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THORENS トーレンス TD320 その5 ドライブベルト再交換

2024年09月28日 | ターンテーブル

この夏の猛暑で完全に伸びきってしまったTHORENS トーレンス TD320 のドライブベルトですが、、

純正品と同等長さのベルトに交換した所、恐らくは ベルトの材質や伸縮率の違い等により 異常にキツキツの状態となり 何やら異様な悲鳴音が聞こえてきました~

あくまでも素人の見当ですが、モーターの軸受け部(ベアリングでしょうか?)が既に劣化しており そこに無理な力が加わって連続的な悲鳴音が発生したのじゃないかと思われます。なにぶん発売後40年も経過している骨董品ですから できるだけ無理な負荷を掛けたくないわけです。なので、ひと回り大き目のベルトに交換することにしました。

初めに入手したのが 全周502mm でしたので、もう少しだけ大きなサイズが全周522mmを選んでみました。まあ予想通りに ゆるくも無く かたくも無く 丁度良い塩梅でモータープーリーとターンテーブルが接続されました。恐る恐るスタートSWを押しますと、 ゆるり、ゆるーり回転し始め くだんの悲鳴音も一切聴こえなくなりました~ めでたし めでたし

  回転速度のチェック

回転数に関しては 裏ブタを開いて 内部基板を引っ張り出して 制御用VRを調整しました。この機種は回転数の調整するには裏蓋を開いて 更に基板を引き出さなくてはならないので 非常に面倒なのです。恐らく暫く使用を続けているとベルトの馴染み等により数字は変化するでしょうけれど、プレーヤは正しい状態(頑丈で安定した水平)に保っておく必要がありますので 調整後は再び基板を元に戻し 裏蓋も固定しました。

 

と、ここまで来たところ フト ある事に気付いてしまいました~

 そう云えば アームの高さ調整はどうなっていたっけ???

現在 コチラのプレーヤには 差当りの暫定的対応としてMICRO精器のMA-202トーンアームを取り付けております(将来的には FR-64 とか WE-308 等に交換したいと考えておりますが、、)  コチラのトーンアームには黄色矢印の位置に六角イモネジがあり 上下方向に簡単に高さを調整することができます。で、これまでは通常のセオリ通りにレコードをかけた状態でアームが水平になるよう 大まかに設定しておりました。

上記は昔のオーディオ雑誌の記事で 写真も判り辛い感じですが、アームは水平になるように調整すべき と解説されております。これまではコレに何ら疑いも無く水平、水平と盲信してきましたが、、

何かの雑誌か、ネットの情報か、記憶が定かではないですが、カートリッジは少し前のめりの方が良好である というような情報があったような記憶があり気になっておりました。

  そこで物は試し と少しばかりアームを高くしてみたら、、

 実に良い!!

 低域から高域までスッキリと伸び伸びした感じ

 気のせいか盤面からのノイズも減少したかも

  ちなみにコチラが以前の様子です

   コチラが現在

カメラのアングルも異なっているので比較がムツカシイですが、少しだけアームが高くなっている状態です。

恐らくは気のせいだろうと思いますが、女性ボーカルのさ行で以前の水平調整ならば歪んでしまった箇所でも現在の前のめりだと歪なく再生してくれてるように感じます。

前々から コノさ行の歪み問題を解決しようと悪戦苦闘してきたわけです。カートリッジの微妙な左右ズレを微調したり 針圧を微調したりと アレコレ知恵を絞っても解決できずで 矢張り丸針や多少の楕円針では無理なんだろうと諦めておりました。ところが、もしかするとカートリッジの角度調整で いくらか改善の余地が残されているのではないかと考えております。アナログ本格的派・専門家・お詳しい方 からするとアームは水平でなければならないの かも知れませんが、、 

ほんの些細な調整の違いが、再生音に大きな違いを生むのがアナログの醍醐味でもあると思います!!

ドロ沼の 更なる 深み へ

  突き進んで参ります~

 


THORENS トーレンス TD320 その4 ドライブベルト

2024年09月20日 | ターンテーブル

九月も後半になってきた というのに 相変わらずの猛暑!!

身も心も 既に ヘトヘト状態 

暑さを耐え忍んで やっとこさ 生き長らえて居る と云ったところでしょうか、、

とは言え、文句ばかりを並べたところで状況は改善するわけも無く、久し振りにオーディオ工作でもスタート

前回のブログにも紹介した通り、今春に入手した骨董品プレーヤ= THORENS TD320 のドライブベルトが猛暑により伸びきってしまい、いとも簡単にスルリと抜け落ちてしまっております!!

