先頃 入手した、小型スピーカなんですが、、、、
期待していたものとは異なる音質だったので、あれこれ手持ちのケーブルを取っかえ引っかえして なんとか音質改善を試みましたが、思ったような結果が得られず 半ば諦めてしまっておりました。
(いっそオークションに出品して買い替え、、、、とも考えておりました。)
その話を ある方にお話したところ、それならばビンテージケーブルを試してみたらどうか!? という御提案をいただき先日ケーブルを御持参くださいました。
これが、そのビンテージケーブル=ウェスタンエレクトリックの電線です。
ウ~ン、どうみても昔のこたつか電熱線の電線そのものって風情で、、、さえない見掛けです。
肝心な芯線部は、いかにもスズメッキの銅線という感じです。
さらには端子も付けずに裸線そのままを、スピーカやアンプに直付けするわけです。
それで実際に接続してCDを再生したところ 「エ~~ これ良いじゃん!!」てな具合に、 じつに爽やかな音 が出てきました。
周波数帯域は狭いものの 中音域がスッキリ抜けの良い音で、BGMとしても実に心地良い音です。
不思議なことに高域はそれほど伸びていないのに 妙に抜けの良い音 なのです。
なるほど! これがビンテージケーブルの実力ですか!!
1950~60年代のウェスタンエレクトリック製らしいのですが、実に爽やかな音で、 いつまでも聴いていたい!という気分にさせてくれます。
このケーブルのおかげで、小型スピーカの買い替えは中止になりました。
ビンテージケーブルとは、デジタルとは無縁の真空管っぽいアナログサウンドの良さを現在につなげてくれる貴重な存在であると認識いたしました。