2014年の夏にヤフオクで落札した北欧のスピーカ audiopro社 AVANTEK FIVEですが、、
なんだ かんだ と 重い腰を上げるのに一年半もかかってしまいましたが、遂に ようやく 着手することになりました!!
最大の難関である"ネットワーク"の作製では、なんといっても回路設計というか定数の設定が非常に悩ましいわけです。
最も簡単なL・Cを一個づつ使った6dB減衰の回路にするか、より急峻12dBな減衰特性ができる回路にするか?とか、カットオフ周波数をどの辺りに設定するかなど、多くのネット検索より得た情報を元に設計マニュアルに従って ようやく定数を決めパーツを入手したわけです。
コイルも、コンデンサも、抵抗も 全て独ムンドルフ社製を選択しております。これらを10×15cm程の小さい板に納めなければAVANTEK FIVEのなかには入りませんので最初から難問山積なのです。ちなみにオリジナルは内部の天井にボンドでしっかりと貼り付けられており取り外しが困難です!!
本当は なんとかして取り外したいのですが、、、 基板を破壊しなければ無理だろうなぁ・・・
ネットワークの自作用に配線電線を調達してきたのですが、どちらを使用しようか迷っております。
左は、抵抗などオーディオパーツの専業メーカー = アムトランス製の金メッキOFC銅線で 1mが880円もします。
右は、一般的な電子回路用の銅線で10mで320円です。
単純に価格を比較すれば、価格差は 約30倍ですよ!!
自作派は、どうしたって高い方を選びたくなりますネ~
結局 一般より30倍も高いアムトランス製のOFC線で作製しております。
肝心なSPユニットです。 左側がオリジナルで、右が北欧より仕入れたSEAS製です。
写真で見る限り それ程の差は見られませんが、実は、じつは、、、 もの凄い違いがあります!!
オリジナルはプラスチックのフレームに軽い磁石なので1Kgにも満たないですが、SEASのER15はダイキャストフレームにずっしりした磁石なので手に取ると ズッシリと重量感があります。
で、これらのユニットを AVANTEK FIVE のエンクロージャに収めるわけですが、これがまた アレコレ細工(切ったり貼ったり)をしなければならないので、まだまだ時間と労力がかかるわけです。
北欧の製品は結構 真面目に作られており、内部に補強版が4,5枚も付けられている為 配線を通すだけでも いちいち面倒で苦労させられます。
完成がいつになるやら皆目見当が付かない状況ですが、焦らず気長に作業を進めることにします。