入手当時から結構ユルメかもなぁ~と感じていたもの、ベルトドライブのターンテーブルを使用するのが初めてだったので。こんな感じが普通なのだろうと楽観しておりました。しかしながらほんの僅かに振動を加えたりするだけでスグにベルトが外れてしまうと、ターンテーブルを外し、ベルトを掛け直し、再びターンテーブルを載せ直す という実に面倒な手順でベルトを掛け直さねばならず辟易したわけです。

コチラ THORENS トーレンスのプレーヤー というのは、モーターや設置する台からの外部振動を遮断する為に、奇抜なフローティング構造になっております。つまり操作部分や制御基板とモーターが設置された筐体部分と、そこから3ヵ所の板バネで浮遊接続されたターンテーブル+トーンアームの設置されたフローティング部分で構成されています。従って、トーンアームを操作すると ターンテーブルも含めたフローティング部全体がフニャフニャと動いてしまうわけです。そのフニャフニャした動きがドライブベルトにも伝わり、固定されているモータープーリーとの連結によりテンションが緩んだりでスルリと外れてしまうわけなんです。

上の写真では、左側のグレーの小さいのがモータープーリーで 右側の大きい円盤がサブターンテーブルです。サブターンテーブルの下に切り欠き(黒い線)が見えまして、ココの部分がフローティング構造となってフニャフニャと浮遊しているわけなんです。

  伸びてしまったベルトがコチラ

半折りにして計ってみると だいたい275mm位ですかネェ 初めて知りましたが、こう云ったベルトの寸法は半折りにして計るみたいです。 交換用のベルトを探し始めて判ったのですが、実にピンからキリまで多種多様なベルトが世の中には溢れかえっておりますわ~  密林通販では送料込みで数百円のモノからありましたし、恐らくはメーカー純正であろう1万円超えのモノまでピンキリ

  恐らくはメーカー純正品  THORENS 社製ドライブベルト

輸入代理店の取り扱いでなく、老舗オーディオショップ等が独自に輸入されたと思われるベルトですが だいたい1万円前後で売られております。そりゃ勿論 材質とか精度はコチラが良いのだろうと思われますが、如何せん高額です。もしコチラしか選択の余地が無ければ仕方なしと考えるかもですが、代替品が ほぼ1/10程度で入手できるわけですから、、

   と云うワケで  格安のドライブベルト

安さだけを追求するならば千円以下もあったのですが 残念ながら寸法のバリエーションが少なかった コチラのurban field はお手頃価格ながらバリエーション豊富ですから寸法の微調整が可能です。THORENS TD320 のドライブベルトについて検索すると、どうやら純正ベルトは全周500mm弱のようでした 従ってそれに近い全周502mmを入手

   上が新たに入手した新品ベルト、下が伸びきってしまった旧ベルト

ようやく新しいベルトが手に入り、

 意気揚々と新品ベルトを掛けようとするも 余りにも きつくて チョット心配

新品ベルトだから、最初は少しキツくても じきに少し伸びて丁度良くなる?? という安易な考えもあり メインのターンテーブルを載せて回転スタート

トッ、トッ、、ところが、、

 何とも言えない妙な ”キシミ音” と云いますか、、

  イヤァ~な悲鳴なような連続音が発生しております!!

  コ レ は マ ズ イ で す 

何しろ発売してから40年前後も経っている骨董品プレーヤですから無理は禁物!! 身の回りにある電化製品でも40年も現役で使えるモノなんて滅多にないでしょうからねぇ、ここは絶対に無理な負担を掛けてはなりませぬ 一番重要な回転部分を破壊してしまっては元も子もないですからねえ

ターンテーブル回転にて機械的負荷の掛かるのは、ターンテーブルの軸受けとモーターの軸受けの二か所だけだろうと思います。その内 ターンテーブルの軸受けは目視できて問題は無さそう、残りのモーターの軸受けは当初より硬さを感じておりました。モータープーリーを指先で回してみると、予想ならばスルスルッと滑らかに回ってくれるところ 実際には重々しくカクカクした動きだったのです。多分カクカクした動きは古いDCモーターでもあり極数の関係なのだろうと思いますが、動きの重々しさは軸受け部の劣化があるのじゃないかと想像しております。

今回、新品ベルトでモーターの軸受けに横方向の負荷がかかった事で そこから異音(悲鳴)があがってしまったのだろうと思われます。要するに、ベルトというのは全周というか寸法が同じでも その材質や厚み・幅により軸受けにかかる負荷というか圧力は全く異なる訳で、どうやら今回入手したベルトはいささか小さ過ぎたのだろうと考えます。

