PIONEERのN-50の大改造も一段落し、
新品のコンデンサやオペアンプのエージング真っ只中であります。
新品パーツは金属っぽいサウンドがしますので、音楽として落着いて聴けるようになるまで数ヶ月はかかりそうです。
CDリッピングによる擬似ハイレゾ音源も私にとっては非常に魅力的なものであり、良い録音に巡り会ったときの悦びは ひ と し お です。
現実的には自分の好みの優秀録音に巡り会うのは、かなり確立の低い 一種の賭けみたいなもの ですネ~
そんな折り、ある人の手掛けた作品は何度繰り返し聴いても 、その都度 新たな発見があったり、とっても深い味わいがあることを確認いたしました。
つい先日も来日していたバート・バカラックの古いアルバムです。
ブラジル音楽シーンには欠かせない 御大 アントニオ・カルロス・ジョビン
コチラはLPですが、フランスのマエストロ ミッシェル・ルグランとフィル・ウッズのライブ盤
これらのアルバムに共通している 御方は 『 Phil Ramone 』 です!!
● この方の録音は とにかく う ま い ですネ ~
小人数よりも、 ビッグバンド+ストリング などという大人数の雄大な録音では、恐らく 独 壇 場 なんじゃないかと思います。 大構成ながらもピアニシモからフォルテシモまで、さらにはストリングスの各パートや、ホーンアレンジのユニゾンのひとつひとつの楽器がちゃんと聴き取れるように感じます。
手持ちのCDからリッピングし 擬似ハイレゾ音源が作れることで、通常のCD再生では聴き取れなかった 細部のディテールまで聴き取れるのが とにもかくにも お楽しみを格段に広げてくれました!!
そうやって細部までも楽しみが広がったことで、プロデュサーがいて、演奏者がいて、録音エンジニアがいて、それぞれの高度なパフォーマンスが集まって作品となることが、妙な説得力をもってグイグイと迫ってくるような感覚がしてきます。
いやはや、音楽もオーディオも 益々この先が見えない 深~い 楽しみをもたらしてくれそうです。
ま す ま す ド ロ 沼 は
深 ~ く 深 ~ く なってゆきます。