院長の趣味 ≪オーディオや音楽≫ を中心に・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・佐野療術院 光線療法で スッキリ さわやかに

西荻窪でスッキリさわやかな毎日を目標に施術しております!首痛、腰痛、膝痛の緩解、生活習慣病、偏頭痛、便秘、慢性疲労の施術

アナログ礼賛 レイカ バランスウォシャ

2012年12月29日 | アナログ礼賛

レコードプレーヤ(MICRO DQ-7)が復活しましたので再びレコードを楽しみはじめました。

肝心のレコードは、おもに廉価盤を入手しておりますので、盤面のメンテナンスは慎重に丁寧に行っております。特に輸入盤を好んでおりますので盤面の清掃は一層手間ひまかけてやってます。

そこで重要なのがレコードクリーナー液です。

Photo

アナログファンならば御存知だと思いますが、レイカのバランスウォッシャーというクリーナー液の定番商品です。(もっとも他に もっと優れた商品があるのかも知れませんが、、、)

成分の大部分は蒸留水?だろうと思われますが、とにかく水分で盤面を洗い流してしまうわけなんで結構汚れが取り除かれる気がいたします。

Photo_2

こちらはビスコと称する専用のクリーニングクロスです。 工業用の不織布クロスは数多くつくられているのですが、とくにレコード清掃にはコレが最適だということです。

盤によっては このクロスが茶色に変色したりするので、ウッヘ~ 汚ね~ てな感じになりますよ。

わずか数百円(たった百円のレコードも沢山所有しております!)で入手したレコードもバランスウォッシャーで丁寧に清掃して、その後何度もトレースすると徐々にチリチリ音が少なくなってゆくという明確な効果が現れてくるのです。

そうすると、段々とそのレコードに本来の魅力が戻ってきて、まさにレコード芸術がよみがえってくる という(ちょっと大げさ過ぎるかも・・・)感覚がしてきます。

こまごまと細かい手入れで、すこしづつサウンドに変化が現われるアナログの世界。というか細かな作業・工夫を加えることが、ダイレクトにさらなるサウンドブラッシュアップにつながるのが アナログ の醍醐味のひとつなのでしょうねぇ ・ ・ ・  

  ま す ま す 楽 し く な っ て き ま し た ヨ ~ ~


アナログ礼賛 MICRO DQ-7 回転トラブル

2012年12月27日 | アナログ礼賛

 さきごろレコード再生に関して、さらなる音質アップを目指してカートリッジの微妙な取り付け ”位置” だとか ”角度” を調整してみました。 その結果これらの微調整によりサウンドは確実に向上することを改めて確認できました。

  やっぱりアナログはスゴイ! おもしろい!

と、そこまでは順調だったのですが ・ ・ ・

ふと気付くとターンテーブルの回転がおかしくなっていることがわかりました!!   

 しかし、いかんせん MICRO社のDQ-7は数十年前の電気製品ですからネェ いつ壊れても、まったく不思議はなく、 むしろ 壊れても完全に寿命だったとスンナリ諦めるべき製品なのです。

なんですが、勿体無くて そう簡単には捨てられません!!

回路図も修理情報もないまま、マズはオシロなんぞ準備して分解してみることにしましたヨ~

Dq7_pcb2up

ここまでは、これまで何度も開いているので なんてことないのですが回路図が無いことには、何ともとっかかりが掴めません。

そこで、回転制御基板とモーター軸受けが組っ付いている部分を取外してみました。

Dq7_motor1

な~んと なんと、、、

コレがモーターそのものでした!!! 実にきゃしゃなモーターでした。(( 結構ガッカリさせられました~ 巨大なずっしり重いモーターを期待しておりましたから・・・))

 ☆ ☆  ついでに 大 発 見  ☆ ☆

そのモーターに関連すると思われる部分に断線箇所を見つけてしまいました。

Dq7_motor_damage

恐らく、この断線が今回のトラブルの原因だろうと推定しハンダ付け手直しにて修理完了。

ついでに電源ケーブルも交換しちゃいました。

オリジナルが余りにも細くて頼り無いので、すこし前にCDPにて好結果をもたらした aet社のprimary400(本来はSPケーブルなんですが、、、)に交換してしまいます。

Dq7_power2up

芯線も太くてかたいので加工は手間取りますけど、効果は期待できます。

Dq7_power1

昔の製品はおおらかに造られているので、それほど細い部分もなく硬いケーブルでも簡単に通せました。

そして、再び組み上げて電源を ONしますと、スーッと正常回転になり、見事クォーツロックがかかり ストロボでも安定した回転に復活いたしました。

Dq7_strobo2

これで、また安心してレコードが楽しめます!

良かった 良かった~

電源ケーブル+ACプラグを交換した効果は、カートリッジの微調整の影に埋もれてしまったかも?ですが、相乗効果と思われますが、さらにレコード再生の分解能が向上いたしました。

当初は、恐らく基板上の素子の故障だと予想していたので、思いのほか簡単な原因だったので助かりました。

しかし断線していた配線はモーターの下面に位置するコイルなのですが、4つのコイルが固定もされずに適当にそこにあるだけなのです。 これらコイルの働きが判らないのでそのままにしてありますが、元々そうだったのか あるいは元々は正しい位置に固定されていたのか、全く不明のままです。