そこで改めて もうひと回り大きいサイズを調達し直そうと思います。やはりコノ状況ではサイズのバリエーションが豊富な業者さんは頼りになりますわ~

イヤハヤ 骨董品を扱うのは容易じゃありませんネェ~

 


夏の終わりに、、Joyce、Allan Holds Worth、Vince Mendoza、Chikuzen Satoh

2024年09月11日 | 音楽

コノ 猛暑は いつまで続くのかぁ、、

九月も そろそろ中旬を迎えるというのに 引き続きの猛暑で もうウンザリ ですわ~

心身の疲れもとっくにピークを越え、ただひたすら耐え忍ぶだけの毎日

もしかして 素敵な音楽を聴いたら 少しは気分がスッキリする?かも と数枚のCDを入手しました 

と云うのも、レコードを聴くには球アンプを2台(イコライザーとメイン)も灯さなくてはならないし、たまたまヤフオクにて前々から気になっていたアーティストのCDが目に付いたので落札した というわけです

   ジョイス Joyce ILHA BRASIL

そうそう、つい先日 ブラジル音楽の有名人 セルジオ・メンデスの訃報がありましたネェ~ 1970年の大阪万博でセルジオ・メンデスのコンサートが開催されることになり、そのTV宣伝で『フールオンザヒル』と『マッシュカナダ』が ほんのチョットだけ(15秒か30秒か?)流れてきて、ウッヒャ~ なんてカッチョイイ音楽なんだ!! と、完璧に魅了された記憶(当時10歳)が残ってます・・  

では本題に戻りまして、ジョイスさんですネ 美しく澄んだ歌声は 夏の終わりに聴くにはモッテコイなんじゃないかと思います 以前から存じ上げておりましたが御本人のCDを始めて入手しました そして参加ミュージシャンを眺めていたら、、

なんとも凄い重鎮も参加しておられましたわ~ 直線⇒の HERMETO PASCOAL  

と同時に少し下がった所に 日本人らしき名前も発見 YUKA KIDO フルート ラテン系のフルート奏者はデイヴ・ヴァレンタインしか知らない(勉強不足)ので、どんな方なのだろうと検索してみると、、  城戸 夕果 さんと云うラテン系のベテランフルート奏者でブラジルにも住んでいたことがあってジョイスとも親しい関係らしい方だと判りました  ラテン系フルート独特の浮遊感の表現も素晴らしいわ~ 

   アランフォーズワース  Allan Holds Worth   ROAD GAMES

コチラも前々から お名前と演奏は聴いておりましたが 初めてCDを入手  

一口にエレキギターと云っても その音色とか演奏方法は物凄く多種多様であり好みが分かれるところだと思われます コチラのアランフォーズワースは演奏方法は極めてオーソドックスながら、楽曲の緻密な構成とか 難解な部分も多かったりと聴く人にとって好き嫌いがハッキリしそうな気もしますが、、 どうやら私好みの浮遊感タップリの楽曲もあり お気に入りの1枚になりそうですわ~

 

   ヴィンス メンドーサ Vince Mendoza  START HERE

コチラもどちらかと云えば一部マニア受けするような感じなのかも知れませんが、、

ヴィンス メンドーサの緻密で複雑な楽曲はお気に入りでオーケストラ盤は既に1枚は持っているのですが コチラは10名位の中編成バンドで構成されております。

ライナーノーツを見るまで全く知りませんでしたが、ドラムのピーター・アースキンとも交流が深いとの事で凄腕ミュージシャンが一堂に会している感じですネェ~ 豪華なメンバーが勢揃い それぞれがリーダーアルバムを作っている程の演奏者(個性が強そうな)が集まっている中で、御自身が作曲・編曲した楽曲を御自身の思うようにまとめ上げる ってのは何かと御苦労も多いんじゃないか??とも思われますが いかがなものでしょうか~

 

   佐藤竹善 Chikuzen Satoh   CORNER STONES

やはりコチラも前々から お名前だけは見聞していたものの、今回 初めてCDを入手しました~

 どちらと云えば玄人受けするタイプなのかも知れませんが、、

実の所 佐藤竹善 さんの楽曲をまともに聴くのは初めてだったのですが、ズバリ カッコイイですネ! 他のアルバムを聴いたことが無いので この1枚に関してだけ云うと ハッキリ好み です。 最初の一曲目を聴いて即座に思ったのは、角松敏生氏にグッとフャンキーと黒さを混ぜ合わせて よりグルービーにした感じ ですかね

ひょっとすると日本でなく米国で活動されていらっしゃるのでしょうかねぇ、単なるフュージョンとは異なるフャンキーさとグルーブが堪りませんわ・・

 

 本来ならば、もう そろそろ 秋の始まりに オススメな楽曲とか紹介できれば良いのでしょうが、、

 この猛暑では 暑さに耐え忍ぶだけで 音楽を楽しむほどの余裕はありませんからねぇ、、

 

ついでに言うと、数か月前に入手したトーレンスTD320は この暑さでドライブベルトが伸びきってしまい 何度ベルトを掛け直しても スルッと滑り落ちてしまいます。なので秋からの本格的な音楽シーズンを迎える前にドライブベルトを調達しなければなりません!!


