ぴぃ達が隣へやって来てから、少し変わった事がある。
いや、色々変わったのだけれど、中でも私が強く戸惑ったのは
ぴぃとろん。女性同士の会話である。
美容院の話、化粧品の話、流行の洋服の話、着物の話、スウィーツの話・・・エトセトラ。
ひえ~っ!全くわからんぞ、おいっ
いや、上辺では適当に興味があるような顔をして聞いてはいるけれど、
元来、ヒジョーに面倒臭がり屋で、化粧もまともにした事のない私にとっては
まるで別世界の話のようなのだ。
いや、想像上ではピンクのフリルや白いレースのドレス
薔薇の花が頁のあちこちに飛びまわり、宝石の一つや二つに煌きの星が散る
・・・世界も持ち合わせているのだけれど、
正直、この間のディケイドを見ていて、
客演の光太郎さんの変わらぬ変身ポーズのタメとキレに興奮し、
「ったく、だれっと変身してんじゃねえぞ!若いもん
おい、見習え
変身っちゅぅもんは、魂を込めてやらにゃぁいかん
」
とTVに向かって叫ぶ方が、楽に住める自分の世界である事に間違いはない。
が、しかし彼女達の中に居ると、やはり少しは綺麗にした方が良いかも・・・と
半年ほど前から、ぴぃと同じ美容院に行き始めた。
美容院など2~3年に一度の生活をしてきた私にとっては、まさに快挙だ
で、今日、私は・・・
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美容院で初めて(白)髪を染めた
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だいたい、じ~っと座っているのが大の苦手。
しかも、眼鏡を外すので何も見えない状態で長時間。
色々物思いに耽ったとしても、誰も文句は言うまいと、自分に甘くしたのが駄目だった。
カラー溶液を塗る前に、兄ちゃんが耳に何かを被せた時に、そのスイッチが入ってしまった
透明なシャワーキャップのちぃこいのんを両耳に付けた自分の顔が鏡の中にかすかに見え
「あ~、くらげみたいだなぁ。」と思った瞬間に脳裏に浮かんだのは
『女ベニクラゲが三途の川へ招く』というキカイダーの16話のタイトル
あとはもう、ギルの笛に苦しむジローが、投げられた毒クラゲに耳を塞がれて
結果、ギルの笛から逃れて無事にチェンジするというあのエピソードが
頭の中をぐるぐると・・・駆け巡る駆け巡る・・・
「ダークに生まれし者はダークに帰れ」とギルの笛が聴こえ始める・・・。
そういえば、かぁちゃんが狂ったように電話をして来ていた頃、
私はかぁちゃんからの着信音を『ギルの笛の音』にしていた事がある
かぁちゃんからの電話は私にとって、まさしく不完全な良心回路に激痛を与える物だったのだ。
かぁちゃん、今日からショート。
ギルの笛が聴こえなくなってからもう何年も経過した。
不完全な良心回路は年月を経て益々不完全になっているので、
今聴こえたら、きっとショートして機能停止したかもしれない。
時の流れは案外、ちゃんと計算されて、その時々を作っているものかもしれない。
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え~、おそらく、極々一部の方にしか分からないエピソードになってしまったので、
カテゴリーは“こちらmamaKです”の方で・・・
あの、お分かりにならない方が健全な大人でいらっしゃると存じ上げます。
(一応これは、たてまえです
)
いや、色々変わったのだけれど、中でも私が強く戸惑ったのは
ぴぃとろん。女性同士の会話である。
美容院の話、化粧品の話、流行の洋服の話、着物の話、スウィーツの話・・・エトセトラ。
ひえ~っ!全くわからんぞ、おいっ
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いや、上辺では適当に興味があるような顔をして聞いてはいるけれど、
元来、ヒジョーに面倒臭がり屋で、化粧もまともにした事のない私にとっては
まるで別世界の話のようなのだ。
いや、想像上ではピンクのフリルや白いレースのドレス
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薔薇の花が頁のあちこちに飛びまわり、宝石の一つや二つに煌きの星が散る
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・・・世界も持ち合わせているのだけれど、
正直、この間のディケイドを見ていて、
客演の光太郎さんの変わらぬ変身ポーズのタメとキレに興奮し、
「ったく、だれっと変身してんじゃねえぞ!若いもん
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変身っちゅぅもんは、魂を込めてやらにゃぁいかん
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とTVに向かって叫ぶ方が、楽に住める自分の世界である事に間違いはない。
が、しかし彼女達の中に居ると、やはり少しは綺麗にした方が良いかも・・・と
半年ほど前から、ぴぃと同じ美容院に行き始めた。
美容院など2~3年に一度の生活をしてきた私にとっては、まさに快挙だ
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で、今日、私は・・・
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だいたい、じ~っと座っているのが大の苦手。
しかも、眼鏡を外すので何も見えない状態で長時間。
色々物思いに耽ったとしても、誰も文句は言うまいと、自分に甘くしたのが駄目だった。
カラー溶液を塗る前に、兄ちゃんが耳に何かを被せた時に、そのスイッチが入ってしまった
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透明なシャワーキャップのちぃこいのんを両耳に付けた自分の顔が鏡の中にかすかに見え
「あ~、くらげみたいだなぁ。」と思った瞬間に脳裏に浮かんだのは
『女ベニクラゲが三途の川へ招く』というキカイダーの16話のタイトル
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あとはもう、ギルの笛に苦しむジローが、投げられた毒クラゲに耳を塞がれて
結果、ギルの笛から逃れて無事にチェンジするというあのエピソードが
頭の中をぐるぐると・・・駆け巡る駆け巡る・・・
「ダークに生まれし者はダークに帰れ」とギルの笛が聴こえ始める・・・。
そういえば、かぁちゃんが狂ったように電話をして来ていた頃、
私はかぁちゃんからの着信音を『ギルの笛の音』にしていた事がある
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かぁちゃんからの電話は私にとって、まさしく不完全な良心回路に激痛を与える物だったのだ。
かぁちゃん、今日からショート。
ギルの笛が聴こえなくなってからもう何年も経過した。
不完全な良心回路は年月を経て益々不完全になっているので、
今聴こえたら、きっとショートして機能停止したかもしれない。
時の流れは案外、ちゃんと計算されて、その時々を作っているものかもしれない。
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え~、おそらく、極々一部の方にしか分からないエピソードになってしまったので、
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あの、お分かりにならない方が健全な大人でいらっしゃると存じ上げます。
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