院長の趣味 ≪オーディオや音楽≫ を中心に・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・佐野療術院 光線療法で スッキリ さわやかに

西荻窪でスッキリさわやかな毎日を目標に施術しております!首痛、腰痛、膝痛の緩解、生活習慣病、偏頭痛、便秘、慢性疲労の施術

絶景 マチガイ なし 斜面の家

2023年02月25日 | まち歩き

海のそばで生れ育った方々にとって 海辺の景色は見慣れた日常であり とりたてて感慨をもって眺める事もないのでしょうけれど、、 

海から離れた土地で育った者にとっては、海水浴やら魚釣りや 沖合を進む船を眺める等、わざわざ出掛けてゆき解放感・爽快感を感じる ” 特 別 感 ” のある場所だと思います。

海に浮かぶ淡路島と巨大な吊り橋を眺める景色が気に入って この地に引越して1年半が過ぎました~

昨年の夏には地元海岸にて『海水浴デビュー』も果たしました  千葉の九十九里とかの遠浅の海水浴場とは全く様子の異なる ” 急 深 ” には驚かされましたが!!

当初 引っ越す前に一番の気掛かりだった、せっかくの景色も見慣れてしまうと感慨も薄らぐ なのですが、、 幸いなことに今の所は見慣れることなく 毎回 新鮮な爽快感で眺望を楽しめております。 

折々に、更なる『絶景ポイント』を探して歩き回ったりもしてます。 なかでも駅から5分ほどの高台丘陵は 近所では一番のお気に入りスポットになっております。

海のシーンも、まじかで波音を聴きながら眺めるのも良し、山の斜面から遥か彼方に大海原を眺めるも良し と色々な楽しみ方もあるわけですが コチラはその中間的な感じですかネェ・・

 ◎ その素敵な絶景スポットに只今 住宅が建築中であります

元々は その絶景スポットの道路わきに 外に張り出した宅地?が作られてあり、私がコチラに越してきた時から 放置されて草ぼうぼうの状態でした。何故 放置されているのか全く想像できませんでしたが、もし ココに家を建てたら さぞ眺めが素晴らしいだろうナァ とは漠然と感じてはおりました。

先日やや久し振り(真冬で外出が億劫だった)に当地を訪れて ビックリ

なんと 憧れのスポットに戸建て住宅(邸宅でしょうか)が建築中でしたわ~

見ての通り 絶景マチガイなし の、正にドンピシャ の場所に建っておりまして、、

何処から眺めても、素晴らしい眺望が見込まれますわ~

  ◎ ただ 下から見上げますと、、

 ◎ 斜面に作られた土台のうえに建っているわけなんですネ~

 ◎  建物の端が 少しだけ土台より外に迫り出してるようにも見えます・・・

まだまだ見知らぬ絶景ポイントを求めてアチコチ探してみようと考えております


アナログ礼賛 コール・ポーター ミッシェル・ルグラン ヒンディ美女 門あさ美

2023年02月18日 | アナログ礼賛

先頃 またまた 偉大な音楽家の訃報が伝わってきました

恐らくは世界中の老若男女問わず、ほとんどの人々が彼の作品楽曲を聴いたことがあると思います。それほど普遍的に周知され、CMや映画 また有名アーチストによるカバーも多く、タイトルや作曲者を知らなくても  その耳に残るメロディを聴いていらっしゃることでしょ~  その20世紀最高のメロディメーカーの一人が Burt Bacharach バート・バカラック

音楽のメロディというのは 極端に云ってしまえば、音の高・低と長・短 の羅列の組合せなんですが、、 不思議なことに 美しいメロディを聴くと 元気がでたり、 涙がでたり、 感情が揺すぶられます。こんな  また聴きたくなる楽曲が名曲であり、エバーグリーンとかスタンダードナンバーとも呼ばれるわけです。

そんなスタンダード曲を多数作曲された  もう一人の20世紀最高のメロディメーカーが バカラックより少し先に活躍されたコール・ポーターです。

どちらかと云えば Jazz ジャズ のスタンダードになっている曲が多いですが 多くの人が聴き覚えのあるメロディにもなってますヨ

そんな偉大なる作曲家 コール・ポーター の名曲を、これまた お洒落な楽曲と編曲のフランス人=ミッシェル・ルグラン が オーケストレーション・指揮 するという超 素敵なアルバム を発見

