猛暑が続きますねぇ・・・
こんな暑い時期に 半田ごてを使う作業などしたくないのですが、、、
たまたま材料を入手できましたので 思い切って 実行してみました。
ちょうど一年前に中国の上海から送ってもらったESS9018 DACですが、半年くらい過ぎてからは十分にエージングが進み、さらに満足できるサウンドに仕上がってきました。
外観は、デザイン性や洒落っ気など一切ない 単なる武骨なアルミケースそのものです!!
内部は 大まかに言ってしまえば 2個のトライダルトランスと たった1枚の基板で構成されております。
今回 初めて基盤を取り外してみました!!
で、何を企んでいるかといいますと、、、電源回路の整流ダイオードを交換するのです。
上写真の縦に2個ずつ横に並んでいるのが整流ダイオードです。で、以前チェックした際にチラッと眺めた感じで フムフム デジタル回路とアナログ回路で合計4電源の構成なんだ と勝手に思い込んでおりました。 が、しかし、、じっくり眺めてみると ナッ、ナッ、ナント6電源もありました!! いったい、何故そんなに沢山の電源が必要なんだろ~???
交換する シリコンカーバイドDiは余裕をもって20個も購入したのですが、全部替えるとなると24個も必要だったわけです。 ナ ン ト ビ ッ ク リ
仕方なく、15Vの1と2、9Vの1と2 のみを交換することにしました。残念ながら回路図がありませんので、果たしてそれらが本当にアナログ回路への供給電源なのか?? は定かではありませんが、そうであって欲しいという願望のみで実行することに
マズは電源端子板と通常のショットキーDi×16個を取り外しました。
左側2/3が今回交換したシリコンカーバイドショットキーDi×16個です。手前の8個は元々のままです。
最後に端子盤を元に戻して はい 基盤の交換作業は完了
で、基盤を元の箱に戻してやります。この時も端子盤への配線も接点復活剤を塗布してやりましたヨ
毎度ながら、基板を外したり パーツを交換した後 再び電源を入れる時は緊張感が最高潮に高まります。いやおうなく心臓がドキドキし、大汗が流れてくるわけです~ だから猛暑のなかでは やりたくない作業なのですが、、、
異常な発熱や煙が出ていないことを確認!!
どうやら交換作業は成功したらしい!!
数分間はそのまま異常な動作が起きないか? を見守り、大丈夫なことを確認してから、いよいよサウンドチェックです。
ス ゴ イ !!
大 成 功
恐らくは15Vがアナログ回路への供給電源で間違いなかったのだろうと思います。
予想では、低音域が引き締まる程度の効果だと考えておりましたが、低域は勿論のこと 超高域の伸びがスゴイ!!
全体にわたって一音一音の粒立ちがさらに明確さを増し、静寂感が高まりエコー成分までもクッキリしました。それに伴いサウンドステージも一段と拡がっております(これならHD800も不要か!?)。
どうやら オーディオは、電源とコンデンサですネ~
またまた シリコンカーバイドDiの威力をまざまざと見せ付けられた結果となり 大満足の改造となりました。