先端技術とその周辺

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米「INF全廃条約」離脱なら、新たな核軍拡競争に火が付く

2018年10月24日 03時26分25秒 | 日記
INF全廃条約は米ソ間の緊張緩和の取り組みとして、1987年に当時のロナルド・レーガン米大統領とソ連のミハイル・ゴルバチョフ書記長によって締結され、、核弾頭および通常弾頭を搭載し、射程が500キロから5500キロまでの範囲の地上発射型のミサイルの廃棄を定めている。
 
ロシアがこの全廃条約に違反したという理由で離脱するというのは、戦争に突入する前兆となる公算大。トランプ大統領一体全体何考えているのだろう。
 
ロシアの短距離弾道ミサイル「イスカンダル」。INF条約違反になる後継ミサイルをロシアは開発している、とアメリカは批判してきた Russian Ministry of Defense

<トランプの離脱表明には、ロシアとの関係を強化しつつ軍備増強を進める中国への対抗意識も?>

ドナルド・トランプ米大統領は10月20日、冷戦時代に旧ソ連との間で結んだミサイル条約から離脱する意向を表明。これを受けてロシアは、対抗上ロシアも新たな兵器の開発を進めていくと明らかにした。

 10月22日、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は記者団に対して、トランプが1987年に米ソ間で結ばれた中距離核戦力(INF)全廃条約からの離脱を示唆したことについて「世界をより危険な場所にしかねない」と警告した。INF全廃条約は、核弾頭および通常弾頭を搭載し、射程が500キロから5500キロまでの範囲の地上発射型のミサイルの廃棄を定めている。

アメリカとロシアは、互いに相手がこの条約に違反して兵器の開発を行っていると非難してきた。ペスコフは、同条約を離脱するという米政府の決定は、アメリカが条約で禁止されたミサイルの開発に取り組んでいることを示している可能性が高く、ロシアも対応策を講じることになると語った。

ロシアの英字新聞モスクワ・タイムズによれば、ペスコフは「(条約離脱は)アメリカが今後、公然とこれらの兵器の開発を行うつもりであることを意味している。そうなれば諸外国が行動を起こす必要があり、ロシアとしてもバランスを取るべく対応せざるを得ない」と語った。

欧州諸国は軍拡競争への発展を懸念

INF全廃条約は米ソ間の緊張緩和の取り組みとして、1987年に当時のロナルド・レーガン米大統領とソ連のミハイル・ゴルバチョフ書記長によって締結された。しかし21世紀に入って、ジョン・ボルトン現大統領補佐官(安全保障担当)などの保守派がアメリカの軍事力のさらなる拡大を訴え、同条約の破棄を呼びかけてきた。そして2014年、米政府はロシアが新たな巡航ミサイルシステムの開発を行い、条約を破っていると非難した。

ロシア側はこれを否定。だが米国務省は2017年、ロシアが開発しているのは核弾頭が搭載可能な地上発射型巡航ミサイル「9M729」だと特定し、同ミサイルの射程距離が条約違反にあたると改めて非難した。一方でロシア側は、アメリカがNATO(北大西洋条約機構)加盟諸国に配備しているミサイル迎撃システムこそが条約違反だと非難した。

ヨーロッパ諸国は、同条約が破棄されれば軍拡競争は避けられないと懸念している。ドイツのハイコ・マース外相は10月20日、ドイツの当局者たちは「これまでロシアに対して繰り返し、アメリカによる条約違反の申し立てに回答するよう促してきた」と声明で述べ、今後は「アメリカに対して、同条約からの離脱が招き得る結果をよく考えるよう促していく」と表明した。


BMW もトヨタも巨大なリコール、160万台と124万台!

2018年10月24日 03時07分27秒 | 日記

10月に入って、BMW 、トヨタが大型のリコールを発表。ドイツの車も結構リコールが大きいのは驚かされる。特にAudi、その親会社のVWの排ガスでの虚偽報告派日本以上。何も高いカメ出してドイツ社を買うのはばかだという小ん\明だろう。

BMW、リコール拡大=世界で160万台に―韓国出火事故

ドイツ自動車大手BMWは23日、韓国での出火事故頻発を受けたディーゼル車のリコール(回収・無償修理)で、対象を世界全体で約160万台に拡大すると発表した。

同社は8月、欧州とアジアで48万台のリコールを決めていた。日本では、8月末に国土交通省に届け出済みの3万9716台を含め、約9万3000台が対象になる。 

 

トヨタも124万台リコール=不適切プログラムで走行不能も

走行中の異常判定をする制御プログラムが不適切で、電圧を制御する部品が壊れた場合に走行不能となる恐れがあるとして、乗用車「プリウス」など3車種計124万9662台(2009年3月~14年11月製造)をリコール(回収・無償修理)すると国土交通省に届け出た。リコール台数の規模としては、過去11番目の多さ。

 国交省によると、急加速など高い負荷がかかる走行の最中に、部品が損傷するケースがある。その場合、警告灯が点灯して加速できなくなり、走行不能になる可能性がある。
 対象は他に「プリウスα」とダイハツ工業からトヨタが受託生産した「メビウス」。これまでに3件の不具合の報告があったが、事故は確認されていないという。(2018/10/05)