◎ジェイド・タブレット-06-33
◎青春期の垂直の道-33
OSHOバグワンは、直前世ではチベットの高僧であって、山中で教団を率いていた。106歳の時、21日間の断食修行に入り、その修行が終われば入寂する予定になっていた。ところがその修行終了の三日前にその高僧は暗殺され、21日間の断食修行は、完成しなかった。
OSHOバグワンは、今生で誕生した直後の三日間は、乳を飲まなかったが、これは前世の断食修行を継続したもの。さらに21歳で大悟覚醒したのは、チベットでの前生の最後三日間の修行について、1日あたり7年かけて三日分で21年をかけて完成したのだという説明をしている。
さらにOSHOバグワンが、この話をした理由は、彼自身の過去世そのものに何か価値があるからではなく、弟子たちが自分自身の過去世を知れば、前世での冥想修行の到達点を確認してそこから今生で冥想修行を積み重ねて行けるからであるとしている。それがなければ、無限の生の中で迷子になって、どこにもたどり着くまいと言っている。
(参照:反逆のブッダ ヴァサント・ジョシ めるくまーる社P41-51)
カルマパ十六世もダライラマ14世も、OSHOバグワンの神性を評価しているが、世間は必ずしもそうではない。
その言説は高邁過ぎて側近でもちゃんとわかっている人は一握りだったのではないか。
またOSHOバグワンは、第三の目についても言及があるが、ロブサン・ランパの第三の目の外科手術の話の真偽とは全く別の話である。