先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

北極圏、温暖化で植物が高く伸び、それがさらに温暖化を招く

2018年10月02日 23時28分19秒 | 日記
ニューズウィークが北極圏で、植物が成長しそれが更に温暖化を推し進めていることを報じていた。温暖化のドミノ現象はちょっとやそっとでは止められない。政治家にはそういう認識全くない。
 

北極圏の気温は上がり、背の高い植物が拡散している Anne D. Bjorkman

<北極圏の凍土帯(ツンドラ)は、温暖化で植物の背が伸び、そしてそれが、さらに温暖化を招いていることが判明した>

凍土帯120カ所で、30年に及ぶ調査の結果

 

地球温暖化によって北極圏の植物が高く伸びるようになり、それが温暖化を一層促進する――。そんな「温暖化のスパイラル」が、北極圏で進行しているようだ。

ドイツのゼンケンベルク生物多様性・気候研究センターが主導した調査で、研究論文が学術誌「ネイチャー」に掲載された。

北極圏の気温は上がり、背の高い植物が拡散している

北極圏の凍土帯(ツンドラ)は、世界の土壌炭素の3分の1から半分を含むことから、長年にわたり気候変動の調査が重点的に実施されてきた。今回の研究では、米アラスカ州、カナダ、アイスランド、北欧諸国、ロシアのシベリア地域の北極圏に位置する凍土帯120カ所で、30年に及ぶデータを分析した。

 

 

その結果、北極圏の気温はこの30年で、夏に摂氏約1度、冬に1.5度上昇していた。気温の上昇により、個々の植物の高さが伸びただけでなく、背の高い植物種が比較的暖かい地域から寒い地域へ拡散してきたことも確認された。背の高い植物が現在のペースで拡大を続ける場合、21世紀末までに植物群落の高さは最大60%増加する可能性がある、と研究者チームは予測している。

背の高い植物が雪を蓄え、雪が断熱材となって、凍土を溶かす

凍土帯で背の高い植物が増えると、冬により多くの雪が地表に保持される。この雪が断熱材となり、冬に土壌が急速に固く凍りつくのを緩和するはたらきをする。その結果、凍土が溶けて温室効果ガスの炭素を放出するプロセスが速まっている可能性がある、と研究者らは結論づけている。

 

中国、日本のEEZ内に軍事ブイ 

2018年10月02日 23時08分19秒 | 日記

 

中国の国際法を無視した行為、国際社会は止められない。

産経新聞によると、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、今年に入り、中国が新たに海上ブイを設置したことが2日、分かった。気象観測のほか、軍事目的で海中のデータを収集している可能性がある。中国が領有権を主張する尖閣周辺のEEZ内でブイが確認されたのは、平成28年以来。他国のEEZで無断で海洋調査を行うのは国連海洋法条約に違反しており、日本政府は中国側に抗議するとともに、設置の目的を分析している。

 日中関係筋によると、ブイは尖閣西側で台湾北方のEEZ境界となる日本と中国の中間線付近の日本側に設置された。黄色で直径、高さとも約10メートル。「中華人民共和国国家海洋局」と記され、アンテナを備えているという。

 海上保安庁はブイの設置場所について「日本が主張する中間線の極めて近傍」としている。中国大陸の基準線が明確ではなく、中間線には一定の幅があるとされるためだが、複数の関係者によると、日本が主張する中間線より日本側に設置されていることが確認されたという。

 中国は、一方的なガス田開発を進める東シナ海などで相次いでブイを設置。28年8月にも、日本のEEZ内で尖閣北西海域の中間線から約10キロ日本側でブイが確認された。高さ約10メートルで「中国海洋観測浮標」と記されていたという。

 25年には、中間線から中国側へ約300メートルの位置に中国が海上ブイを設置。当時の中国外務省の報道官は記者会見で「中国の管轄海域内に気象観測用に設置した。何ら非難されるべきものではない」などと主張していた。

 中国は新たなブイで艦船の航行に影響する気象観測などを行う一方、海中の音波を測定し、自衛隊の潜水艦を識別する固有のスクリュー音などの収集・分析を進めている可能性もある。

 東シナ海での中国の海洋活動をめぐっては韓国でも危機感が高まっており、現地報道によると、黄海周辺の韓国のEEZ周辺などでも中国がブイを設置、「軍事情報の収集目的」との指摘がある。


ノーベル賞受賞者の出身校

2018年10月02日 01時34分41秒 | 日記

 

上記表の受賞者の出身校を調べてみたら、以下の結果となった。政治、文学はのぞき自然科学のみ。。

京都大学:6名  東大:5名 (政治、文学を入れると8名)  名古屋:3名  東北、北大、東工大、神戸、山梨、長崎、徳島、埼玉:各1名

学生数から言うと、地方の国立、山梨、長崎、徳島出身者頑張っている。

私立大学出身者が居ないし、旧帝大の大阪と九州出身者も受賞者がいない。これはちょっとさびしい。