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DENON DVD-2930 トレーが開かず が 解消 CDもまた良し!

2023年05月28日 | オーディオ

 真空管アンプに目覚めて そろそろ一年になります

私自身も とっくに還暦を越えて身体の変化衰え を実感するところなんですが、、

意外なことにマイナスの変化だけでなくプラスの変化もありウレシイかぎり~ と、云いますのは 球アンプにのめり込むと、今まで見向きもしなった音源が 改めて新鮮に聴ける喜びが生まれてきたわけなのです。

コレまでトランジスタアンプを愛用していた頃は、とにかく高解像度・ワイドレンジ・高いS/N=ダイナミックレンジ が重要で ハイレゾ志向でした。『広々とした静寂空間にクッキリした音像が明確に定位する』様なステレオ再生を追い求めており、通常盤のCDをそのまま聴くことは滅多になく、PCでリッピングしてハイレゾ化=192kHz 24bit のWAVファイルに変換してネットワークプレーヤで再生しておりました。

ところが、球アンプを愛聴するようになって、細かいことは気にせず、ゆっ~たり と 太く 分厚い サウンドを楽しむようになってくると、自分でも驚くような変化が起こって参りました。 前述の通り、かつては CDをそのままCDプレーヤーで聴くことは考えられなかったわけなのに 球アンプでは CDそのままのサウンドが魅力的に感じてきたのです!! ハイレゾを追い求めていた頃は、CDを高解像度に変換したデータファイルをメモリに保存すれば イチイチCDをケースから取り出す手間も省けるので 保管スペースも必要なCDを手放そうかとも考えましたが、実行せずに助かりましたわ~ 

   残しておいて良かった~

 

そのCDプレーヤーですが、、

長年 愛用してきたDENON DCD-1650AZは数年前から故障を修復できず放置状態なので 仕方なくDVDプレーヤーのDENON DVD-2930を引っ張り出してきました。少し前に 恐らく5、6年ぶりにホコリをかぶった状態のDVD-2930を使おうとしたところ、どうしてもトレーが開かず大変な苦労をしてようやく開かせました。その時点では 開かない理由=原因が判らず トレーを引っ張り出すためのベロ取っ手を貼り付けたわけです。

  下の写真の青囲み  トレーの下に出てる白いプラ板がそれです

で、今後は しばらく コチラのDVD-2930にはお世話になる事になりそうなので原因を追究すべくアチコチを入念にチェックしたところ ようやく原因が判りましたわ~

写真では殆ど見えないですが、、 トレーが納まる本体側に、青囲みの部分に衝撃吸収と振動防止を兼ねたスポンジゴムの様なシートがあります。

そのスポンジゴムが経年劣化によりベチャベチャの粘着テープ状態となり 一旦 トレーを閉めると しっかりと粘着してしまい、 そう簡単には剝れてくれなかった  というわけでした。

  なので粘着部分に紙の養生テープを貼り付けて粘着を阻止してやりました

判ってしまえば これ程 簡単なこと だったのですが、判らない内は大変に苦労をさせられました。多分 同機種をお持ちの方で長期間使用せずに放置していて、いざ使おうとしたら トレーが開かず仕方なく処分してしまった方もいらっしゃるかも・・・  

  簡 単 に 治 せ ま す

今まで せっかく入手しても、次々に全曲の曲頭だけを聴いて そのサウンドに期待を裏切られ 一瞬のうちに好みじゃないと判断そのまま放置していたCDも結構あるのですが、、

DVDプレーヤー DVD-2930 のおまけ的なCDプレーヤーで再び聴き直すと『ヘェ~ こんなに良い音楽だったんだぁ~』とウレシイ驚きが沸き起こってきています。

二度と聴くことは無いだろうと思っていたCDが、再び蘇って気持ちの良い音楽を聴かせてくれる なんてのは 誠に有難い限りでありまして・・

  もう一つ コチラのDVDプレーヤーを手放せない理由がありまして、、

そうなんです、DVDーAUDIO も再生可能なのです! たった2枚だけですがDVD-AUDIO盤を所有しておりまして それが聴けるはずなのです コチラのDVDプレーヤーは単なるDVDの再生だけでなくCD、SACD、DVD-AUDIOも再生できる マルチプレーヤーなのです 便利

