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念願のセルフリフォーム その11

2021年08月31日 | リフォーム

おおよそ部屋らしくなってきました~

こうなると隅々が気になってきます。そこで今回は普段 気にも掛けない様な 『巾木』を貼り付けてゆきます。

巾木にも大きく分けて、木製のしっかりした巾木と塩ビ製のペラペラしたソフト巾木の2種類があります。勿論、簡単に貼れるであろうソフト巾木を選択しております。 しかしながら、相変わらずでありますが、単にソフト巾木と云っても その種類は驚くほどもあり、どの色合いやら柄を選ぶ  かは本当に悩ましいものです。

 ◎ PC画面を眺めて、悩みに 悩んだ末に選んだのがコチラ

巾木そのものが目立つ事無く、一番無難な色合いと柄を選んだつもりでしたが、余りに音無しく地味だったので、もう一段階 柄(木目)のハッキリした方が良かった と後悔しておりますが、、

まあ そこら辺は適当に妥協し 早速貼り付け作業します。いくつかのネット情報により、使うボンドは「アクリル樹脂系エマルジョン」が良さそうだったのでコチラを選択

 

なにぶんにも巾木を貼るのも初めての事なので、おっかなびっくりの作業ですが、とにかく貼り付いてりゃ良いだろうと ボンドを塗って貼り付けております。 ここでの悩みは既存の昔ながら頑強な木製巾木を撤去するか?どうか、だったのですが、先に巾木の際で漆喰を塗り終えてますから、今さら既存の巾木を剥がすと その部分に再度漆喰を塗り直さなければならない。なので見える部分だけ白ペンキで誤魔化す という作戦をとりました。

  す る と 、、

こんな感じ

 

元々がドアだった付近も、こんな感じ

全体として見ると

と、マズマズの見栄えになったような気がしております!!

     が、しかしですネェ、、、

この面は全体的にオーディオ機器が並ぶ予定ですので、コレラの小細工は全てが「水の泡」となる筈です。  でもキレイになってメデタシ・メデタシ

次回は、いよいよ『 床の遮音作業 』に入る予定にしております!!

                           つ づ く ~


念願のセルフリフォーム その10

2021年08月28日 | リフォーム

先回のペンキ塗りで『 天井 』までがキレイになりましたので、今回は『 』に取り掛かります。

実は天井の作業と窓の作業が一部同時進行しており(追加のペンキを仕入れるのが雨天で遅れた為)ますので、観察力の鋭い方ならば『 天井 』の写真に写り込んでるモノで既に状況を察知されていらっしゃるかも?知れません。

 

コチラの窓も当初より、どうしたものか・・・ と頭を悩ませておりました。

と云いますのも、前オーナーが この部屋が和室ゆえに「カーテン」ではなく「障子」にしたいという強い希望があり、その障子を付けるために わざわざ窓枠に「枠」が追加されております。

そのを眺めると要所・要所に目立たないようにパテで隠した穴が見受けられました。恐らく、そこにネジが潜んでいて、それを外せば木枠が取り外せるだろうと パテをほじくり 長い長いネジを外したのですが、、、 

なおも頑強組っ付いております!!

どうやら元の窓枠に強力なボンドで貼り付けてあるようです。力まかせに取り外そうとすると、大元の窓枠自体がグラつくような気配もあり  無茶は禁物です。なので地道にボンドを引き剝がす=狭いすき間にカッターの刃を突っ込み切ってゆく 作戦にしました。

 

 半日近くかかって、ようやく4枚の板を取り払いました!!

