Wikipedia 「尚書令」
唐では尚書令を長とする尚書省は、中書省から発せられた詔勅に基づいて政務を配下の六部によって執行する実務行政の最高官庁となり、尚書令は宰相としての地位を確立した。しかし、唐の第2代太宗となる李世民が皇子であったときにこの官職を務めていたことから、唐一代を通じて皇太子のみが任ぜられ得る空官となり、本来は次官である左右2名の僕射がかわって宰相の座に就く。尚書令は、龍朔3年(663年)に廃止された。
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皇太子が任ぜられた事はない、秦王世民[太宗]も雍王适[德宗]も立太子以前に任用された。
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廣徳二年郭子儀に発令[すぐ辞す]や、唐末に鳳翔李茂貞、宣武朱全忠が任ぜられたことがある。
唐では尚書令を長とする尚書省は、中書省から発せられた詔勅に基づいて政務を配下の六部によって執行する実務行政の最高官庁となり、尚書令は宰相としての地位を確立した。しかし、唐の第2代太宗となる李世民が皇子であったときにこの官職を務めていたことから、唐一代を通じて皇太子のみが任ぜられ得る空官となり、本来は次官である左右2名の僕射がかわって宰相の座に就く。尚書令は、龍朔3年(663年)に廃止された。
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皇太子が任ぜられた事はない、秦王世民[太宗]も雍王适[德宗]も立太子以前に任用された。
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廣徳二年郭子儀に発令[すぐ辞す]や、唐末に鳳翔李茂貞、宣武朱全忠が任ぜられたことがある。