これ程のマエストロの競演となれば、コレが悪かろうはずがない!!  と確信して落札したのがコチラ

 ◎ 左側がコール・ポーターで、右側が若き日のミッシェル・ルグラン

こんなに若い時代のルグランを初めてみましたわ・・ 残念ながら彼もまた数年前に旅立たれましたネェ

ルグラン洒落っ気ある変幻自在のリズムと きらびやかでゴージャスなストリングスが、目の前で演奏されているか  の様に生々しく臨場感たっぷり に繰り広げられるだろう  と 思いっ切り期待してレコードに針を下してみたら、、

 なんじゃ コリャ~

   中央付近で小音量で、

    細々とコチャコチャと鳴っているだけ

コレはいかん! モノラルにしても録音(カッティングか?)が悪過ぎる しばらく聴いてみますと、かなり凝ったアレンジになっている様子もありますが  とにかく残念、残念 

 せっかくの 二大巨匠の競演 企画が台無し ガックリでしたわ・・

 

では気分を取り直して

恒例?の 毎度おなじみ 美人ジャケットのジャケ買い

  ◎ ハイキーなのでディテールが不明ながら 恐らくはヒンディー系美人なんでしょ

実は若い頃(30数年前ころ)に 瞑想のお修行 という名目で5、6回もニューデリーに出向いておりまして若干のインド通?でもありまして インド音楽にも興味があります。

はやる気持ちを抑えつつ レコード盤に針を下ろしますと、妙にスッキリした伸びやかなキレイな歌声が聴こえてきましたよ 1987年の英国録音とありますから 恐らくデジタル録音なんでしょネェ~ 伸びやかな美しい歌声は魅力なんですが、どうもデジタル録音のアナログ盤はイマイチ好きになれませんわ・・

 

 ◎ お次も ハイキーの女性ジャケ

70年代後半から80年にかけての日本のポピュラー音楽の変革期(GS・フォークからポップミュージックへ)に登場した女性アーチストの一人ですネ

その当時、続々と登場した女性アーチストには 松原みき、山口未央子、彩恵津子、小林泉美、中原めいこ 等々 がおり、それまでの歌謡曲とは異なり Jazzやフュージョン・AORも取り入れたようなグルーブの効いた気持ち良い楽曲に魅了されました そのなかの一人で 門あさ美 ですわ コチラは やや後期のアルバムで1988年の録音でして 残念ながらデジタル録音でした

昨今のレコードブームもあり、この時代の日本女性アーチストのアナログ盤は人気があり 希少盤・人気盤ともなると軽く5000円以上にもなっている状況ですわ~  

 だいたいコレ欲しいなぁ~ と思う盤ほど高値になっておりまする

 

 まだまだ続きそうな

    レコード掘りの日々です


アナログ礼賛 JICO J50 新カートリッジ ダイヤモンド無垢 丸針

2023年02月11日 | アナログ礼賛

再び レコード カートリッジ なのですが、、

およそ半年間程 じっ~くり 聴き込んだデンマーク産カートリッジ ortofon2mシリーズ red に少し”物足りなさ”を感じ始め さんざん迷った挙句に同シリーズの2m blue を入手したわけでした。

ところが人間の欲望には際限が無い?ものでして、、 確かに不満だった細かい部分の表現には明確な向上があったものの 全体としてのパンチ力が感じられない印象 

そこで再びカートリッジに関して情報収集してみるとイロイロ判ってきましたヨ~

細かな表現=繊細な再生 と、アナログらしいパンチ力 は対局にあり一挙両得はムツカシイとのこと  いわゆるHi-fi (ハイファイ)の高音質を求めるならば繊細な再生のできる高級カートリッジ、ドラムやベースのグルーブ感(パンチ力)を重視するならDJ系の廉価版製品が向いている という事です 更に調べると グルーブ重視ならば、丸針が相応しい事も判りました。

レコードカートリッジの針先形状には コレまた各種ありまして、丸針、楕円針、シバタ針、、

JICO様の資料

要するに複雑な形状の針ほど より精密にレコード溝をトレースできて細かな部分まで再現(繊細な再生)できる らしいです

ここまでくると容易には理解できませんが、、 

    恐らくはSAS針が一番スゴイわけでしょ~

以上までの情報より、ひとつのカートリッジで『繊細』と『パンチ』の両方を得るのはムツカシィことが判りましたので、今回は割り切って『パンチ』のみを目指した選択を目論みました。

