の衛星に生命に必要な条件が揃っているという!?

2017年09月28日 21時10分31秒 | 日記

米航空宇宙局の無人探査機カッシーニによる最新の観測データで、土星の衛星で氷に覆われているエンケラドスは、生命に必要な条件を備えているとみられることを米航空宇宙局が13日、発表した。

土星と、その最も内側の輪の間に入ろうとする土星探査機カッシーニのイラスト(2017年4月6日提供)。(c)AFP/NASA/JPL-CALTECH

土星の衛星エンケラドスから噴出した水蒸気プルームの中を飛行する土星探査機カッシーニ(2017年4月6日提供)。(c)AFP/NASA

 

 それによると、厚い氷の層に覆われた海を持つ小型の衛星エンケラドスの表面にある割れ目から噴出している水蒸気プルーム(水柱)で、カッシーニが水素分子を検出したという。

 地球上では、熱水化学反応によって、太陽光が届かない深さの海底にある熱水噴出孔に微生物が生息できる環境が形成されている。

 科学者チームによると、エンケラドスのプルームは98%が水で、他に微量のアンモニア、二酸化炭素、メタンなどの分子が含まれている。これまで「発見が困難」とされていた水素の検出は、エンケラドスが生命を維持できる可能性があることを示している。

 これによりエンケラドスは、生命存在可能な条件を示していることに関して太陽系内でリストの上位にランクされることとなったという。

 燃料切れが迫っているカッシーニは現在、NASAが「グランドフィナーレ」と呼ぶミッションの最終段階にあり、土星とその輪の間にある幅2400キロの隙間を飛行している。

 

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40年前に打ち上げられた宇宙探査機ボイジャー、今も現役で活躍!

2017年09月28日 20時46分25秒 | 日記

 AFPが米航空宇宙局が40年前、人工物として地球から最も遠く離れた場所を目指す双子の無人探査機「ボイジャー」を打ち上げた。そして2機は現在もなお、宇宙空間を飛び続けて,今もなお、数々の成果を地球に送り続けている。

  

米航空宇宙局(NASA)が公開した、無人探査機「ボイジャー」の資料画像(2012年9月4日提供)。(c)AFP/NASA

 

ボイジャーは、木星や天王星、海王星といった他の惑星の探査を主任務とする一方で、人類の存在を広い宇宙に知らしめる役目も任された。 両機には宇宙人との遭遇に備えて、人類や地球上の生物に関する基本情報を収めた10億年以上の耐久性を持つ金色のレコードとプレーヤーが積み込まれている。

 レコードには、ザトウクジラの鳴き声やベートーベンの交響曲第5番、日本の尺八の音色、55言語のあいさつなどが収録されている他、中国の「万里の長城」や望遠鏡、日没、ゾウ、イルカ、空港、列車、授乳中の母親、人の性器といった画像115点もアナログ形式で保存されている。

それでも両機はこれまでに誰も目にしたことのない惑星の姿を次々と明らかにしていった。木星の表面に見える地球2個分の大きさを持つ巨大な渦「大赤斑(Great Red Spot)」も、そうした発見の一つだった。

 また土星の衛星タイタンに大気が存在することや、海王星の衛星トリトンで極めて低温の物質が噴出していることも判明した。

 ボイジャー1号はこれまでに造られたどの宇宙船よりも最遠の地へ到達し、2012年8月には地球から約210億キロ離れた太陽系外の星間空間に突入。また史上初めて木星・土星・天王星・海王星という4惑星すべてのそばを航行したボイジャー2号も、1号同様いずれ太陽系外に飛び出す見通しだ。

 プルトニウムの原子力電池を動力源としている両機は、電池の寿命が尽きるまで航行し、その後は天の川銀河の中心で周回を続けることになる。

 40年前に原子力電池を開発し、宇宙衛星に積み込んで打ち上げたというから、アメリカの技術力はすごいと思う。

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地球最古の声明は39.5億年前?!

2017年09月28日 20時30分00秒 | 日記

AFPが地球最古の生命の痕跡が発見されたと報じていた。東京大学の研究者らが39億5000万年前の地球上に原始的な生命体が存在していた可能性を示す最古の痕跡を発見したとの研究成果を27日、発表した。約45億年前に誕生した地球はその時代、複数の彗星(すいせい)が衝突し、酸素はほとんどなかったとされる。


 これまで最古の生命体の痕跡とされていたのは、今年3月に報告された、カナダ・ケベック(Quebec)州で発見された推定38~43億年前の痕跡化石だった。しかし、東京大学の研究者らは、英科学誌ネイチャーに掲載された最新論文で、この年代測定過程については「極めて異論が多い」と形容。カナダ・ラブラドルの太古の堆積岩の中から同研究チームが発見した炭素から成るグラファイトの微粒子こそが地球上の生命体について知られている中で最古の痕跡となる化石だと主張している。

 東京大学の小宮剛准教授は、AFPによる電子メールでの取材に対し、「これが最古の痕跡だ」とし、「私たちが採取したサンプルもまた、地球上に保存されている最古の表成岩だ」と述べた。

 初期生命体の痕跡化石は極めて珍しく、その時代から残っている岩石は保存状態が悪い場合が多い。

 小宮氏と研究チームは今回の最新研究で、ラブラドル地域にあるサグレック岩体の岩石に含まれていたグラファイトを分析した。グラファイトは炭素の一種で、鉛筆の芯などに使われている。炭素の同位体組成を測定した同研究チームは、このグラファイトは「生体炭素」だと結論付けた。これは、生命体が生成した炭素であることを意味する。

 ただし、この生命体の正体や、どのような姿をしていたかについては謎のままだ。

 小宮氏は研究の次段階について、「生命体の種類を特定するために、この有機物の窒素、硫黄、鉄や付随する無機物などの他の同位体を分析する予定」であることを明らかにした。また、岩石自体の化学組成を分析することで、生命体が生息していた「環境について推測することが可能」としている。

この生体炭素が、どんな生命であったかは、今後の解明をもつしかないが、生命の発生がいかにして生まれたかの解明につながってゆくであろう。

 

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ブラックホールが成長が止まる理由?

2017年09月28日 20時23分02秒 | 日記

京都大理学研究科の上田佳宏准教授が、欧米の国際研究グループとともに、ブラックホールの成長が止まる仕組みを解明した。

ブラックホールに吸い込まれるガスが放つ「光の力」が大きくなると、光で周囲のガスが吹き飛ばされ、ブラックホールの“食べる餌”がなくなってしまうからだという。ブラックホールや銀河の成長メカニズム解明の手がかりとなる成果で、英科学誌ネイチャーで28日発表するという。


 光さえも吸い込むブラックホールはそれ自体としては光を出さないが、吸い込まれる直前のガスは光を放つことが分かっており、明るく輝く「活動銀河核」として観測ができる。グループは、約400個の活動銀河核を宇宙や地上から観測したデータを用いて、ブラックホールの質量、周囲から出る「光の力」の大きさ、周囲にあるガスの量をそれぞれ求めて解析した。
 その結果、ガスが外向きに放つ「光の力」が、ブラックホールがガスを吸い込む「重力」を超えると、周囲のガスの量が減ることが分かった。その理由として、光が周囲のガスを重力の及ばない外側にはじき飛ばしているからだと推測した。
 上田准教授は「光の力が重力を超えたブラックホールは、やがて吸い込むガスが無くなるために成長が止まり、周囲の光の輝きも消えてしまうと考えられる」と話している。

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