ここからは、何故か蛇足編に。
出力側に電解コンデンサを付けると、どのように変化するか。
世の中には、DCこそ音本来であって、コンデンサの音など邪道という方々が多いものの、コンデンサの
種類によって、音の響き方高域や低域の伸びが変化してくることは、今までの実験で分かっているので
今までの要素から、よさそうと思われるものをとりつけてみることに。
今回はシルミックⅡ。1000μFを。
中低域が非常に良い響きを出すので付けてみることに。
なるほど、予想より上をいく感じで、艶やかな音、といった感じで、これも好みの音になりつつあるようで、
エージングが楽しみに。
このあたりになってきて、やっと回路の癖が飲み込めてきたため、変化がわかるようになってきたのは
嬉しいことで。
出力側に電解コンデンサをつけたことで、出力側の負荷が直接回路に影響しにくくなったためなのか、
なんと出力のDCオフセットが非常に調整しやすくなったのは以外といえば以外で、当たり前といえば
当たり前のことなのかも。
今までであれば、多回転半固定抵抗の1/3回転程度で最悪300mVも変化していたものが、
2回転ほどで同様な変化がするようになり、これでこそ微調整のための多回転半固定抵抗といった
様子がありありとうかがえるようになったので、回路定数が決まれば、多回転半固定抵抗の両端に
に抵抗をつけて、調整範囲を極端に狭める必要がなくなったのは大きな利点かも。
(経年変化を考慮すると、最後の対策が正解なのだが。。。)
あとは、電源電圧の変更を、と思いきや、またもやミスを。
電源入力部分にフィルタを付けているものの、そこに間違って耐圧16Vの電解コンデンサを付けているので
これを耐圧25Vに交換して、+15Vにすることに。
(耐圧ぎりぎりなので、問題ないといえば問題ないものの、ここは気分的な事を優先ということに)