激闘編は続く。
問題が起こった場合は、再度回路をチェックしなければということで、しばし眺める事に。
そもそも、多回転半固定抵抗が500Ωと並列に470Ωの抵抗が付けられているのは何故だろうかという事と
左チャンネルが問題ないので、なにか違いがあるだろうという事で、多回転半固定抵抗を、そーっと外して
値を計ってみることに。(間違えないようにマジックでL,Rと書き込む)
なんと単体で計ると、全く違った値になっていたとは。
片や150Ω、片や400Ωといった具合で、左チャンネルに合わせてから基板に戻すことに。
おお。解決。
なんと可変範囲があまりに広すぎるのと、設定できそうなポイントが2ケ所あったとは。
しかし、そのうち1つは先のようにマイナスからプラス側に急激に電圧か変化するといった具合だったので
これに気づかなかったとは。(教訓。半固定抵抗は右から左まで回しきって、また左から右に回しきること)
さて、これでとりあえずの音だし。出力側は5mV程度となっているものの、熱結合をしていないため
ふらふらする様子ながら、50mV以上にはならないので、テスト動作ということで、このまま電源を
入れたまま様子をみることに。
確かに出力側が0V近くなので、左右とも歪みが感じられないものの、やはりホワイトノイズが若干ある
様子で、これが2SC1815なのかということかと納得したものの、コンデンサなどの慣らしも必要なので
このままエージングすることに。
朝、夜と出力側の電圧を測定すると、10mV程度しか変化していないのと、ケースの蓋を閉めていた
ということもあって、熱結合しないわりには以外と安定しているなと。
しかし3日目になってもホワイトノイズは減らないので、やはりトランジスタを交換する必要がありそうなのと
出力側に電解コンデンサを追加すると、音的にどのような変化があるのかというのも知りたいため、
続けて変更することに。