ノースカロライナ大学チャペルヒル校とコロンビア大学メディカルセンターの研究者がマウスを使った実験で、脂肪を溶か貼り薬の開発に成功したいう。人に応用できれば肥満や糖尿病治療が革新的に変わるかも。
米国化学会(American Chemical Society)発行の学術誌「ACS Nano」に15日発表された論文によると、このスキンパッチはナノテクノロジーを利用して体内の代謝を上げ、エネルギーを蓄積する白色脂肪を、エネルギーを燃焼する褐色脂肪へと変化させることができる。マウスを使った4週間の実験では、スキンパッチが貼られた部分の脂肪が20%減少したという。
張り薬は、 皮膚に刺さる微細な針数十本が付いた指先大のスキンパッチに、これらのナノ・カプセルに入った薬が仕組まれている。薬の成分は人の髪の毛の400分の1ほどの細さに相当する直径約250ナノメートル(1ナノメートル=100万分の1ミリ)のナノ・カプセルに入れられている。この仕組みのため、継続的に幹部に神道できるとか。
ナノの大きさの超微細カプセルに薬を詰め込む技術やそれを針で肌に刺して注入できる微細な針の行動を支えるナノの「世界の技術があるからこそ実験できた話で、医療の世界でもナノ技術があったらこその話。