  更には HDCD もOKらしい

確かコチラも2枚程あった様に思いますがチョット特殊なCDフォーマットである HDCD も再生してくれるみたいです。但しチョイ聴き する限りでは通常盤とそれほど差が無いように聴こえましたが、、

手持ちのCDには まだまだ 長期間 放置された盤が残っていそうなので、しばらくはCDのお楽しみも続きそうですわ・・  

そうなると 本格的CDプレーヤーが欲しくなるかも (恐ろしぃ~)  

   ド ロ 沼 じ ゃ ~

 


Reisong A-10 中華製アンプ 直流点火に挑戦

2023年05月22日 | 真空管アンプ

ELEKIT社の真空管アンプキット TU-8200R の登場により ほとんど出番のなくなって(二軍落ち)しまった中華製アンプの Reisong A-10 ですが、、

TU-8200Rと比較すると明らかに残留ノイズ(ブーンと唸っている様な)が大きく気になります。

比較するモノが無ければ 球アンプとはこういうモノだと納得(多少 無理矢理ながら)も出来るのでしょうが、純国産製品の優秀さを知ってしまった後には 中華製のアラがひと際 目立ってきました~

そこで 球アンプに関する諸々を探してみると、ヒーター電源を直流化することでノイズが軽減できる事が判りました。この程度ならばマァ簡単に実現できるだろう? と云うのが今回の目論見になります。

 で、早速ながら電圧増幅管の直流化に着手

たまたまと云うか 偶然と云うか・・ TU-8200Rのキットに付属されていたパーツ=ブリッジ整流素子 を流用し パーツストック箱に残っていた抵抗・コンデンサを用いて  AC6.3VをDC6.3Vに変換する基板を作製   下写真の黄色矢印

無負荷では8V近くまで出た電圧も真空管のヒーター回路に繋ぐと6Vギリギリ程度

果たして若干低めの電圧でも真空管が正しく動作するのか不安でしたが、 殊の外スンナリと動作してくれました~ ヨカッタ~ 

本来ならばシャーシに穴を開けてスペーサをかまして基板を固定すべきところなんですが、、 板金作業するには かなり分解しなければならず 面倒臭いので差当りはガムテープで絶縁(ショートしないか?)して頃合いに納めております  

           ずさん、手抜き、ヒドイ!

で、肝心の『ノイズ軽減』は叶えられたのでしょうか??

   はい!! 確実に軽減しました!! 大成功でしたわ・・

それに気を良くして、前々から気になっていたヘッドホンへの減衰抵抗(上写真の黄色囲みの上から右横付近にある ”青い抵抗” 達です)も空中配線から基板固定へ 

コチラは随分と見栄えも改善され、音質改善の効果にも期待したのですが、、

  残念ながら 殆ど改善効果は感じられませんでした~

 

こうしてヒーター電源の直流化でのノイズ軽減効果を体験してしまうと 更なる改善をしてみたくなるのがマニアの悲しいサガと云いましょうか、、

それならば モノの次いで とばかりに、出力管=EL-34 のヒーターも直流化にトライ

コチラは電流も多く流れるようですから、ダイオードも抵抗も大容量のモノを調達

ダイオードは6Aも流せるモノだし、電圧微調整用にと少しづつ抵抗値の異なる5W級抵抗を6本も用意しました

黄色の矢印、クリップで挟んでいるのが出力管へのヒーター線で、ここに極めて簡単な整流回路(AC交流をDC直流へ変換するだけ)を加えるわけです

早速にもちゃっちゃと基板を作製(黄色の囲み部分)し 動作チェックをしたのですが、、

無負荷で基板のみでは 8V近くまで出ており、下手すりゃ高過ぎる(本来6.3Vが最適なので)かもナァ・・ と危惧しなから ヒーター回路に接続

入力部や出力部にテスターを繋げて異常電圧等の不測の事態に備えつつ、恐る、恐る、電源をONしてみると、、

 アリャ~

 ナント、、ヒーター電圧はせいぜい4V程度しか出ていない!!

