◎人類の人口が三分の一になる
ブルガリアの予言者ベラ・コチェフスカは、人類の人口が三分の一になると予言している。
それは、突然起こるようだ。人類が三分の一になる予言は、出口王仁三郎やダンテス・ダイジと同じ。
出口王仁三郎は、その後みろくの世が来ることを予言しているが、ベラ・コチェフスカはどのような時代が来るかは見切れていないようだ。
『ベラ・コチェフスカの大予言 / 宮﨑 貞行/ヒカルランド』という本はベラ・コチェフスカの話題が三分の一程度で、他はそれ以外の話題であったので、やや食い足りなかった。
マリア様の力で病気を治し、予言もするが、神人合一の話はない。つまり霊能力者は最後まで自分を捨てないといわれるが、まさしく自分を捨てて神様と一つになるなどということはできないのだろう。彼女は、魔除けの金の十字架は手放してマドモアゼル愛さんにプレゼントしたが、自分を手放すことはできなかったのだろう。
よって今生は最終転生ではなく、もう一度山形県に転生してくるらしい。
ベラ・コチェフスカは、盛んに日本が世界の精神的リーダーになると言っていたが、敗戦国条項がしっかり残っている現在では容易ではない。
夢想的かもしれないが、全面核戦争の末に世界全体が武装解除となり現国連がなくなるような非常事態でも来ない限り、それはないのではないか。
パックス・アメリカーナという核武装国共同の脅しによるまずまず平和なこの時代に、敗戦国日本が世界の精神的リーダーになることは決してないのだ。
そうなるための道は、自分の心と行動を変えること。それは、冥想により自分が大悟覚醒することしかない。信じられないかもしれないが、自分が変われば世界も変わる。
他人を損させて自分は儲けようとか考えているのでは、その道は遠い。ところが、資金運用、資産運用の根本思想は、そういうものだから、状況はなかなか困難である。国と社会を挙げて資金運用をさせようという動きの、ほとんど地獄的社会だが、それでも日々の冥想を。