昨日は大相撲初場所の千秋楽でした。
今場所は13日目に大関把瑠都が初優勝を決めていましたが、昨日は平成以降、4人目となる大関での全勝優勝をかけて横綱白鵬と対戦しました。
会場では把瑠都の奥さんや母国エストニアから応援に駆けつけた御両親が観客のみなさんとともに「手に汗握る」熱戦を見つめていましたが、結果は寄り切りに敗れて14勝1敗となり、94年名古屋場所の武蔵丸、同じく94年秋場所、九州場所の貴乃花、そして2007年夏場所の白鵬に次ぐ4人目の全勝優勝はなりませんでした。
今日は相撲の話題では「手に汗を握る」の由来について調べました。
「手に汗を握る」の由来
昔、中国・唐朝の第14代皇帝である憲宗(けんそう)が「どうすれば世の中を平和が出来るか」と家来に聞いたそうです。
家来は「先ず、皇帝の傍で働く人の中から悪い考えを持つ人物を取り除くべきです」と答えました。
それを聴いていた皇帝の弟は、その家来に「あなたは何と大胆な人だ。あなたの言葉を聞いて、思わず両手に汗がにじんだ」と言いました。
ここから危険な場面や緊迫した場面に接してはらはらする様を「手に汗を握る」と云うようになったそうです。