其のうえ6AでもOKなブリッジダイオードが異常に発熱している!!

 コレは 何か 間違っているに違いない!!

しっかし、こんな単純な回路だし、、極性にも間違いは無い!!

素人の浅はかな考えだけでは解決できず、ひたすらネット検索で同様の事例を探してみると、、

どうやら電源トランスの巻線のやり方によって 回路のインピーダンスの兼ね合いから異常電流が流れてしまう事例があるみたい 

どうやら、またまた いつまで経っても正しく理解できない複雑怪奇なインピーダンス問題に遭遇したようですわ  

こんなところで中華製パーツの弱点(表面的でない内部での弱点)が露呈した感じ!! やっぱり割高ながら 純国産は優秀だわ!!

と云うワケで、ヒーター電源の直流化によるノイズ軽減策は『半分成功・半分失敗』という結果となりました  

いや、しかしながら、半分成功の効果は絶大でありまして、気になるノイズは半分程度になったわけです

     良かった~

 


アナログ礼賛 念願の一枚 MIRACLE ACCORDION、SPIKE JONES、PAVAROTTI、Gulda、日野皓正

2023年05月16日 | アナログ礼賛

引き続き 折々に中古レコードを漁っておりますが、、

つい先日に 前々から欲しいと思いつつも、廃番になってから久しいうえ多分プレス枚数も少ないだろう?から 入手は困難だろうと考えていたレコードをゲットすることが出来ました。

  その念願かなった1枚がコチラ MIRACLE ACCORDION=ミラクルアコーディオン

我が国が世界に誇るアコーディオン奏者=小林靖宏 = COBA の若き日のデビューアルバムです  10年近く前でしたかねぇ、たまたま?偶然にamazonかヤフオクかでコチラの CD盤 を見かけて迷わず入手しました。

以来 私の一番の愛聴盤としてヘビロテしておりました。実際には、24bit192kHzにアップバートしたWAVファイルをPIONEERのネットワークプレーヤ N-50改 にて繰り返し再生しておりました。

今回ゲットしたレコードには、ライナーノーツに加え 森繫久彌 氏(若い衆は知らないかも)の推薦文まで付属され、往時の小林氏(多分二十歳そこそこ)の初々しい写真まで掲載されておりましたヨ

恐る恐る慎重に針を降ろしてみると、

    盤もほぼ新品状態でプチノイズもほとんど無し  ウレシィ~

 そしてアコーディオンの音が聴こえてきてブッタマゲました!! 

ナンじゃ コリャ~ 

今まで聴き込んで慣れ親しんだサウンドとは まるで異なり、数段格上の拡がり感というか空気感(粒立ちと残響かな?)に満ち溢れております。これほどCDとレコードの違いを明確に感じたのは初めてでした  CDで聴く限り 協奏曲でのオケとアコのバランスが自分の好みとは異なり、少なからず不満に感じておりましたが、、 レコードで聴いてみると『へぇ~ 成る程、、コレくらいが丁度いい かも』と納得してしまった感じ  複雑な和音(コード)展開とイタリアのラテン系リズム感をタップリ含んだ 調子(ノリ)の良い楽曲がたまりませんわ  イヤ~ 素晴らしい

このアコーディオンの音色が、何故コレ程まで体内に響いてくる(琴線に触れる?)のか について とある知人いわく『奏者の体に密着する面積が大きいからなんじゃないの』という意見にガテンがゆきました~ 

