初段の、より多くの熱結合と終段のヒートシンクを取り付ける事に。
台所用すきまテープ(粘着剤付きアルミテープ)が手持ちにあったはずのに、行方不明のため
百均に買いにいったところ、何故か見つけられず(そんな馬鹿な)、しかたなく手持ちで
工作することに(毎度のこと)
先に両面テープと適当な厚手のビニル袋を切って貼り付けたものの、もう少し熱をまわすために
その上からまたもや両面テープとアルミ箔を貼ることに。
出力側の電圧変動を見ると、なるほど以前より良くなっているので、アルミテープは偉大なり
ということで。(指先で触っても3mV程度)
ただ以前から気になっていたのは、アルミ箔を触るとハムノイズが聞こえてくるのを、どのように
対処しようかということを。
シールドするために、細い真鍮線を巻きつけ、それをグランドに落とすしか方法が思いつかないものの
何もしないよりはましだろうということで、次の機会に実践することに。
終段のヒートシンクは、アルミ板を曲げることに。
適当なアルミ板(0.8mm厚)があったので、これまた適当なサイズに切ってテストを。
というのは、実は折り曲げ機(ホーザン)を持っているものの、今までに1度しか曲げたことがなく
それも、1mm厚、幅100mmを曲げたところ、3度試しても綺麗に曲がらず、今ひとつといった具合だったので、
かなり慣れが必要という事で敬遠していたものの、今回はどうしても必要ということで、
折り曲げ機を取り出してくることに。(重いし、さびが出てきているし)
もうひとつの問題は、5mmの幅を挟む事が出来るかということで、これも試してみないことには
分からないので、掴ますことに。
なんと今回は、1度目で綺麗に90度に曲げる事に成功。
どうも以前は、曲げる板をしっかり固定できていなかったのが問題だった様子で。
アップで見ると、曲げた部分にシワが入っているので、曲げる時の力加減が必要というのが分かるものの、
折れることがなければよいので、1度目の工作としては成功ということで。
結局、上面15x32.5mmの大きさに、曲げた側面が5mm幅という物ができてしまい、
テストだったものがそのまま採用ということに(しかし、傷だらけで見栄えは非常に悪し)
売り物でもないし、量産することはまずないので、これで十分かと。
さて固定方法を考えてなかったので、どうするか算段を。
とりあえずトランジスタの端どおしに引っ掛ける格好にして、以外とぴったりと収まるものの
強度的な問題もあるので、何かに固定しなければということで、基板の空き部分に穴をあけ
ネジ穴を切り、そこに2mmのビスで固定することに決定。
動作テスト。
元より、それほど熱い状態ではなかったので、さほどヒートシンクの必要性を感じなかったものの、
ヒートシンクを設置してみると、思ったより暖かいという感じで、以外と放熱されているのがわかり、
これはこれで良いことかと。
もっと熱くなるのであれば、アルミ板の上にさらに突起状の部分が必要かと思っていたものの、
このままで十分に仕事をしている様子で。
もうひとつ考えていたのは、今の曲げた板と、内側にも、もう1枚曲げた板を取り付けようかという案で。
現状では、トランジスタの外側と上面だけにアルミ板が当たっているので、内側の面にも板が当たるように
出来ないかという事を考えたものの、非常に手間がかかるのと精度を出すのが大変なので、
これは別の機会にということで。
ただ、電源電圧が+-6Vなので、今後、電圧を上げる予定なので、もう少し発熱するだろうと予想を。
そうなると、基板の上を囲い込む格好になっているヒートシンクでは都合が悪そうな気も。
なにせ真下には抵抗が6本もあるので、それに熱が加わる事になるので、分離型か、穴を
開けるか考える必要がありそうで。