まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ 35

2013年02月23日 | Weblog

  初段の、より多くの熱結合と終段のヒートシンクを取り付ける事に。

 

台所用すきまテープ(粘着剤付きアルミテープ)が手持ちにあったはずのに、行方不明のため

百均に買いにいったところ、何故か見つけられず(そんな馬鹿な)、しかたなく手持ちで

工作することに(毎度のこと)

 先に両面テープと適当な厚手のビニル袋を切って貼り付けたものの、もう少し熱をまわすために

その上からまたもや両面テープとアルミ箔を貼ることに。

 

 出力側の電圧変動を見ると、なるほど以前より良くなっているので、アルミテープは偉大なり

ということで。(指先で触っても3mV程度)

 

ただ以前から気になっていたのは、アルミ箔を触るとハムノイズが聞こえてくるのを、どのように

対処しようかということを。

シールドするために、細い真鍮線を巻きつけ、それをグランドに落とすしか方法が思いつかないものの

何もしないよりはましだろうということで、次の機会に実践することに。

終段のヒートシンクは、アルミ板を曲げることに。

適当なアルミ板(0.8mm厚)があったので、これまた適当なサイズに切ってテストを。

というのは、実は折り曲げ機(ホーザン)を持っているものの、今までに1度しか曲げたことがなく

それも、1mm厚、幅100mmを曲げたところ、3度試しても綺麗に曲がらず、今ひとつといった具合だったので、

かなり慣れが必要という事で敬遠していたものの、今回はどうしても必要ということで、

折り曲げ機を取り出してくることに。(重いし、さびが出てきているし)

 もうひとつの問題は、5mmの幅を挟む事が出来るかということで、これも試してみないことには

分からないので、掴ますことに。

なんと今回は、1度目で綺麗に90度に曲げる事に成功。

どうも以前は、曲げる板をしっかり固定できていなかったのが問題だった様子で。

 

 アップで見ると、曲げた部分にシワが入っているので、曲げる時の力加減が必要というのが分かるものの、

折れることがなければよいので、1度目の工作としては成功ということで。

 

結局、上面15x32.5mmの大きさに、曲げた側面が5mm幅という物ができてしまい、

テストだったものがそのまま採用ということに(しかし、傷だらけで見栄えは非常に悪し)

 売り物でもないし、量産することはまずないので、これで十分かと。

さて固定方法を考えてなかったので、どうするか算段を。

とりあえずトランジスタの端どおしに引っ掛ける格好にして、以外とぴったりと収まるものの

強度的な問題もあるので、何かに固定しなければということで、基板の空き部分に穴をあけ

ネジ穴を切り、そこに2mmのビスで固定することに決定。

 

 動作テスト。

元より、それほど熱い状態ではなかったので、さほどヒートシンクの必要性を感じなかったものの、

ヒートシンクを設置してみると、思ったより暖かいという感じで、以外と放熱されているのがわかり、

これはこれで良いことかと。

 もっと熱くなるのであれば、アルミ板の上にさらに突起状の部分が必要かと思っていたものの、

このままで十分に仕事をしている様子で。

もうひとつ考えていたのは、今の曲げた板と、内側にも、もう1枚曲げた板を取り付けようかという案で。

現状では、トランジスタの外側と上面だけにアルミ板が当たっているので、内側の面にも板が当たるように

出来ないかという事を考えたものの、非常に手間がかかるのと精度を出すのが大変なので、

これは別の機会にということで。

 

ただ、電源電圧が+-6Vなので、今後、電圧を上げる予定なので、もう少し発熱するだろうと予想を。

そうなると、基板の上を囲い込む格好になっているヒートシンクでは都合が悪そうな気も。

なにせ真下には抵抗が6本もあるので、それに熱が加わる事になるので、分離型か、穴を

開けるか考える必要がありそうで。

コメント
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