  それならば、最も奏者に近い 肉声ならば どうなんだろう?という事でオペラ歌手

  2007年に惜しくも旅立たれたパヴァロッティ=PAVAROTTI です 

かつてヤフオクで数枚のクラッシクレコードを落札した際に、おまけでもらったオペラレコードがありましたが 当時の稚拙なカートリッジと装置では まともに再生できなかったのでした。 現行カートリッジのJICO社のJ50は力強さとパワー感を重視するタイプですから肉声の繊細な部分までをカバーするには少し無理があるかなぁ・・ という感じで、どうしても声に歪っぽさが加わってしまう印象です。 恐らくは手持ちのaudiotechnicaのAT-33ならばスッキリ聴けるのではないか と想像しますが、今はセッテイングするのが面倒臭いので またその内にでも 

しっかし 全盛期のパヴァロッティの歌声を ”生 ナマ” で聴いたとしたら、、 底知れぬパワー感と圧倒的なバイブレーションと奥深い響きに全身全霊が揺すぶられて  間違いなく ぶっ飛んだ でしょ~

 

  コチラも貴重盤?かも SPIKE JONES=スパイク ジョーンズ

恐らくはスパイクジョーンズと聞いて、ああっ アノ 冗談音楽の と連想される方は私より年配者が多いでしょう  私自身も聞きかじりの情報程度ながら、かつてのお笑いの大御所=クレージーキャッツ は このスパイクジョーンズがお手本だったとか  米国の音楽史に燦然と輝く『冗談音楽』という金字塔を打ち立てた張本人ですネェ・・ 

コレまで折々に見聞きしてきましたが、まさかレコードが入手できるとは思ってもみませんでした。子供の頃に白黒TVで見たクレージーキャッツの遠い記憶では、音を出すために叩かれたりして子供心に痛々しい感じを受けていたのですが、、今になってfacebookで本家本元を見ると ひたすら陽気で 軽快で 調子の良いリズムに乗せられる楽しいだけのエンターテインメントです、だから大ヒットしたのでしょう  !! 勝手な推測ですが、このスパイクジョーンズの大成功に続けとばかりに 軽快なテンポに南国風エキゾチック感を組合わせて発展させたのが マーティンデニーやレスバクスターなのじゃないでしょうか(あくまで邪推ながら)

  若かりし頃の 日野皓正 WHEEL STONE=車石

クレージーキャッツの一大ブームが落ち着いた頃でしたか(?)、、 JAZZ演奏者が しばしばTV画面に登場した時代がありました(記憶が曖昧なので間違っているかも)。渡辺貞夫氏や日野皓正氏はCMにも出演され一躍有名人となっておりました  その日野氏が日本での名声を捨て渡米するのですが、その渡米直前の北海道でのライブ録音盤

持ち前のワルッぽさと自信と実力がミックスされた バリバリの名演奏です!! こんなに ”キレの良い” 演奏は そうそう無いでしょ~ ゴキゲンですわ

ステージ バックに吊り下げられた 手描き風 の横断幕も時代を感じますネェ・・ 弟のドラマー=元彦氏は残念ながら50歳チョイ位で旅立たれましたねぇ 合掌    

※ 先頃ラジオ放送に出演され全国ツアーの宣伝をされておりましたが、、 ナント 御年80に成られたとか・・ 未だにキッレキレの超カッチョイイ演奏をされておられましたわ スゴッ

  独特のJAZZ感のあるモーツァルトを聴きたくて Gulda=グールダ

クラッシクのピアニストながらJAZZ演奏者とも共演したり、独特の世界をお持ちのグールダ氏です。前々から興味津々なので CDは持ってましたが、ようやくレコードもゲットできました~ 

コチラのレコードからは とにかくクリアーで 澄んだ ピアノ音が印象的 こんなに澄み切ったピアノ音は初めてかも? レコードだと その場の空気感までも伝わる気がするので、ピアノを聴き込んでいる熟練ファンの方々なら そのサウンドを聴くだけで、ピアノの種類(メーカーというのか)とか演奏者が判ってしまうのでしょうねぇ

