計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

そろそろ学会発表エントリーの時期だなあ・・・。

2013年01月07日 | 気象情報の現場から
 本日の予報も無事に終わりました・・・さて、今度は書類の準備です。

 2013年5月15日(水)~18日(土)の日程で、(社)日本気象学会2013年度春季大会が、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都内)を会場に開催されます。過去2年連続で春季大会に参加して発表しておりますので、今年も・・・と言う流れです。

 しかも、参加申込期間が「1月8日~2月5日」という事で、そうのんびりともしていられません。ただ、参加費を支払って「参加します」と表明するだけでは不十分なのです。発表するためには、どのような題目で、どのような内容の研究発表を行うのか、と言った「予稿」を提出し、予備審査?を受けなくてはなりません。

 予稿は1つの発表テーマにつき1ページなので、分量は大したものではありません。しかし、研究の背景→手法→結果→考察→結論、さらには謝辞や参考文献…と言った多岐に渡る内容を効率良く「1ページ」の中に、その研究の全体像=アウトラインをコンパクトに纏め上げなくてはならないため、なかなか大変なものです。

 研究がある程度の段階まで進んでいて、発表当日までにそれなりの成果が出せる"見込み" が無いと、発表の申し込みには踏み切れない所もあり、エントリーするかどうかの判断も難しい所です。

 写真は、昨年の発表予稿の原稿です。2件発表したので、2ページ分です。



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