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甲賀三郎 洋館ミステリー劇場 旧武藤山治邸

2025年03月08日 | まち歩き

久し振りに演劇を観てきました~

たまたま高校時代の悪友に、何故か役者志願の者がおりまして、、

そ奴との付き合いから、20代前半より数多くのお芝居を観劇して参りました。

何しろ新人・若手の役者(劇団にも依るでしょうけれど)には公演ごとに数十枚以上ものチケットノルマが課せられ、そのノルマが何時の間にやら私にも課せられる羽目になり 友人やら知人やらを誘って何度も繰り返し同じ舞台を観る事もザラだったわけなのです~

従いまして、演劇が好きだとか 興味があるわけでもなく ただ単にお付き合いとしての観劇だったのですが、、

  今回 観劇したのがコチラ

実のところ今回も演劇そのものへの興味というより、登録文化財である貴重な洋館そのものをじっくり観察したい という想いからの観劇だったのです。また同時にコチラの『武藤山路邸』はウチから一駅先の舞子公園に在り、ご近所という事で気軽に参加できるのも魅力でした

  明石海峡大橋のたもとですわ~ 海峡の先に見えるは淡路島

武藤山路邸は元々はもっっと内陸側に建っていたらしいのですが国道2号線の拡幅に伴い移設を強いられ移築。その後海岸が大幅に埋め立てられ当地(元々は海のなか)に移設され4億円もかけて大修復が行われ現在に至る との事でした

元々は和室棟もある大規模な邸宅だったらしいですが、全部を移築するには費用も掛かり過ぎる事から洋館部分だけになったらしい  なので建物自体は案外小振りな風情です~

  室内は、それなりに立派な様子でした

家具や調度品も歴史あるアンティーク感たっぷりな重厚なモノも多く、一つ一つじっくり眺めたい気分です。中央が この館の主であった『武藤山路』の肖像画とのことです。

 

さんざん演劇そのものには興味がない みたいに書いてきましたが、、

コチラの演劇は 実に楽しめましたわ~

建物をじっくり観察したい という目的がメインで、演劇は添え物みたいな感覚でしたから内容は一切関知していなかったわけです。ミステリー小説と云えば江戸川乱歩が有名(私でも聞いたことが有る)ですが、コチラの甲賀三郎も人気があったらしいですネェ

一般的な演劇は 観客は席に座ったままで、ステージ上に繰り広げられるお芝居を眺めるだけなのですが、、 コチラのお芝居はストーリー展開に合わせて 観客も次々に部屋を移動する という画期的な観客参加型の展開となっておりました!!

更には、お芝居を愉しみながらも 真犯人を推理しなければならない という課題もありますから 一層真剣に眺めなければなりません。 いやはや、こう云った参加型の演劇というのは初体験でもあり、実に楽しめましたわ~

追加公演の『高碕記念館』も 趣きのある建物のようですので 興味が沸いてきました~