  帯の名文句に釣られて チェック レコード 

帯を外した状態では、パリ 国際 音響 フェスティバル の記録盤かと思われるかも? ですが、、

  ※ この帯に書かれた名文章が気になって 思わず落札した次第  

これまでも何度か記述してきましたが、レコードにせよCDにせよ日本盤は 音質面(無理に無難なサウンドに変更) で余り好みが合わず 敬遠してしており、どうしても国内盤しか選択の余地が無い場合を除いては輸入盤を選んでおります。 しかしながら多くの海外レコードマニアからは日本盤の『品質の高さ』と『ノイズの少なさ』が好まれ珍重(渇望)されている様子です。 

と云うワケで、レコード盤自体は日本盤が優秀なわけですから 洋盤マスターをそのまま手を加えずプレスしてくれりゃあ それこそ一番良いのです!!その願望=高音質+低ノイズ を叶えてくれたのがコチラなのですわ~

 思った通りの、イヤ  期待以上の高音質と低ノイズに大満足です

 

いやはや 今回は、念願かなってゲットできた一枚 やら 期せずしてゲットした珍盤?、更には 期待以上の高音質盤と 実りの多い 大満足の格安レコード掘りが出来ました 

 次回も 更なる 深 掘 り を・・


audio-pro Avantek Five 改造 スパイク編 その4

2023年05月12日 | オーディオ

つい先頃、苦労を重ねたうえでようやく完成させたスピーカーのスパイク足台座ですが、、

どうにも不格好だし 其のうえ非常に不安定更には この所の地震頻発もあり 思い切って作り直す事にしました。

マズは見栄えを重視せねばと、世の中のトールボーイスピーカーはどの様な足回りになっているのかを見渡してみました。そうすると高級品ではデザインの優れたスパイク足もあるのですが それを実現するには金属加工の専門業者に特注せねばなりません。試しに金属の加工業者を検索すると結構たくさんの業者さんが有りましたネ~   

しかしながらお手頃価格帯のスピーカーにはAvantek Fiveと同様に、板状の台座にスパイク足を付けたモノも多くあり、それはそれでデザイン的に まとまっている印象です。少なくとも私の自作したスパイク台座よりも全然 落ち着いている印象!!

 は、はぁ~ 成る程ネェ~ 

Avantek Five も元々は板状の台座だったわけで、その台座板の裏にスパイクが取付きゃ それでOKなんです!! 

で、改めて台座板の裏を見てみると、、 なんとゴム足が6mmのネジで取り付けてあるわけでした。 コリャ~  ラッキー 6mmのスパイクがそのまま使えるわけです!!

   早速 調達したのがコチラ

  今回はシルバーでなくゴージャスな金色を選んでみました・・ 

と云うのも、元々 ダークグレーの台座を つや消し黒 で塗ってやれば 金色のスパイクが際立って高級っぽく見えるんじゃないか?という浅はかな考えからなんですわ~

  台座を つや消し黒 で塗ってみました

やっぱりペンキ塗りは とっても難しい!! かなり慎重にスプレーしたのですが、出て欲しい時に少ししか出なかったり、軽く押しただけなのに沢山でてしまったり、、結局ムラムラです

マア そんなかんなである程度 乾燥させてから 早速にも金色スパイクを取り付けてみました

前の自作スパイク足の時も そうでしたが、台座だけ見ると結構カッコイイのです!!

もっとも実際にスピーカーの台座にしてしまえば、この様な角度から見ることはないですから仕方ないですけど・・

  つい先日 取り付けたばかりの自作台座を取外し

3本のネジを外し台座を取ると、我ながらアレコレ苦労して取り付けたものだ と感心しちゃいますわ コチラのスパイクはネジ径が8mmなのでスパイク自体も大柄なので見栄えがしますネェ・・

  で、結局は 元々の板台座ですわ~

コレなら足も4本になり スパイク間隔も広くなるので安定感も増す事でしょ~

  というわけで早々に新たなスパイク足が完成しました!

