蝋梅の花
2012-01-19 | 花
昨日の大阪南部・熊取地方は最高気温が11度近くとなり、2月下旬を思わせる冬うららかな一日でした。
このような日には、蝋細工のようなツヤツヤした輝きと芳香を放つ蝋梅の花が一段と美しく見えます。
今日は我が家の庭に咲いている「蝋梅((ロウバイ)」の花をご紹介します。
ロウバイ(蝋梅)」の黄色い花と芳香は、冬の日差しと共に寒さを忘れさせてくれるような、うららかな冬の日にはぴったりの花です。
「蝋梅」はロウバイ科ロウバイ属の落葉低木で、原産地は中国、日本には17世紀初期に渡来し、主として観賞用の庭木として栽培されているようです。
蝋梅は別名を「カラウメ(唐梅)」、「ナンキンウメ(南京梅)」と言いますが、「梅」の仲間ではありません。
英語名では「Winter Sweet」と呼ばれています。これは冬に咲く花で、甘い香りが漂うことからこの名前がつけられたのではないかと言われています。
蝋梅((ロウバイ)」の種子にはアルカロイドであるカリカンチンという有毒成分を含んでおり、誤って口に入れると中毒になるそうです。
観賞する時には十分注意してくださいね。