ネット情報からすると、それを実現するには 丸針高出力 のカートリッジが最適であると判明

そして登場したのが、DJプレイの代表カートリッジ Shure(シュアー) M44

Shure社は米国の老舗スタジオ機材メーカーで、マイクロフォンのSM-57が有名で今でもスタジオやホールで現役多用されてます。またカートリッジも世界中に愛用者がおり、Shure V-15M44などは近年のレコードブームも手伝って中古品価格も上昇傾向です 特にM44は世界中のDJ御用達で需要が高いながら数年前に製造中止=廃番となり、元々1万円以下で販売されていたのが わずかに市場に残っているデッドストック品が3~4万円に高騰している状況です。

そのM44愛用者に救いの手を差し伸べたのが JICO社です。JICO社は世界中のカートリッジメーカー製品の交換針を提供する針の専業メーカーですが 目立たないながら自社にてカートリッジも作っておられました。世界的な人気カートリッジでありながら廃番となったShure M44 の互換後継品を数年もかけて自社開発したのが JICO J44 シリーズで2021年に発表されました。そして、そのJ44シリーズに さらに磨きをかけて本格リスニング用にした J50 が昨年末に発売されました。

◎ とうとう、また また 新たなカートリッジを入手しちゃいました~

◎ 写真では判りませんが 確かに ダイヤモンドの無垢丸針になっておりますわ

今回はカートリッジシェルにマグネシウム合金のaudiotechnica社製を、シェルリード線にはリード線専門出品者さんの20数種類の中から SharkWire社の極厚銀メッキ線を、さらに固定ネジはチタンビスを使いたかったのですが14mmでは足らず 仕方なく15mm黄銅ビスにて制振シートを挟んで固定しました

  ここまで コダワリに コダわって再々交換したカートリッジは、、

予定通りにグルーブ感バリバリのサウンドで大満足でございます

楽曲によりカートリッジを交換するのもレコード芸術のお楽しみでもありますネェ・・

しかし、この J50 は弦楽四重奏とか木管アンサンブルも太い音で鳴らしてくれるので、繊細系カートリッジとは また異なる趣きを感じられます

願わくば、このまま長期にわたり

 コノ満足感が続きますように~ と願うばかりです~


ELEKIT TU-8200R +Amtransパーツセット 10日間レンタル その2

2023年02月05日 | 真空管アンプ

引き続きレンタル機の TU-8200R を楽しむ日々ですが、、

    既に10日間レンタルも半分が過ぎてしまいました~

 

これまでの経緯としては

到着して1日目は、手始めにヘッドホンでの試聴を開始 確かに高音質なのは確かなんですけど、、 何がどうなっているのか?妙にバタバタして定まらない感じ

2日目になると全体的に少し落ち着いてきた感じで、多少ステージの拡がりは狭いながらも 特に低域が充実している印象  ヘッドホンに関して 通常システムではオープンタイプの AKG  K712 を常用しているのですが レンタル機の TU-8200R では密閉型のbeyerdynamic DT1770 の方が好印象となり不思議(意外な)な感じ

そして3日目になると  ようやく本調子が出てきた様子となり、とにかく粒立ちがスバラシィ!! 各楽器の音像クッキリ空間に浮かび上がる感じ 

 常用ヘッドホン K712とDT1770 左SPがAVANTEK5改造

そこで、せっかくレンタル機にはスピーカー端子も付いてるから 試しにaudio pro社の AVANTEK 5改造 を接続。  

あら マァ~ びっくり 超美音で鳴っております!!  

このAVANTEK 5 はエンクロージャのみオリジナルで、スピーカユニット・ネットワーク・内部配線を全て交換した超改造品であり、非常に苦労して完成させたものの  出てきた音に失望し その後は放置してきた問題作(失敗作?)なのです。

それを いとも簡単に美音で鳴らしてしまうところ、このアンプはタダモノではないですヨ~ この時点で出力トランスが並みのモノではないだろうと確信!! 何しろ楽器の音像を、これほど クッキリ 明快に浮き立たせるアンプはハイエンド機(百万超え)でなければ そうそうありません。もしかすると当該機の高級出力トランス(LUNDAHL社製)がスウェーデン製という事から、同じくスウェーデン製のaudio-pro社のAVANTEK 5 との相性が抜群なのかも知れませんけれど・・

 

拙宅は近隣への騒音漏問題もあり極小音量でしか聴けません それ故 普段はヘッドホンを常用しているのです。 たまにスピーカーを鳴らす際も VRツマミは こんな位置です。

庶民派価格帯のアンプならば こんなVR位置だと とても聴ける音にはならないのですが レンタル機 TU-8200R では余裕で低域から高域まで過不足なく上質なサウンドで鳴らしてくれます 

