ふとした事から ビンテージプレーヤー Dual 1219 を入手し、そこから始まってしまった第二期?アナログブームですが、、
新たな球式プリアンプ=EAR834Pレプリカ フォノEQアンプ が加わったことで、ようやく一段落したところです。
何しろ かつてのMICRO DQ-7 +Mcintosh C34V改 のサウンドからは、かなり次元の異なる段階に変遷を遂げた感があります。簡単に表現するならば、 DD(ダイレクトドライブ)プレーヤーと半導体アンプの組合せだと せっかくのレコード=アナログ サウンドなのに、CDやらハイレゾ等のデジタルサウンドと 確かに違いはあるものの そんなには代わらないサウンドとして聴いておりました。ところが、ビンテージプレーヤーと球式アンプの組合せとなると そこから聴こえてくるアナログ=レコードのサウンドは、デジタルサウンドと全く異なる独特・独自のサウンドに感じられるわけです。
そうなると また新たな欲望として、更なるレコードの探求がしたくなるわけですわ~
神戸に来る前は 徒歩15分ほどで吉祥寺に行けましたのでdisk unionにも足蹴く通って簡単にレコード掘りを楽しめたのですが、コチラでは わざわざ30分近くも電車に乗らなければ中古レコード店にも行けません。しかしながらこの度のアナログシステムの大幅なレベルアップに伴い、レコード探求の欲望から移転後3年過ぎて ようやく初めて 元町のレコードショップ巡りが実現したわけです。過去に出張や旅の道中にて 元町の中華街とか訪れたことはあるものの じっくり元町を探訪するのは初めて とっても新鮮で愉しめましたネ
しかしながら元町のレコードショップは小振りなお店が多く、当然ながらラインナップも限られているので なかなかお目当ての盤を見つける事は難しかったのです。結局のところ2回の元町レコードショップ巡りと 毎度ながらのヤフオク落札にて合計20枚ほどを調達できたわけです。
左上のJ&Kはトロンボーンの二大巨匠=JJジョンソンとカイウィンディングの競演作です。JJジョンソンが大好きなんですが、何故か好みのサウンドで録音された盤が少ないみたいです。演奏はどれも素晴らしいのですが、誠に残念なことに どうも録音が気に入らないモノが多いのです 不思議ですわ・・
フローラ・プリムですネェ~ マエストロ=チックコリアがしばしばフューチャーしており、その透明感あふれる澄んだ歌声は圧倒的な魅力です!! いきさつというか経緯は知りませんが、元々はパーカッションのアイアートモレイラの奥さんだったのにチックコリアのアルバム制作に夫婦揃って参加したら、知らない内にチックコリアの奥様に成っていた という不思議な関係みたいですが、、
まさかアナログ盤が手に入るとは思っておりませんでしたが、、 クラウスオガーマンの名作アルバムです!! プロデューサーがトミー・リピューマ、録音がアル・シュミット とくりゃぁ アンタ 悪かろう筈がないでしょ~
RCAレーベルのリビングステレオ シリーズ だから高音質だろうと勝手に推測し、全く知らないアーティストながら入手した1枚 ジャケットからは女性JAZZボーカルがスタンダードナンバーを唄っているのだろうと思いますが、果たして『コレだ!』と云わんばかりの高音質録音なのでしょうか??
