ロシア・モスクワで行われたウラジーミル・プーチン政権による年金改革案に反対するデモで、プーチン氏の顔のステッカーを踏みつける参加者
年金改革で、支給年齢を65歳に延長したことに対する国民の不満で支持率が39%まで落ちたとのこと。ロシアでの平均寿命は60歳程度と言われており特に極寒地域では更に短く死後にしか年クンがもらえないことや今案で年金依存率が高くこれを延長されるのではたまらないという。
クリミア半島の軍事併合で国民支持率が異様に高くなったことを背景に低いGDPにも拘らず、日本円で5,6兆円以上使ったことで年金にしわ寄せが来てしまったが、国民はそれは耐えられないということ。
プーチン氏は先週、年金の支給開始年齢を男性は65歳、女性は60歳に段階的に引き上げる法案に署名した。ロシアで年金支給開始年齢の引き上げは、旧ソ連時代の1930年代にさかのぼる現在の年金制度史上で初めて。
大半のロシア国民は年金改革に強く反対しており、路上での抗議行動も起きている。国民からの支持率が高いから国威発揚のためだから少々の我慢をしてくれると高を踏んだのが間違い。