ようやくスッキリできましたので、早速カーテンレールを取り付けることに

 ◎ レールが見えるのが嫌なので目隠しのボックスを制作

が、しかし、、 レールを買う前に、予想した寸法でボックスを作ったために壁にピッタリせず15mm程のすき間が出来ましたが、この場は面倒臭さが先行しアッサリと諦め そのまま

今回もまたペンキの色をどうしようかと悩みましたが、一番おいしそうな色である「クリーム」色を選択

この先、部屋全体が完成してから再度検討をする予定で、カーテン自体は以前に使っていたモノをそのまま一時的に流用。

 

ようやく、何となくながらも 二つの部屋が一室に成ってきた感じです。

ここまでくると、そろそろ「床の遮音」とか、「オーディオ専用電源」とか、マニアの世界が近付いてくるようでワクワクしてきますわ~

しかし、その前に まだ少し別作業を進めなければなりません。

            ま だ ま だ 続 き ま す ヨ ー


念願のセルフリフォーム その9

2021年08月27日 | リフォーム

少しづつながらも着々と進行している我が家のセルフリフォームですが、、、

』が済んで『 』ときたら今度は『 天井 』じゃないですかねぇ~

というわけで、ココの天井は昔ながら?の凹凸の激しい、指で擦ったら出血しそうな表面仕上げになっております。

   ◎ 試しにホウキでこすってみたのですが汚れは全然とれなっかたです。

    特に照明器具が取り付けられた部分の汚れがヒドイわけです。

当初より、この天井の処置については頭を悩まされながらも中々妙案も浮かばずでした。

なので差し当たりペンキを塗ってみようか!? と超粗面用のローラー(PEACHというローラー)を入手して参りました

で早速ペンキ塗りをスタートしたのですが、、、

コレまでは小さい面積でチョコチョコとペンキ塗りをしてきましたが、この様な広い面積は初めてです。更には表面の凹凸が非常に激しいうえ、おまけに天井という悪条件の重なった状況は全くの未知数でした。

いざ塗り始めてみると、、、

0.7ℓ缶に半分位残っていたペンキが一瞬の間に終了。塗った面もムラムラで、とても受け入れられるレベルにはなっていない。 ということで、新しいペンキと別のローラーを探しに またまたホームセンターへ直行!!

色合いについては相当悩みましたがアイボリーならば当り障りが無いだろうと判断し、これまで買ったことのない1.6ℓ缶を購入。これだけの量があれば絶対に余るだろうけど、アイボリーならばこの後も無駄にならず利用できるだろうと決断しました。 またローラーについては超粗面用だとペンキの消費量が多い割に塗り面がそれ程キレイにならない印象だったので、多少ぶ厚めのローラで幅の狭いモノ=要するに、狭い領域に力を込めて塗り込めるよう100mmを選択してみました。

この組み合わせで全体を一通り塗ってみましたが、瞬く間に一缶ほぼ終了。

しかしながら一回塗りでは、全体に色むらが目立ち、むしろ以前よりも更に汚らしい印象になりました!! なので仕方なく再びホームセンター追加のペンキを購入!

結局1.6ℓ缶を2缶近く使い二度塗り(場所により3度、4度塗り)して、ようやく何とか見れる程度の天井になりました。

いやはや、これまでペンキ塗りを甘くみていましたが矢張りコチラも職人さんが居るだけあって中々にムツカシイものだと実感しました。

まさか六畳の天井を塗るのにペンキを3ℓ近くも消費するとは夢にも思っておりませんでしたわ~

しかしながら、この天井も壁と同様に凹凸が大きい分 恐らくは音の反響が少なく定在波の発生が少ないのではないかと密かに期待しているわけです。

相変わらず、ひとつ、ひとつ、試しながら 考えながら の作業ですので進行は遅いですが、着実に変化してきております。  

    まだ まだ 先は長いですわ~


念願のセルフリフォーム その8

2021年08月21日 | リフォーム

前回はオーディオ機器を並べる予定の壁に漆喰を塗り、マズマズの状態が得られましたので その続きです。

コチラの壁には使わなくても余り不便でもない 立派な扉(すりガラス窓有り) が付いておりますが、、 出来る事なら左右の壁いっぱいまでスピーカーを設置したい というのがオーディオマニアの切なる願いでありますから今回はその希望を叶えようと思います。

