まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ 27

2013年02月03日 | Weblog

 1月中に改造したものの、忘れてしまっていた、ぺるけ式ヘッドホンアンプVer3について。

なにやらネットでの情報では、ダイアモンドバッファ初段のトランジスタを交換すると

違いが出るということで、とりあえず試してみることに。

 

 オリジナルでは2SC1815/2SA1015を使用しているのを、あえてBC550C/BC560に交換

することに。

ただし、元のトランジスタはhFEが135/150(すごいばらつき、もはやこれは選別したとは

言えないレベル)だったものが、それぞれ460/461になるので、抵抗を交換せずに使用すると

どういったことになるか。(大方の予想済み

 基板を大きく作りすぎたということもあって、交換作業は簡単ながら、部品の足の順序が違うので

写真中央の上下のように、斜めに配置する格好に。(詳しくは各自、データシートを見てください)

 

 さて、音出し。今まで散々エージングしたものの、新しい部品ということで。

電圧測定。初段のFETは触っていないので、変化なく。(それは当然

出力側の10Ω間の電圧を調べると、4.75V→4.35Vと低下。(予想以上に低下;;;

(もはや、こここまでくると、ダイアモンドバッファ部分の抵抗を交換したいところ)

しかし音的には、今までの状態からすると、非常にすっきりした音に。

そういえば、音を鳴らしている間、ノイズが減ったような気が?

いつも聞く複数の曲を次々と再生していって、こんな所にこんな音が入っていたかな?

といった不思議が。

ま、気分の問題かな?ということで。

 

 

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入力側(写真右)のところに、電解コンデンサが1個。

ある方からの薦めで追加することに。

実は、この両面基板、表側の大きな面がマイナス電源側となっていて、裏側が、GNDとなっていて。

個人的には、基板とシャーシ間でも静電容量が稼げるかなという、意味もない設計をしたのがアダで、

マイナス電源パターン面とGNDパターン面が表裏逆という大失敗作で。

 

ある方からの指摘で、GND-マイナス電源間に電解コンデンサを追加してみると、

ダイオードで構成しているマイナス電源がより動作安定するという事で、試してみることに。

 違いは・・・・さっぱりわかりませんが、悪いことではないので、効果あるのでしょう・・・といった感想で。

(後から考えてみると、電解コンデンサの容量不足のような気が・・・)

 

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その後からの指摘が・・・

「電解コンデンサと並列に0.1μFでいいから、フィルム系のコンデンサを追加してください。」

追加するのをすっかり忘れていたという、これまた大ポカが。