フェニックスプログラム 自分でできる骨盤調整 その1
《 単純なモノほど 奥が深い 》
フェニックスプログラムの基本は、ただ両足を外側に向けて開いて 腰を下げるだけという極めて簡単な運動です。これを股割り運動といいます。
とても運動と呼べるほどの動きもなく 単純な姿勢をするだけなのですが、私の場合この単純な姿勢で安定して立っていられるようになるのに3ヶ月を要しました。 そこにPNFという理論が秘められております。
PNFとは、固有受容性神経筋促通法と翻訳され 感覚受容器を刺激することで神経や筋肉の働きを高め、身体機能を向上させるリハビリ技術のことです。元々 小児麻痺の機能回復訓練を基礎にした、脳と運動機能の関係性に注目した神経系を含めた機能向上を目指したプログラムです。
この股割り運動による骨盤調整は、骨盤内の腸腰筋群が左右うまく補正しあい協調することで 骨盤が前後左右に 偏りなく 正しい角度に調整される(=すなわち "体幹" が整う)ことであり、それにより安定した股割り運動が可能になると説明できます。
ただし、筋肉の変化 からだの変化は、じつに ゆっくりで 時間がかかります。早く効果を得ようと、最初から無理して沢山やったり 長時間やったりするのは、むしろ逆効果なのです。
なので、はじめは物足りない位の軽めのスタートにして、難なく無理せず とにかく継続に集中することが重要です。
これらの効果は個人の体験であり、効果をすべての人に保証するものではありません。
《 フェニックスプログラム の ご案内 》
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