というわけで思い切りよく『 扉 』を取外しちゃいました。

しかし昔?の扉はガッチリして十分に重いので取扱いも大変ですわ~

その開口部には、マズ 芯となる中心部厚さ50mmの断熱材を押し込みました。 断熱材は一般には「スタイロフォーム」をよく見掛けますが、私が材料調達しているコーナンにはコチラの「カネライト」しかありませんので、、

そして、その断熱材を 厚さ12mmの石膏ボードでサンドイッチにする という工法にしました(コレが正しいかどうか判りませんが)。この12mmの石膏ボードが重い(15kg位)くせに、軟弱でスグに割れたり欠けたりするので取扱いが厄介なんです。

 

さて、ようやく 扉 から 壁 へ変更できたわけですが、、 

やっぱり壁に成ったからには「漆喰」を塗らきゃならん という事で、またまた『ひとりで塗れるもん』のご登場です。 もう既に手順も要領も心得ておりますのでサッサッと塗り終えました~

また当初は扉の枠はそのままの状態で残しておこうと考えてましたが、壁一面を眺めると、枠だけ残っているのは不自然な感じがしますので(艶消しのミルキーホワイト)で塗ってしましました。

ここまで実施して、ふと我に返り、、   ”果たして「扉」を閉じてしまって後々問題にはならないだろうか?”  といった不安が沸き起こってきましたが既にあとの祭り 元には戻れない!

 

ちなみにコチラの『新壁』の裏側は? 

こんな感じで、矢張り『ひとりで塗れるもん』の独壇場です。 

コチラは、少し表面の仕上げを代えまして極端な凹凸ではなくランダムフィニッシュ(だったかな?)という  わざと塗りムラ強調する手法で仕上げてみました。

というわけで、オーディオ機器の設置場所が着々と完成しつつあります。

  いやはや、何とも楽しみな状況になって参りました~

 

とは言え、この他にもまだまだリフォームすべき箇所が山積みでありますので ドンドン進めていこうと思います。

 

        ま だ ま だ 続 き ま っ せ ぇ ~


念願のセルフリフォーム その7

2021年08月16日 | リフォーム

ひとりで塗れるもんの快進撃が続いてます!!

このところ連日に近いペースで漆喰塗りをやっておりますので、おおよその勘どころが得られたような気になっておりまして、、、

新たに床をフローリングに張替えた側の壁塗りが完了したので、次は元からフローリングだった側の壁に取り掛かります。 

さて肝心の壁ですが、、 コチラの壁際には一面にオーディオ機器を並べる予定でありまして、出来る限り『音』反響・反射を抑えたい という意図があります。 以前は壁紙を張り替える考えでしたので、アレコレ壁紙を探し求め 凹凸の大きいモノとか、布っぽいモノとか、を検討しておりました。

が、漆喰の塗り壁にすると決めた後は、いかにして凹凸を大きくするか を考えてきました。これまでアレコレ試してきた漆喰塗りの仕上げ「きれいな荒れた面」は最終的にはココに行き着くわけです。 というわけでコチラがこれまでの集大成となります。

 

本来ならば壁紙の表面を拭き掃除して、その上にシーラーを塗る というのが漆喰塗りの原則ではありますが、このひとりで塗れるもんの場合は いきなり壁紙の上でも全然スイスイ塗れることが判っておりますのでそのまま塗り始めます。

全体としては普通の壁面(あくまで素人作業として)にしか見えませんが、、

少し斜めに 近くで見ると表面の凹凸というか『荒れた』感じが判ると思います。

前回の場合は、少し厚塗りした後にスポンジでポンポンしてやる という手法を用いたのですが、それを施工している最中に思いついた手法で仕上げてみました。多少厚塗りしたあと、コテの裏面を塗った面に軽く当てて  パッと引いてやると、粘着性ゆえのネバリで『荒れる』といった方法です。この手法は、ある程度なら凹凸の深さ・大きさがコントロールできるメリットもあります。

ただし、やはり残念ながら塗り終わった後に 全体として眺めると場所ごとにムラがあり統一感がありませんネ

 