  後ろ側の見栄えも まとまっております

ロジウムメッキの端子ターミナルとも相まって 前作より断然よくなりましたわ~

  立ち姿がコチラ

よっぽど下から覗かないと ゴージャスな金色のスパイクは見えないわけですが、、 まぁ そのくらいの方が嫌味がなくて良いのでしょう 今回台座をつや消し黒にしたお陰で 見栄えもクッキリした印象です(ですかネェ?)

  因みにオリジナル状態がコチラ

     残念ながら、写真では違いが分かりませんでした~

 

  毎度ながら  肝心な サ ウ ン ド の変化は、、

まったくの手前味噌と云いましょうか、、

  明かなプラセーボ効果(たぶん)でしょうけれど、、、

音の飛出しが良くなった感じがします。今回の改造で足元がキッチリ固定される事となり、以前の不安定さが取り除かれ 腰の座ったサウンドになった感じ 元々、コチラの台座はスピーカー裏面との密着が悪く多少のグラ付き感があったのです。それをワッシャをかましてグラ付きを取り除きガッシリ固定できたので その影響(効果)もあるのかも知れません。

 恐らくは 今回のスパイク足でひとまずの完成となる事となるでしょ~

兎にも角にも、単なるプラセーボ効果にせよ、自分自身が満足できりゃOKなのが個人の趣味世界ですからネェ・・  

 まだまだ お楽しみは 続 き そ う です・・


ELEKIT TU-8200R 組立て完了 + 球ころがし

2023年05月06日 | 真空管アンプ

その後の シングル真空管アンプ=TU-8200R キット の組立て状況ですが、、

  前の報告から一か月近くも経ってしまったわけです

 少し前に ようやく完成し、上質な”球アンプ”のサウンドを楽しんでおります~

で前回のブログの終りに、仮組み上げ時のテスターチェックで『オーディオ入力信号が途中で途切れてしまっている』という恐ろしい事態が発覚した事を記述しました。回路図とにらめっこしながら信号経路をたどってゆくと、、 

   ナ~ンダ そんな事か! 

上の写真で基板の右下あたりに”UNIT-1 まるB”の印刷があり小さなスイッチがあるのが見えるでしょうか その小さなスナップスイッチが入力切替スイッチになっており、たまたま『入力2』になっていたわけです!! 私が一生懸命 『入力1(ロジウムメッキ入力端子)』からの信号経路をたぐっていたので このスイッチで途切れていたわけでした~  おでこの老眼鏡をさがすジジィの如し

ここで”出来上がり~”と ボンネット類を取り付けてしまうと 不測のトラブルが生じた場合、また全部取り外さないといけなく面倒なので 確実に正常動作が確認できるまでは このネイキッド状態で動作することにします。

この段階では真空管は付属品のJJ管(ロシアかスロバキア製)6L6GC12AU7を使っております

(写真を取り忘れていたので、後日ボンネットを取り付けてからの撮影)

  後面パネルです

左端に2系統の入力端子があり 左側が入力1(ロジウムメッキ) 右側が入力2(付属パーツ) になっております。 

果たして端子の違いがサウンドに現れるのか?という疑問が残っていたわけですが、、

見事に ありました!!  いやはやココまで明確に違いがでるとは思ってもいませんでした~ 明らかにロジウムメッキの端子は『信号を残すこと無く、全てをしっかりと伝えてくれてる』という印象 付属パーツだと良い所を削ってしまってる(全てを伝達しきれていない)感じがします。

しばらくはネイキッドのまま動作チェックをして、いよいよ間違いない と確信できてからボンネット類を取り付けました。この際も キット の完成度の高さを実感できましたネェ・・ 何しろ説明書に従って組み立てれば ネジ穴もキッチリ・バッチリと決まりスィスィとネジ止めできますから 実に気持ちが良いです!! 毎度の自作DIYならば、いちいちネジ穴も細かな位置調整が必要だし イッパツでネジ穴が決まる事など滅多にない事ですわ~

説明書によると この後に各種シール(スイッチの名称とか)を貼り付ける のですが、、 きっと貼付けに失敗するだろうと考え 当面はコノ のっぺらぼう 状態でゆきますわ~

  勿論 底面には オヤイデ電気製のスパイク足を取り付けております!

