四万温泉の手前に「甌穴」という川の流れでできた穴ぼこが並ぶビューポイントがあります。
事前学習で見ると、碧い水たまりがいくつも並んで
とても幻想的な風景。
私はこれがとても楽しみだったのですが、前日の大雨で 当然水量の増した川。
穴ぼこなど通り過ぎて 濁流となっておりました。
甌穴見学ポイントは、川のぎりぎりまで降りていくこともできるのですが
さすがにこの濁流ぎりぎりまで来ると ちょっと身の危険さえ感じてしまいました。
(お時間ありましたらリンク先にて 本来の雰囲気もご覧ください)
でも渓流独特の涼しさと、何もかも忘れられる川の流れる音は素敵。
+α、ここはオサレなカフェ付きときているのでございます。
上流の旅館経営のカフェ「kiseki」が、渓流沿いにありまして、
急停車してさっそくアイスコーヒーを。
オープンテラスではもう真下が「甌穴」ビューポイント。
小市民的な楽しみ方を愛する私たちとしては
こんな所を独り占めできるのはこの上ない贅沢なのでございます。


カフェの中もアートな雰囲気。
今年はこの街で「中之条ビエンナーレ」というアートイベントがあることもあり
全体的にアートモード入ってます。
3時のチェックインまでの間の時間つぶし…なんて思っていたら
ずいぶん長居をしてしまいました。
いよいよ、お宿へ。
四万温泉のメインストリートからはちょっと離れたところに宿をとりました。

これはお泊まりした宿ではありませんが、最寄りのバス停。
なんだかひなびた感じがいいでしょう?
本日のお宿、三木屋旅館さんにチェックイン。
こちらは部屋数が8部屋というこじんまりしたお宿です。
(あえてこういうところを探したので)
露天と内風呂が一つずつ、大浴場という感じではありませんが
ゆったりとほぼ貸切状態で入ることができます。
さっそく 露天に浸かってみると、山間のバイパスがかなりよろしく見える。
ということはあちらからも見えるんでしょうね、と思いつつ、
もうアラフィーだからいいや ってのんびりと。
(ちなみに 翌日このバイパスから露天風呂を見てみたら
婦人風呂のカランまではっきりと確認できました。っつうことは人間は言わずもがななんでしょうねぇ)
夕食まで時間があったのでそのままお散歩へ。
実は 「なにもしない 何も見ない」はずでしたが、
しっかり私は大好きポイントをチェックしておりまして…。
そこのことは次の記事でご紹介するとして、
やっぱりお楽しみは御飯ということになります。
年々、味覚や食事の量その他もろもろ、旅館のお食事に対する採点が厳しくなってきていますが
こちらのお食事、いろいろ工夫しておられるんだなぁ というのが伝わってきて
完食いたしました。
おうちでも参考にできるtipもいくつかあり、近々再現してみようと思います。

夫はビーフシチューのパイかぶせと、海老たっぷりの卵サラダがお気に召した様子(割と可愛い味覚をしているようだ・笑)
ビーフシチューというのは 最近あちこちの観光地で見かけるアイテム。
先のkisekiというカフェでも 限定5食のビーフシチューがあったりして
お店お店の特徴を出しやすいのかも。
私はかぼちゃ(だと思うのだが)とすり身のあんかけみたいなのが美味しかった。
こういうのは、まず自分じゃ作らないからね(笑)
「動けない」と言うところまで食べて
(最近 ここまで食べるということをしていなかったので
胃がかなり軟弱になっていると見えます)
それでもしっかり温泉に入って、翌日に備えて早々就寝いたしました。
……続きます。
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