実は仕上げの段階では 部分的には もっと大きな凹凸が出来ていたのですが、余りに先鋭的トゲトゲしくなっていたので、例のスポンジで抑えておきました。

しかしながら、当初の目的である 音の反射を抑えるため出来るだけ大きい凹凸をつくる に関してはマズマズの結果が得られた!!ような気がしております。

ひとりで塗れるもんの実力というか威力には本当に驚かされっ放しでした。もし、こういった塗り易い漆喰に出会えなかったらコチラの凹凸壁は実現できなかったと思います。

 

ひとまず漆喰塗りは一段落しまして、次は天井にしようか、窓枠にしようか、、

    ま だ ま だ 続 き ま す ヨ ~

 


念願のセルフリフォーム その6

2021年08月13日 | リフォーム

前回は半乾きでしたので、、

数時間後にようやく漆喰も乾いて、キレイな色(黄土色の漆喰です)に成ってくれました。

さすがに下地処理がしっかりと出来ているので漆喰の伸びもよくスイスイ塗れました。そうすると塗りながらも少し余裕が出来るので、わざと塗り面を荒らしたりと 意図的に塗りの変化も付けられるわけです。

ですが経験の少なさゆえ、塗っている状況からは  乾いてからの仕上がりを予想しきれず、未熟さを痛感いたします。 要するに、キレイな荒れた面を作りたいのに、残念ながら「汚い荒れた面」に成ってしまっております。

     そこで、思いきって 新 兵 器 の登場です!!

技量の足りなさを材料で補ってもらおう  という魂胆で、これまで塗ってきた練り漆喰の ナント2倍の価格、高級練り漆喰=ひとりで塗れるもんを購入しました。 コチラは天然素材だけの日本製ではなく、簡単に塗れるように少しポリマー等が加えられた韓国製とのことです。

開封した第一印象は、純国産の漆喰に比べると空気の含有量が多いなぁ という感じと、漆喰独特の臭いが無い感じです。 それとピュアホワイトながら結構グレーっぽいなぁ という印象です。

何しろ、2倍の価格ですからねぇ、、、  塗り易さに期待が高まりますわ

 

  マズは 下地処理をしっかりと施してゆきます。 

壁紙の繋ぎ目が目立ってたり、壁面にひび割れがあったりと、壁面としては結構厄介な状況ですが、出来るだけ仕上がりがキレイに成るようにとメッシュテープとパテで押さえつけて、表面にはシーラーを塗っております。

 

イヤ~ これは塗り易いです 実にラクラク、スーと伸びてくれますわ~

多少時間が経過しても ゆるい状態が保たれているので、余裕でアレコレを試すことが出来ます。

今回は国産漆喰では出来なかった仕上げ処理=スポンジを使った表面荒し をトライしました。この手法の目的は前述した、キレイな荒れた面をつくることです。

以前ならば、漆喰を塗っている最中に コテから その他の何かに持ち換え 別な作業をする なんて芸当はとても不可能と思われたのですが、コチラの漆喰「ひとりで塗れるもん」ならば余裕で可能となりました。さすが2倍の価格差はスゴイ威力ですナ~

初めに スィーと薄めに伸ばして平坦に塗り、その後に部分的に多めに漆喰を塗る、その後にスポンジで表面をポンポンとしてやると、おおよそ自分の意図した様な「キレイな荒れた面」が作れるようになりました

まだまだ、完全には意図した通りには出来ませんが、かなりのステップアップになりました。

恐らく以前だったら半日以上も孤軍奮闘しなければならなかった壁一面ですが、およそ2時間ほどで仕上がりました。 やっぱり「ひとりで塗れるもん」は塗り易いし、表面の仕上げ処理も工夫次第で色々と試せそうです。

こうなると、これまでに計画していた壁以外にも何か応用出来ないかと  益々リフォームが楽しくなってきました。

       で は 、 次 回 も お 楽 し み に ~


念願のセルフリフォーム その5

2021年08月09日 | リフォーム

床の作業が終わりましたので、次は壁の作業にはいります。

左官仕事は一向に慣れる気配もなく、作業に取り掛かるまで気持ちを上げるのにも一苦労ですわ~  また左官仕事というのは、目立たない地味な準備作業とかが重要であり 華々しく見事なるコテさばきで人々を魅了するのはホンの一部だけ って感じです。