 

で、ココで、

  早速の 球ころがし です!!

付属のJJ管も十分に満足なサウンドが聴けているわけですが、たまたま お手頃価格ながらも相当期待できそうな互換球を発見してしまったわけです  米国フィリップス社の 1980年代中旬頃のビンテージ管  PHILIPS ECG 7581A(左)PHILIPS ECG 6189W(右)   ネット情報からコチラの球が素晴らしいという評判を見つけて、早速にも入手しちゃったわけです 初めは出力管だけを交換してみたのですが、評判通りの素晴らしさに感激して 早々に電圧増幅管も入手したという感じです。

  最終的に定位置にセットした状況

こんな感じで、 実にこじんまり(迫力の無い) とした お上品な佇まい でしょ

 

  とっ、ところがですヨ、、

   夜になり、辺りが暗くなると、、

   この 妖しさ 怪しさ ですわ~

   これでも どうだ!!

   この 微妙な 妖 し げ な ブ ル ー  が堪らないのだ

 サウンドもグッド 

   見栄えもグッド 

     大満足です!!

 

またまた  球アンプ の魅力にぞっこん が続きそうです~


audio-pro Avantek Five 改造 スパイス編 その3

2023年05月04日 | オーディオ

前回のブログにて 中国からの荷物の到着が画期的に早くなったと記述しましたが、、  

その後に矢張りeBayの中華業者から とあるオーディオパーツを購入しました。その購入時点で 荷物の到着には約2~3週間位の時間を要する との返事が届いており、願わくばスグにも届いて欲しいものだなぁ しかし当然ながら待たされるだろう と考えておりました。

したところ、何と ジャスト1週間 で小包が到着!! ひょっとするとコレまでの最速記録?じゃないかと喜んだのですが、発送元をみると中国・深圳ではなくシンガポールでした 道理で速かったわけです。何はともあれ、早いに越した事は無いですからヨカッタ~

  コチラが到着した スピーカー端子(ターミナル・ポスト)とバナナプラグ(端子にケーブルを差し込む為の金具)です

格安品の中華製ですから真偽のほどは定かではありませんが、私の大好きな ロジウムメッキ仕上げであり 円筒部にはカーボンまでも使われております!! 

  元々の端子がショボかった

 外から見る限りは結構しっかりした造作にも見えるのですが、、

台座のプレートはプラスチック製であり表面に薄いアルミプレートが貼り付けてあるローコストタイプでした。 なので出来る事ならば台座もプラスチックではなく 重厚感ある素材に換えたいところですが、四隅のラウンド形状が素人工作では合わせられそうにもないので  一旦 は 断念

  早速にもロジウムメッキ端子へ交換

ネジ径が異なり そのままでは貫通出来なかったのですが 如何せんプラスチックですからドリルでスルッと拡大 チョチョイでしたわ

 以前より ”出っ張り”が大きくなって いささか落ち着かない様子になりました

 

  ここからが やっと 本題 のスパイク足 

   遂に自作のスパイク足を取り付けてみました~

    あれだけ散々苦労した割には・・ どうにもショボいわ~

  後ろ姿は、さらに”イビツナ”な ご様子 

どうせ後ろだから見えないだろうと手抜きでコンクリートボンドの白いまま

素人考えで 3点設置が安定するだろうと後ろは 脚1本にしたのですが、どうにも安定が悪く チョットでも地震で揺れたら簡単に コテッと倒れそうですわ・・ 

  毎度 恒例のビフォーアフター

   上が元々の台座 

       下が自作のスパイク足

 やっぱり素人作は 如何にも手作りって感じ でカッチョ悪い 

見栄えからすると完全にオリジナルの台座の方がまとまってて良いです 

もしかすると左右にアト10mm前後 張り出しを大きくしたら多少は見栄えがアップ?するかもですが、、 全体的な細身のシェィプに対して 30mm✖50mmの角パイプでは太すぎ なのと 全体のラウンドシェィプには直線的な足では違和感があるって感じ ですかネェ・・

 

 で、肝心な音質の変化改 善 )は、

苦労しただけあって 正に完全なる『プラセーボ効果』なのは間違いナシでしょうが

  多少 音像のクッキリ感が増した かナァ~? 程度

コチラは端子とケーブル接続をロジウムメッキのガッチリしたモノに換えた影響が大きいのでしょうけど

イヤハヤ やっぱり スピーカー工作は難しい!! 

