今夜は八芳園さんのご招待でOMOTENASHIレセプションに。
白金台の駅が出来たので八芳園も随分便利になった。
門をくぐると、松に満月が大変きれい。
携帯写真なのでその美しさが伝えきれないのが残念だ。
今回は八芳園が新しい試みで始められたおもてなしの和の文化体験をコラボしたく、実際に内容を見てみようと思い足を運んだ。
また、いつものパターンで強く願うと叶うもので、能のイベント企画を考えていて、能楽堂じゃキャパが大きいし、ただ能を観るだけではそれこそ能がないので、どおしたものかと思っていた矢先の案内だったので、まさにまたまた、渡りに船である。
しかも、能楽士は七拾七年会の武田宗典さんではないか
本当に人のご縁とは不思議なものである。
文化体験のコーナーでは、華道と茶道が見学出来るのだが、時間の関係上かどちらか一つしか見れないようであった。
我々は華道を見たのだが、唄を詠み、枝花を活け、袱紗を出してテーブルを拭くと言う作法とお点前らしく、不思議なものであった。
ちょっと活けるのが乱暴なのでお点前の優雅さはあまり感じられなかったが、袱紗さばきが表千家風だったので、まあお点前なんだろうな。
ただ、汚したテーブルを袱紗で拭くのは絹だからもったいないし、さしてきれいにはなっていないのも微妙であった。
とにかく不思議な華道であった。
その後、本館のバンケット見学なのだが、和食の簡単マナーを教えていただけてとても良かった。
箸の持ち方は習ったので正しくできるが、お椀の食べ方は記憶には残っていなかったので、今回正しく学べて大変助かった。特に蓋を取る時に糸ジリを掴んでいたが摘むと言うのが正しいらしい。
爪の長い女性には厳しい所作だ。
蓋についた水滴が落ちないように、12時の方向に開け、3時の方向に回し、左手に持ち替え、右手に戻し、置くらしい。
一度にすると、粗暴に見えるので、持ち替えるようなのだが、糸ジリを摘み、残りの指を真っ直ぐに伸ばした時点で、ツリそうだ。
バンケットの見学では、お酒の新商品発表会を想定してデコレイティングされていたが、テーブルに置かれたシャンパングラスのシャンパンが、減ってたり、飲み干されていたものがあり、前に回った人達が飲んだのでは…。