幸いにも、今回は壁紙を剝がさずにそのまま下処理を施し、直接塗りたくってやろうという魂胆なので比較的ラクな部類の作業になりそうです。

私が実施している下処理としては、

1.壁紙が浮きあがってたりする部分をジョイントコークで貼り付ける

2.壁紙にキズとか、貼り合わせの部分にメッシュテープを貼りパテで埋める

3.パテを乾燥させた後に、面全体にシーラーを塗る

本来ならば 途中にサンドペーパーで表面をキレイにする作業があっても良いんでしょうが、工数を減らす目的で割愛しております(面倒臭いだけ)。

というわけで早速上記1.の作業をします。

漆喰を塗る場合、この程度なら影響はないだろうと自分を治めがち? なんですが、、、 微妙な凹凸も漆喰の表面に浮き上がってきますので要注意です。

  壁紙の合せ部分がわずかに浮いてきちゃっております。

  このすき間にジョイントコークを注入します。

あとは乾いてくれるのを待つだけ

なんですが、ジョイントコークはそれほど接着力が強くも無く、ピッタリと密着して繋いでくれるわけでもないので だいたいこんな感じでしょう。 本当は壁紙が白の場合、接着剤も白にすりゃ目立たないで済むのですが今回は手持ちの接着剤が色付きしかないので代用として使っております。

  何か所かジョイントコークした後、今度はシーラーを塗ってゆきます。

私が使っているのは水性のシーラーで、なかでもコノ カチオンシーラーが良いとの情報があったのでコチラを壁全体に二度塗りしてゆきます。

シーラーは塗る前と塗った後で、表面にはほとんど変化は見られません(専門家ならば明確な違いを示せるかも知れませんが、、、)。 なので一度塗りだろうと二度塗りだろうと関係ない 様にも思われますが、漆喰を塗り始めると、その成果が如実に現れるので重要なポイントだと思います。

さて、下地処理という準備が完了(乾燥)したら、ようやく漆喰塗りが始まります。

漆喰塗りは、かなり集中力を必要とされる作業であり、途中でアレコレ(写真を撮ったり)が出来ませんので途中経過の写真は有りません。 今回はシーラーの二度塗りの効果を確認したい という試験的な意味合いもありまして、その上に本漆喰(天然素材だけの本漆喰=和楽美)を塗ってみました。 コチラの本漆喰=和楽美は下地処理がしっかりしていないと塗るのが本当にムツカシイ製品なんですが、今回はスイスイと上手く塗ることが出来ました。 予定通りで良かったぁ~

下地処理がうまく出来ていないと、まるで粘土の表面に水を含ませたように(正しい表現なのか不明ですが、恐らくはこんな感じ) 壁面にベタッと吸い付いて全然伸びない!! この状態を『水分を持っていかれる』と表現される様に、漆喰に含まれる水分が一気に壁の表面に吸い取られて 貼り付いてしまう  そして何とか伸ばそうと力を込めてコテで擦ると、全部はがれてしまったりと まったく思うようになりません。

上の写真は塗り終わり直後で、まだ水分が残っているので 所々色の濃い部分がありムラムラですが、じきに乾いてくると全体がキレイな黄土色になってくれます。

今回はしっかり下地処理をすれば本漆喰でもスイスイ塗れる事が確認できましたので有意義な体験だったと思います。

  では残りの壁も塗っていきましょ

            ま だ ま だ 続 き ま す ~


念願のセルフリフォーム その4

2021年08月08日 | リフォーム

さんざん苦労しながらも、フローリング材を張り付けてを進めてきましたが、、、 

ようやく最後の一列まで来たところで、またまた無理難題に遭遇!!

