プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
Love&Smile~♪

木曜日にはココアを

2022-08-22 | プクニの本棚
『木曜日にはココアを』青山美智子/宝島社(2019/8)

川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。
そのカフェで出された一杯のココアから始まる、
東京とシドニーをつなぐ12色のストーリー。
卵焼きを作る、
ココアを頼む、
ネイルを落とし忘れる…。
小さな出来事がつながって、
最後はひとりの命を救う―。
あなたの心も救われるやさしい物語。~裏表紙より


図書館予約で数ヶ月待ってようやく手元に。
初めて読む作家さんでしたが、
人気だったのですね・・。

青山美智子さんは、大学卒業後シドニーの日系新聞社で記者として勤務し、
2年後に日本に帰国。
この「マーブル・カフェ」の一杯のココアから始まる12編の連作短編集は
シドニーの情報誌『月間ジャパラリア』にて連載された小説を改題し刊行されたもので、
第1回宮崎本大賞を受賞とのこと。

自分と重なるキーワードがいくつかあって引き込まれ、1日で読了。
重なる事とは、、、
・オーストラリアにワーホリに行った事
・そこでオーストラリア人の友人を得た事
・その子と35年来文通をしている事
・心臓の手術をしたことがある事
・前世の話しを信じている事
・アロマ好きである事
等々、
状況は本作とは少しずつ違ったりしますが、
何だかただの小説とは思えなくて・・

内容はココアのようにほっこりする連作でした。
とても読みやすいです。
1話目と最後の12話目が「ココアさん」で繋がり
温かい気持ちになりました。

どうやら、読編があるらしいので
そちらもまた図書館で予約しなくっちゃ









ご訪問ありがとうございます



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