真空管アンプに目覚めて そろそろ一年になります
私自身も とっくに還暦を越えて身体の変化=衰え を実感するところなんですが、、
意外なことにマイナスの変化だけでなくプラスの変化もありウレシイかぎり~ と、云いますのは 球アンプにのめり込むと、今まで見向きもしなった音源が 改めて新鮮に聴ける喜びが生まれてきたわけなのです。
コレまでトランジスタアンプを愛用していた頃は、とにかく高解像度・ワイドレンジ・高いS/N=ダイナミックレンジ が重要で ハイレゾ志向でした。『広々とした静寂空間にクッキリした音像が明確に定位する』様なステレオ再生を追い求めており、通常盤のCDをそのまま聴くことは滅多になく、PCでリッピングしてハイレゾ化=192kHz 24bit のWAVファイルに変換してネットワークプレーヤで再生しておりました。
ところが、球アンプを愛聴するようになって、細かいことは気にせず、ゆっ~たり と 太く 分厚い サウンドを楽しむようになってくると、自分でも驚くような変化が起こって参りました。 前述の通り、かつては CDをそのままCDプレーヤーで聴くことは考えられなかったわけなのに 球アンプでは CDそのままのサウンドが魅力的に感じてきたのです!! ハイレゾを追い求めていた頃は、CDを高解像度に変換したデータファイルをメモリに保存すれば イチイチCDをケースから取り出す手間も省けるので 保管スペースも必要なCDを手放そうかとも考えましたが、実行せずに助かりましたわ~
残しておいて良かった~
そのCDプレーヤーですが、、
長年 愛用してきたDENON DCD-1650AZは数年前から故障を修復できず放置状態なので 仕方なくDVDプレーヤーのDENON DVD-2930を引っ張り出してきました。少し前に 恐らく5、6年ぶりにホコリをかぶった状態のDVD-2930を使おうとしたところ、どうしてもトレーが開かず大変な苦労をしてようやく開かせました。その時点では 開かない理由=原因が判らず トレーを引っ張り出すためのベロ取っ手を貼り付けたわけです。
◎ 下の写真の青囲み トレーの下に出てる白いプラ板がそれです
で、今後は しばらく コチラのDVD-2930にはお世話になる事になりそうなので原因を追究すべくアチコチを入念にチェックしたところ ようやく原因が判りましたわ~
写真では殆ど見えないですが、、 トレーが納まる本体側に、青囲みの部分に衝撃吸収と振動防止を兼ねたスポンジゴムの様なシートがあります。
そのスポンジゴムが経年劣化によりベチャベチャの粘着テープ状態となり 一旦 トレーを閉めると しっかりと粘着してしまい、 そう簡単には剝れてくれなかった というわけでした。
◎ なので粘着部分に紙の養生テープを貼り付けて粘着を阻止してやりました
判ってしまえば これ程 簡単なこと だったのですが、判らない内は大変に苦労をさせられました。多分 同機種をお持ちの方で長期間使用せずに放置していて、いざ使おうとしたら トレーが開かず仕方なく処分してしまった方もいらっしゃるかも・・・
簡 単 に 治 せ ま す ヨ ~
今まで せっかく入手しても、次々に全曲の曲頭だけを聴いて そのサウンドに期待を裏切られ 一瞬のうちに好みじゃないと判断し そのまま放置していたCDも結構あるのですが、、
DVDプレーヤー DVD-2930 のおまけ的なCDプレーヤーで再び聴き直すと『ヘェ~ こんなに良い音楽だったんだぁ~』とウレシイ驚きが沸き起こってきています。
二度と聴くことは無いだろうと思っていたCDが、再び蘇って気持ちの良い音楽を聴かせてくれる なんてのは 誠に有難い限りでありまして・・
◎ もう一つ コチラのDVDプレーヤーを手放せない理由がありまして、、
そうなんです、DVDーAUDIO も再生可能なのです! たった2枚だけですがDVD-AUDIO盤を所有しておりまして それが聴けるはずなのです コチラのDVDプレーヤーは単なるDVDの再生だけでなくCD、SACD、DVD-AUDIOも再生できる マルチプレーヤーなのです 便利
◎ 更には HDCD もOKらしい
確かコチラも2枚程あった様に思いますがチョット特殊なCDフォーマットである HDCD も再生してくれるみたいです。但しチョイ聴き する限りでは通常盤とそれほど差が無いように聴こえましたが、、
手持ちのCDには まだまだ 長期間 放置された盤が残っていそうなので、しばらくはCDのお楽しみも続きそうですわ・・
そうなると 本格的CDプレーヤーが欲しくなるかも (恐ろしぃ~)
ド ロ 沼 じ ゃ ~