トゥーツシールマンズもCDは数枚持っておりますが アナログ盤が初めて入手できました。本当ならライブ盤でなくスタジオ録音盤が欲しかったのですが、まぁ贅沢は云わずにライブ盤にて我慢しておきましょ オランダプレスなので盤質はマズマズなんじゃないでしょうか・・
ショップ巡りだと 余程の大型店舗(disk unionの様にジャンル毎にフロアが判れていたりとか)でなければ品揃えの関係から ”お目当ての1枚” には そう簡単には巡り合えないわけです。そうすると、せっかくココまで来たのだから何か手頃な盤でも買って帰ろう という気分になってしまう
今年の初め頃でしたっけ? 永遠のロックギタリスト=ジェフベック先生の訃報を目にしたのは・・ 近年では彼のステージにチャーミングな女性ベーシストがグルーブ感バリバリの演奏を披露してくれる映像を眺めたりしていたので昔のジェフ先生はどんな御様子だったのか?興味を持ち入手してみました それこそヤードバーズってカッコイイの代名詞みたいな印象もあるので、そちらも興味津々でありまする
あと右下のシンガースアンリミテッドも前々からアナログ盤が欲しかったわけです。輸入盤だろうと ほぼ疑いなく入手したのですが、よく見ると残念ながら国内盤だったわけでガックリ~ なんですが、コチラはなかなかスゴイです!! CDを数枚持っておりますので かなり聴き込んでいるものの、アナログ盤だと全然違いますネェ~ 歌声そのものが生々しく聴こえてくるし、幾重にも重ねられたコーラスの和声が一つ一つ聴き取れる感じがします。それこそデジタルだとコーラスの和声が 一つのかたまり として聴こえるのに対して、和声の一音一音が分離した音程として聴こえてくる感じ(もっとも繰り返しではありますがハイエンドの機材(単体で百万超えレベル)ならばハッキリ分離して聴こえるのかも知れません) やっぱりアナログ盤はスゴイですわ
ジャパニーズポップス も忘れていませんヨ~
本当はコチラの鈴木茂氏の コスモス というアルバムが欲しかったのですが、其方が人気盤で高値売買され手が届かない為一先ずコチラを入手したという次第です。この時代は映像のデジタル処理など無かったでしょうから、このショットを捕らえるには相当な練習を繰り返したんじゃないでしょうか、、 コチラも御苦労が見える、良きアナログの時代の産物って感じでしょうか~
大貫妙子さんも初期のアナログ盤が随分と高値になっている様子ですね、、 コチラは多少人気薄?のアルバムなのでお安く入手できました。
そうです!! ピチカートファイブです!! 彼らもアナログ盤の流通量が少なく?なかなか苦労いたします(お金さえ沢山出せば簡単なんですが) ようやく1枚ゲットできました 記念すべきアナログ1枚目 本当ならば正規のアルバムが欲しいわけですが、高額品には手が出ないので仕方なく割安品を選ぶと知らない盤になるようです しかし、そこは矢張りピチカートファイブだし、野宮真貴 嬢なのです カッチョイー
右上は、矢野顕子 先生ですネェ~ コチラはライナーノーツを眺めてビックラこきました~ 2曲にマエストロ=スティーブ・ガッド & アンソニー・ジャクソン という超強力リズム隊が参加されているではないですか!! それらの曲を聴くと、、 超・難解な変拍子の楽曲でありまして、そこらのリズム隊では太刀打ちできないんじゃないかと思われました。勝手な想像ながらスタジオに集まって楽譜を初見で1、2回ザッと演奏し あっこ様からのご要望があり所々チョイ手直しして、スグ本番で一発OKとかじゃないの??
どういう訳か 日野皓正氏のアルバムを3枚も入手 元々は左下のメイダンスというアルバムが欲しかっただけなんですが、、
中学から高校生になる頃でしたかねぇ、お茶の間のTVでも結構な頻度でJAZZの演奏を聞かせる番組がありました。そのなかで日野皓正と渡辺貞夫はCMにも出演したりで JAZZ好き以外にも かなり認知度が高かったんじゃなかと思いますし、特に日野皓正はチョイ悪な風貌も手伝ってか スゲーカッチョ良かったですわ~ それで売れまくってNYに高跳びしたんじゃないでしょうか・・
右上のケネディ大統領のジャケットはオリバー・ネルソンのオーケストラですわ
ライナーノーツが無いので詳しくは判りませんが実際のケネディ大統領の演説が入っており それに続いて演奏が始まる 独特なつくりのアルバムになっておりました。オリバー・ネルソンらしい 混み入った楽曲とアレンジが良好な録音で納められており、お気に入りの1枚になりそうです。
ジャパニーズポップスからJAZZ、ロックと幅広いレパートリーになっておりますが、本来ならば そこにラテン系も加えたいところ なんですが、キューバとかアルゼンチンとかポイントを絞ったジャンルだとレコード盤の流通量も少なく結構入手がムツカシイ感じです マァ、もっとも 大金を出すならばいくらでも入手できるでしょうけれど・・
今後とも引き続いて
前々から欲しかったアナログ盤を
お安く入手する事に
全力を尽くしたいと考えております~