当初より覚悟はしておりましたが、最後の一列は特に寸法調整がムツカシイわけなんです。

 と、云いますのも 、正確な図面により専門職人さんにより建てられた建物というのは、室内の寸法がビシッと正確で 部屋の縦・横の寸法もキッチリ四角に納まっていると考えがちです。 

ところが、ところが、 実際には ある程度 いい加減なところがありまして、コチラの部屋(六畳の畳間)では大雑把にみても 手前側と奥側で横方向寸法が10mmすなわち1cm、また奥行方向でも左端と右端で10mmほどの違いがあります。それらが直線的にズレているかと言えば、そうでもなく ある位置からカクッと曲がっていたり、なだらかに歪んていたりするわけなんです。

更に加えて素人作業ゆえの不正確さも相重なりまして、最後の一列の張り付けは困難を極めるわけなんです。そこで登場するのが大工さんの象徴的道具の一つである 鉋=かんな の登場となるわけです。

が、しかし、、 

素人ゆえ 大工さんのようにシャーとキレイに削れるわけもなく、切削面は却ってガジガジに汚くなるって感じですわ・・・ それでも、なんとか微妙なすき間を確保しつつ最後の一列を納めることが出来ました。

ここでフローリング材について追加説明をしておきますと、床材料の板脇には「さね」と呼ばれるジョイント部分があります。

   このジョイントに順々に次の板をはめ込んでいくわけなんです。

もし同じ長さの板を平行に順々に繋げるならば、だいたい同じ間隔でいけるだろうけれど、今回は強度を確保するという命題に従い 互い違いに並べており 更に上述した部屋自体の寸法の狂いもありますので、左右の材料の微妙なズレが 次の板をはめ込む際に大きな障壁となりキッチリ納まらず、結果として不必要な大きなすき間となってしまうわけなんです。

というわけで、仕上がった床を全体的見渡すと 妙にすき間が大きい箇所があったり 微妙に斜めになってたりと、矢張り素人仕事であることが明確に漂っておりますわ~

コチラは張り付ける際に、かなり脇から叩き込んだのですが どうしても接近してくれず、3mmほど すき間 が開いてしまいました。

上手くいった部分はこんな感じなんですが、、

ほとんど言い訳ばかりの内容になってしまいましたが、

                 ようやく フローリング床 の完成でした。

 

  さて、さて、、 次は壁の作業に取り掛かりますヨ~

                      つ づ く ~


念願のセルフリフォーム その3

2021年08月04日 | リフォーム

前回の その2 では『下床合板の繋ぎ目とフローリング材の繋ぎ目が重ならない事』というコレまで考えが及ばなかった重要事項を知ってしまったところで作業が中断したわけなんですが、、、

それから再度原点に立ち戻り、上記の課題を克服すべく 無い知恵を絞り熟慮を重ねた結果、あと2本だけ根太を追加設置すりゃ 一ヵ所を除いては解消できるという結論に達しました。 というわけで急遽ホームセンターで材木を調達してきたわけです。

そして下床とフローリング材の繋ぎ目が重ならないようにレイアウトした結果が下のようになりました。

ここまでしても、果たしてコレで十分なのか? 一ヵ所どうしても解消できない部分を放っておいて後々に問題には成らないだろうか? との不安は残るものの多分大丈夫だろうと自分に言い聞かせ作業を進めました。

 

ついでながら、ですが、、、この作業をスタートする前に大慌てでアマゾンで購入したモノがあります。

建物の床作業する場合には『水平』が非常に重要であると聞いていたので、コチラのレーザー光線で水平線を壁に描いてくれる装置が必須であると思い真っ先に用意していたのです。

ですが結局のところ、この装置を使うことなく床作業は完了してしまいました。ガ ッ カ リ 

フローリング材を固定するには、一般的にはフロア釘で打つのが一般的なようです(ネット情報では多く紹介されております)

ところが、この釘を打ち込むには釘絞めという特殊治具を使うのです。コレが大きな音がするので近所迷惑になります。 

イヤ~ これは参ったなぁ~ 代わりになるような細いネジはないものか?と探してみると、ちゃんとそれ用のネジが用意されておりました。そこで再び、そのネジを調達するためにホームセンターへ

