広報邂逅記

広報宣伝に携わる私が、世の中の面白いこと、美味しいものや温泉鉄道旅を紹介します。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。

ブログ110216 音無の森、頼朝八重姫伝承

2011-02-17 09:17:44 | Travel&Sightseeing
伊東へは「ひぐらし会館」に用事があって行ったのだが、
まだ時間があったので近くを散策することにした。


そばに松川という川が流れており、行ってみると神社が見えた。
せっかくなのでお参りしてみようと川を渡ると
こじんまりした神社だったが由来等の看板がしっかり建っていた。


読んでみると、意外に由緒正しき神社らしく、内容もぐっとくる。
見渡してみると、確かに縁結びと書いてある。ちょっと気恥ずかしい・・・


「音無の森、頼朝八重姫伝承」
 曽我物語によれば、伊東の北の小御所に住
んでいた若き日の頼朝は、伊東祐親の三の姫
八重姫と結ばれて、二人の間に千鶴丸と名づ
けられた若殿が生まれました。
 二人が愛を語らった場所が、この音無の森
だと伝えられています。
 頼朝は、この対岸にあるひぐらしの森で、
出会いの時を待って日ぐらし過ごしたといわ
れます。今はその森に日暮八幡社があり、ひ
ぐらし会館が建っています。
 両方の森を結ぶ岡橋(左手に見える)の手
すりには、頼朝と八重姫の姿が描かれていま
す。
            伊東市教育委員会


何ともロマンチックな話では、ないですか。
家の近くに日暮里という地名があるが、日暮里にはそんな素敵な由来はあるのだろうか・・・


八重姫の祠


この音無神社は小さな神社ですが天然記念物の樹もあり、下記の通り記されている。

市指定文化財(天然記念物)
「音無神社のタブの木」
 タブの木は、海に近い暖地性の常緑高木で、
クスノキ科に属し、別名イヌグスあるいはタマの
木ともいう。わが国の中部以南から遠くは沖縄、
中国南部にかけて自生する。
 伊豆でも、巨大なものは珍しく、このように市
街に巨樹が残っていることは、伊東市がいかに○○
であるかを示す標準木(学術的)である。
  1、高さ 12m  目通し 4.10m
  2、高さ 14m  目通し 3.50m
 指定 昭和43年6月7日
              伊東市教育委員会

看板のすぐそばに鎮座するタブの木 樹齢は1000年らしい。

 
左は八重姫の祠の右隣に鎮座するタブの木、右はその向かいに鎮座するタブの木
左の写真は少し手振れを起こしてしまったが、その分神々しい感じに撮れた。


お参りをして、おみくじを引いてみると1番で大吉だった。

 
縁結びの神様だし、もしかしたらいいことがあるのかな(少し期待)


お手水の石のデザインも可愛い。左手には絵馬が掛かっていて縁結びの祈願もあった。

■音無神社(おとなしじんじゃ)
所在地:静岡県伊東市音無町1-12
交 通:JR伊東線・伊東駅下車徒歩15分または、バス・竹町下車、徒歩3分
連絡先:0557-37-2213
御祭神:豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
御神徳:子宝、安産





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする