1月中に改造したものの、忘れてしまっていた、ぺるけ式ヘッドホンアンプVer3について。
なにやらネットでの情報では、ダイアモンドバッファ初段のトランジスタを交換すると
違いが出るということで、とりあえず試してみることに。
オリジナルでは2SC1815/2SA1015を使用しているのを、あえてBC550C/BC560に交換
することに。
ただし、元のトランジスタはhFEが135/150(すごいばらつき、もはやこれは選別したとは
言えないレベル)だったものが、それぞれ460/461になるので、抵抗を交換せずに使用すると
どういったことになるか。(大方の予想済み
基板を大きく作りすぎたということもあって、交換作業は簡単ながら、部品の足の順序が違うので
写真中央の上下のように、斜めに配置する格好に。(詳しくは各自、データシートを見てください)
さて、音出し。今まで散々エージングしたものの、新しい部品ということで。
電圧測定。初段のFETは触っていないので、変化なく。(それは当然
出力側の10Ω間の電圧を調べると、4.75V→4.35Vと低下。(予想以上に低下;;;
(もはや、こここまでくると、ダイアモンドバッファ部分の抵抗を交換したいところ)
しかし音的には、今までの状態からすると、非常にすっきりした音に。
そういえば、音を鳴らしている間、ノイズが減ったような気が?
いつも聞く複数の曲を次々と再生していって、こんな所にこんな音が入っていたかな?
といった不思議が。
ま、気分の問題かな?ということで。
-----------------------
入力側(写真右)のところに、電解コンデンサが1個。
ある方からの薦めで追加することに。
実は、この両面基板、表側の大きな面がマイナス電源側となっていて、裏側が、GNDとなっていて。
個人的には、基板とシャーシ間でも静電容量が稼げるかなという、意味もない設計をしたのがアダで、
マイナス電源パターン面とGNDパターン面が表裏逆という大失敗作で。
ある方からの指摘で、GND-マイナス電源間に電解コンデンサを追加してみると、
ダイオードで構成しているマイナス電源がより動作安定するという事で、試してみることに。
違いは・・・・さっぱりわかりませんが、悪いことではないので、効果あるのでしょう・・・といった感想で。
(後から考えてみると、電解コンデンサの容量不足のような気が・・・)
-----
その後からの指摘が・・・
「電解コンデンサと並列に0.1μFでいいから、フィルム系のコンデンサを追加してください。」
追加するのをすっかり忘れていたという、これまた大ポカが。