細いネジゆえにドライバーの先(ビットと言います)も細い用が必要となります。

と、まあ頻繁にホームセンターにも通い、大汗をかいてフローリングを張り付けていったわけです。

当初の『すき間』問題にも、接触する部分には必ずスペーサ(アクリル板の切れ端)を噛ませてスキマ確保に努めました。

そうそう フローリング材の張り付けには釘やネジだけでは心許ないのでボンドも塗り付けることにしました。ホームセンターの床用ボンドのコーナーには数種類のモノがあり、どれも同じようなものだろうと一番安い600円程のボンドを手にとって説明文を読んでいると、いかにも職人さん風情の方が、迷うことなく少し高いモノを数本つかんでました。すかさず「こういうのは、どれも同じようなもんですかネェ?」と訊ねてみると、職人さん曰く「コレが一番いいよ、安いのはスグに硬くなって割れたりするから」とのこと。

安いモノはアクリル系ボンドで、職人さんオススメのはウレタン系ボンドと明らかに異なるボンドでありました。

 

     ま だ ま だ 続 く 予 定


念願のセルフリフォーム その2

2021年08月01日 | リフォーム

前回の ”その1” で、和室六畳と手前の洋室を仕切る『鴨居』を取り除く作業を行い、無事に二間が接続できたところまでレポートしました。 

鴨居の跡に残った大きな開口はどうなったか と言いますれば、軽い桐板で適当に塞いでしまった てな感じです。この後は塗料を塗るなり、壁紙を貼るなどすりゃ なんとでも成ると思います、なので一旦はこのまま!

さて、畳の処分は近所の畳屋さんにお願いし引取って頂いたのですが、その際に畳の運搬をお手伝いしたところ、ナント料金を値引いてもらえました ラッキー

で、畳が無くなった床は 今どきでは考えられない様な立派な木材が使われておりました。フローリングの床は、この上に根太と呼ばれる横棒の足場を仕込んで その上に12mm厚の構造合板(ベニア板)を敷き詰め、ようやく その上にフローリングの板を敷く という、かなり面倒な手順でやらなければなりません。

多くのネット情報では、根太の間隔は30cmとされているのですが 私の場合は 何とか材料を少なくしたい一心で45cm間隔といたしました。これが先々に渡って大きな障害の元になる恐れは少ないだろうとの甘い考え。

というわけで根太と合板を仕込んでみました。この時点では、合板がしっかりと支えられていりゃ大丈夫だろうととしか考えておらず、この先に張り付けるフローリング材の継ぎ目がどうなる?なんて考えが及んでいませんでした。 そうこうする内にネット情報より、重要な注意点が発覚 = 木材は湿気により伸び縮みするので木材同志を組付ける際は必ず『すき間』がいる! また『すき間』が無いと床を踏んで木材同志が擦れるとギシギシ鳴ったり(ウグイス張り?)する とのことなので、すき間を作るわけなんですが、コレがまた難しい 素人はキッチリ合わさっている方が簡単なんですヨ~

下床を仮組みしたところで、試しにフローリング材の『割り付け』なる作業をしたのですが、、 

割り付けとは、フローリング材の表面の木目は天然素材ゆえに それぞれで模様や色合いに個性があり、隣り合った材の色合いや木目が自然になるように、また全体として見栄えが良くなるよう並べ替える という作業なのですが、、、

実際に並べようとすると、どれも同じようだし、結構重たいし、で早々に挫折し 成り行き任せとすることに! 恐らくココが職人さんの腕の見せ所(仕上がりの違い)なんだろうと思いますわ

こうやってフローリング材をどのように張り付けるかを考えていたら、またまた新たな情報というか無理難題が突き付けられてきました。 

それは下床の合板の繋ぎ目とフローリング材の繋ぎ目が重ならない事という、今まで考えていなかった難しい課題です。素人としては材料の寸法から、一番手っ取り早いように配置を考えてきたわけなんですが、それだと強度が確保できない という厄介な魔物が現れてきたわけです。

 

    その3につづく~ (予定です、、)