アンプ内部の回路変更とか部品交換とは違って、直接ダイレクトに視覚に入ってくるモノだから ですかね

もしかすると数年後に 別の素材で作り直す事になるかも・・・ 

お手頃価格で金属加工の専門業者に特注できると一番良いですけどね~


audio-pro Avantek Five 改造 スパイク編 その2

2023年05月01日 | オーディオ

昨年あたり?からでしょうか、、 

中国の深圳辺りからの荷物が、以前に比べて画期的に早くなってきた感じがします

数年前でしたら ebay で中国業者からオーディオパーツ等を購入し発送してもらうと、2~3週間では届かず 1か月以上も待たされて『やっぱりインチキ業者だったか!  金だけ取られてダンマリじゃ~』と諦めた頃に ようやく到着する というのが常でした。

ところが、ここ最近になって 画期的にスピードアップし 調子の良いときには 1週間ほどで届くようになりました。

   そんな中国の宅配便事情の改善の恩恵をモロに受けまして早速にも ”スパイク” が届きましたわ~

マァ値段なりの仕上がりで 高級感は皆無なのですが、実用的には十分な感じです。国内で調達する半分くらいの価格ですから文句無し!!

アルミの角パイプに、魚釣り用の鉛の丸玉錘(=オモリ)を詰め込んで そこにセメントを流し込んでやったわけですが、、 じっくり時間をかけて乾かしたのがコチラ

セメントというのは乾いたらカッチカチなのかと思いきや 案外パラパラと砂が落ちてきますネ・・  写真で見える 余白の部分には 工作用の粘土を詰め込んで エンド部にはプラスチック製の蓋で閉めてしまおう と考えております。

バーエンドの処理はこの先の楽しみに置いといて、縦と横の棒を直角に繋いでいきます。

当初は、アルミ角パイプ用の専用直行アングルが用意されている(ネット検索で通販があったのですが送料がパーツ代よりも高価なのでバカらしくて諦めた)ようなのでホームセンターで探したのですが残念ながら取扱いが無く入手できず

で、代替案として、簡易的な直角アングルとやや厚めのステンレス板で補強する方法を考えました。

実際の現場に直接『仮置き』することで多分ズレなくキッチリと納まるだろうとスピーカー裏に直接セッティングしちゃっております。

この時点では裏側の見栄えだけなので、実際に元に戻したら どのように見えるのか?は未だ未定状態でした  

補強用のステンレス板も 切れっぱしの端材ながら 片面だけ鏡面仕上げで なかなかの見栄えになっております。

しっかし 誠に残念ながら、実際には完全なるスピーカーの裏底面ですから一切日の目を見る事はありませぬ!!

直角に繋ぎ終わった台座足です。重量を計りたいのですが手持ちの重量計は1kgまでなのでムリ 願わくば片側で5kg程は欲しいのですが、恐らくは3kg弱程度かなぁ・・

 

セメントもボンドも十分に乾燥・硬化したのを見計らって  本体に取り付ける前に 中華製スパイクを仮止め

  この足単体での見栄えは マズマズ な感じです

バーエンドの処理については未だ決定できておりませんが、、 

     何かしらの方法で閉じる事になるでしょ~

格安の中華製オーディオスパイクも それなりに 十分な存在感がありますネェ~

と、ここまで来て、、スピーカーの また別の箇所が気になってきました~

なので急遽 また別の中華業者に とあるパーツを発注・・

ア ト も う 少 し だ け 続 き ま す ~