『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

綺麗だ

2009年09月05日 04時47分06秒 | 日々の出来事
もし、今晩お天気で、少しの時間がありましたらば、夜空を見上げてくださいませな。
満月でございますよ。



久しぶりにベランダで、おっつきさんとランデブー
       そういえば、昔、ランデブーと言うマニア向け雑誌があったっけな
         クィーンの『オペラ座の夜』にはシーサイド・ランデブーって曲が入ってたっけな



秋の気配に気を良くしていたのに、随分蒸し暑い一日だった。
けど、おっつきさんのいでたちは既に秋の装い。
虫の音が一際高く、やっぱりもう秋なのか・・・。

今年の夏は蝉の声がいつもより静かで、早くから力尽きて転がってた。
何故だかクマゼミじゃなくってアブラゼミが多かったしね。
ツクツクホーシの声は聞かないままだったような。
・・・なんて、時を振り返る魔法を秘めた月の光。


かぁちゃんの家がまだ少し離れていた頃、
日が落ちてから朝までの間に少なくとも3回は
自転車転がしながらおっつきさんとデートしてたのに
隣に来てから、空が狭くなってしまって前ほど会えなくなってしまった。
そして、いつしか会えない事が当たり前になってしまってた。
だから・・・殊更に会おうとしなかった。


でも、そこに在るのだね。
満ち欠けを繰り返して必ずそこに在るのだね。
私が存在しなかった頃からも、存在しなくなってからも、必ず在るのだね。
あ、そうか・・・見つめて語りかけられるからおっつきさんが恋しいのか。
お日様はそうはいかないものね。



今宵のおっつきさんは姉さまのように
柔らかな微笑を浮かべているようでありました。





あはは・・・年甲斐も無く
不意にこんな事を想ってしまうって事は・・・間違いなく秋ですな



コメント (4)
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