  ★  本 当 に ス ゴ イ

ステレオの音(各種の改造によるサウンド変化を楽しむ)というより、音楽を楽しめる=音楽に没頭できる アンプ すなわちレコードの一曲だけ、片面だけを聴こうとしても、つい両面になったり 更には別の1枚また1枚と音楽を味わい尽くしてしまう様なアンプだと云えると思います。

コレが50万とか100万じゃなくて ムリすりゃ手が届きそうな価格になっているのも悩みのタネですわ~

 

まさに 魔 性 の 誘 惑 

  禁 断ア ン プ なのでした  オソロシィ~


ELEKIT TU-8200R +Amtransパーツセット 10日間レンタル

2023年02月03日 | 真空管アンプ

寒い日々が続いておりますが、、 

       皆様 お元気にお過ごしでしょうか~

コチラは、 このところの『 熱心なるレコード掘り 』に伴い 大活躍してくれている拙宅の球アンプなんですが

 クロームメッキのシャーシもピッカピカに光り輝き

             ドッシリとした ふてぶてしい面構え 

音質アップのための改造も一通り済ませて、特段の不満もなくレコード芸術を楽しんでいるわけです!!

そうしたところ、、

以前から 金メッキ線やら抵抗・コンデンサ等のオーディオ専門パーツを製造・販売されている神田のアムトランス社から、天使のささやき?or 悪魔の誘惑? が届きました~

コチラは真空管アンプのキット(完成品もOK)を販売する国産メーカーのELEKIT(エレキット)社のシングルアンプ TU-8200R にアムトランス社の高級パーツを使って音質アップを図った 「ELEKIT TU-8200R+Amtransパーツセット」を10日間レンタル してくれる と云う何とも魅力的な 甘~い お 誘 い ですわ

実は、ここ最近になって現用の中華製アンプ(上記写真)の ”出力トランス” に疑惑が生じてきておりまして、、  せっかく回路を変更したり、パーツを高級品に換装したりしているものの最終的な音質決定は出力トランスが一番重要である という事が判ってきたからです

その確認という意味合いもあり国産の出力トランスを使っているだろうTU-8200R(概略的には現用の中華製アンプと似た様な回路構成)のサウンドを拙宅のシステムで確認できるチャンスでもあり、また手頃なレンタル料金(往復運賃も含む)もあり早速申し込んだわけです。

外観だけで比べてみると中華製アンプの派手派手しい厳めしい面構えとは異なり、TU-8200Rの方が小振りで地味な印象で  正に実直=質実剛健 というイメージ ですネェ~

コチラはかなり凝った回路も搭載しており、真空管を交換した際のバイアス調整を自動でやってくれたり、出力段の回路(3結、5結、UL)を変更できたりと ”痒い所に手が届く” というか ”至れり尽くせり” の機能がありオーディオマニアの心をくすぐる  とても魅力的(悪魔的)なアンプになっております  さすが日本の技術者!! すごい!! 

 

さてさて、肝心なサウンドチェックですが、、

★ とにかく低域が充実した音造りです

そもそも昨年の夏頃でしたか?初めてレコードを球アンプで試聴したときの 最初の印象が、もっと低域が出て欲しい でした。その時はRIAA補正がうまく出来ていないから低域不足になっていると推測しておりましたが、コチラなら一気にノックアウトですわ~

★ ステージの拡がりはそこそこですが 分解能が高いようです

各楽器の一つ一つの音像がクッキリ明確に表現されます。 実はこの点が一番の驚きでした!!  中華製アンプだけを聴いている状況では気にはならなかったのですが、いわゆる録音の段階で複数の楽器がうまく分離されずに『団子状』になって録音されていると思っていたモノが 実はアンプの分解能が悪いために『団子状』に聴こえていた 事が判明  

 ⇒ 恐らくコレこそが出力トランスの性能差を表していると思われます

  いやはや  まさに  衝撃の事実でした!!

★ とにかく ”太い芯のある音” です

球アンプの一番の魅力である 太くて 芯のある サウンドが聴こえます。もっとも以前からの繰り返しですがハイエンド機材(単体で百万以上のアンプ・プレーヤー等)ならば半導体アンプでも可能かも知れませんが庶民派価格帯機材では無理でしょう  このサウンドが無ければレコード芸術のアナログサウンドを楽しむことができないでしょ~

こうなると、、

天使のささやき?or 悪魔の誘惑?

チョイと無理をすれば購入できる価格(基本モデルならば8万弱)

   コレは実に悩ましい

レンタルの終了までには まだ数日残っております。とにかく 今しばらく じっくりと聴き込んで 楽しんで みたいと思います 

オーディオの魔性との闘いは続く~