『書いてはいけない』森永卓郎 著 と『日航123便 墜落の事実』青山秀子 著

2024年09月02日 | うんちく・小ネタ

この夏も昨年同様 またはそれ以上の猛暑に襲われたわけですが、、

線状降水帯、ゲリラ豪雨、土砂崩れ、、世界中から干ばつと大雨災害のニュースが絶え間なく届いており、これらの原因が大量の二酸化炭素放出による地球温暖化と云われておりますが 果たして?? 

年々深刻化する地球温暖化の問題に対して二酸化炭素放出を少しずつ減らしたところで状況が改善するとは にわかに信じられない気がしますが、いかがなものでしょうか  

近年 声高に云われる SDGs なる???なモノも 何かしら裏に大きな影(=)が潜んでいるような気がしてなりません。

と、マア前置きが長くなりましたが、最近読んだ2冊の本を紹介します

  『 書いてはいけない 』 森永卓郎 著

ここ数か月の森永氏の豹変ぶりには驚かされましたネェ~ 以前のふくよかで ガッハッハッと笑いながら お元気そのものだったのが、一気に病人顔になられ 痛々しいほどの御様子です。

日米間の闇、芸能界の闇、経済界の闇、、それぞれに裏で大きな力が働いているようです!!

しかし この本からもイマイチ釈然としないのが、日本特有の問題(?)であるジャニーズ問題が 何故英国BBCが名乗りを上げたのか? 先頃の天皇陛下の訪英にも何かしら関係があったのか が気掛かりになっております。数年前でしたか、、米国ハリウッドの有名プロデューサーによるセクハラ疑惑がニュースとなり Me too ミートゥ が大流行しました。ひょっとして そのあおりもあってBBCスクープでもあったのか 否か も気になるところです。

こう云った 大きな力に抗するような 大ネタ を公開するには それなりの覚悟が必要なわけですが、、 余命宣告を受け入れ、せめて生きてる内に懸命に発表されたわけですネ~

 

  『日航123便 墜落の新事実』 青山秀子 著

毎年 お盆近くになると 日航ジャンボ機の事故が話題になります。 

500名以上もの人命が失われた大惨事でした。多くの方は当時マスコミ公表された圧力隔壁の修理ミスが事故原因だと信じ込まされたわけですが、、

それとは別の原因だったんじゃないか という疑惑は以前からアレコレ云われてきたようですが 真実か否か?明確な確信がありません。事故機のボイスレコーダーやフライトレコーダーの情報が公開されれば 事故原因についても全容が判明するのだろうと思われますが一向に公開は拒否され続けております  どうやらコチラも裏に大きな力が働いているのは間違いないと思われますネェ~

著者は元々日航の社員だった方で、この事故でお仲間を沢山亡くされており、また飛行機の運用・運行についてもお詳しいわけです。それ故、事故原因についても不可解なことが数々発覚し 謎が謎をよび 謎(=闇)が一層深まったという事でしょう

しかしコノ本に書かれた内容は相当にショッキングな出来事だったわけですわ~  

どうやら事実・真実を知る方は多く存在している(?)ものの、それぞれに御自身の保身のため 硬く口を閉ざされている という現状みたいです 真実を知りたい という興味からすると、自衛隊訓練との関係性と御巣鷹山に墜落した後に何があったのか

ここでフト想い出されるのが 米国の9・11事件に関する疑惑

航空機に体当たりされた高層ビルの崩壊現場で、鉄骨基礎材が高温でグニャグニャに溶解していたという目撃証言  一般的な航空機燃料による火災では鉄が溶ける程の高温にはならないという解説もあり疑惑満々です  一方 御巣鷹山で御遺体を検死された医師の証言によると御巣鷹山での御遺体は一般的な航空機火災とは様子が違っていたらしい とのこと

どうやら、この世の中は すべからく裏の大きな力に支配され尽くしているのかも知れませんネェ~

詳しく知らない方が、の~んびりと気楽に暮らせるような気がしますわ~