ここ数か月間に入手したCDを紹介
かなりお気に入りの楽曲もありまして、充実した音楽生活が過ごせます。
コチラは海外で活躍している日本の才女です。国内でも大活躍(芸能界ではなく音楽業界なのかな)されているようなのですが、あまり一般には知られていないのかも、、、
私の大好きな、やたらと複雑に手の込んだ和声アレンジが特徴で、シンフォニック・ジャズという形式?というか目新しいカテゴリに分類されるのですかね、、 以前に紹介したアルゼンチンのnora salmoriaとも通じる複雑なアレンジに引き付けられます。
そのシンフォニック・ジャズというカテゴリを検索すると、どうやらコチラも聴かなければならないようです。 なんとなく以前から その名前だけは折々に聞いてましたが、特段の興味は持たないままでいました。今回初めてyoutubeで検索してみると、アラ まぁ~ コレは とっても好いですネ!!
と、いうわけで Vince Mendoza です。多くのCDアルバムがあるなかで、いちばん『 浮 遊 感 』が高そうな コチラ を選びました。 米国のJAZZギタリスト John Scofield をフューチャーしたメトロポールオーケストラとの共演作です。
この写真で解る?ように、大きくて音の良さそうな広々した大きなスタジオで 『 響 き 』を大切に録音されております。ジャズとクラシックの録音は基本的に異なっており、ジャズは楽器にオンマイクで録る、 クラッシックは会場の響きを録る って感じなので、一般的なジャズアルバムは直接音だけを録音されていますが、コチラの作品は美しいクラシックの手法で録音されており、美しさ(浮遊感も)が際立っております す ば ら し ~
浮 遊 感 と言えば、コチラもかなりです!!
とは言え、当初 Robert Grasper を聴くまえは、 エ~~ HIP HOP てのは黒人のラップとか、そういった類の チョット私には無関係な音楽なんじゃないかと拒絶したのですが、、、
いざ聴いてみると、こりゃあ いいわ~ って感じですわ・・・
youtubeで検索すると しっかりした実力を兼ね備えており、過去のジャズを網羅した上に立脚して この先の可能性を探求している感じですかねぇ リハーサルかウォミングアップかで4ビートを演っていたのですが物凄く上手でビックリしました。
70年代にジャズ界で起こった 電化サウンド が、40数年経って ひとつの到達点というか、集大成なのかもと感じました。
その Robert Grasper が、電化サウンドを一旦離れてアコースティックに戻ったトリオ編成のアルバムです。
わざわざ古い雰囲気の残ってる(だろうと想像してます) Captol studio で録音してます。
ひょっとしたらアナログで録音したのでしょうか?? かなりアナログ音を意識したサウンドという気がします。
つい最近まで コルトレーンに こんな素晴らしいバラードがあるとは知りませんでした。
これまで JAZZアルバム必聴盤とか推薦盤を紹介する本は大体 目を通しているつもりですが、このアルバムを紹介している記事には見覚えがありませんでした。
そもそも、ケニーバレルとコルトレーンのデュオなどという演奏は かなり珍しい組み合わせなんじゃないかと思います。
このなかの 一曲で、「 WHY WAS I BORN 」という3分チョイの短い曲なのですが、コレは良いです!!!
またメンバーが凄いですからネェ・・・ マイルス絶頂期(かな?)の面々です
いやはや、まだまだ 掘り起こせば 知らなかった 名曲や名演奏に出会うことができそうです
楽 し み 楽 し み し め し め