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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

皇太子殿下50歳のお誕生日

2010-02-23 | 時事

今日2月23日、皇太子徳仁親王(なるひとしんのう)殿下は50歳のお誕生日を迎えられました。
皇太子殿下の御誕生日を心よりお祝い申し上げますと共に、皇室の益々のご繁栄を御祈念申し上げます。

皇太子徳仁親王(なるひとしんのう)殿下は昭和35年(1960年)2月23日に今上天皇陛下と皇后陛下美智子さまの第一皇子として誕生されました。
御称号は浩宮(ひろのみや)、お印(しるし)は梓(あずさ)、皇位継承順位は第一位です。
「浩宮」の称号は中国の古典「四書五経」の中の『中庸』第32章にある「々たる天」から、「徳仁」の名は同じく「四書五経」の「聡明聖知にして天に達する者」から
2字を選ばれたそうです。

・平成22年2月19日記者会見される皇太子殿下です(宮内庁HPより)


この日に先立つ記者会見では、「その時代時代で新しい風が吹くように、皇室の在り方もその時代時代で変わってきていると思います。過去から様々なことを学びながら、将来の皇室の在り方を追い求めていきたい」と抱負を述べられました。
また「ご高齢になられた両陛下をお助けしていくことの大切さにも思いを強く致しております」との気持ちも示されました。

孔子の論語で「天命を知る」とされる年齢に達する心境を問われると、天皇陛下が50歳の誕生日記者会見で引用された「夫子の道は忠恕(ちゅうじょ)のみ」との孔子の言葉を紹介しました。
忠恕とは自分自身の誠実さとそこから来る他人への思いやりだとし、「他人への思いやりの心を持ちながら、世の中のため、或いは人のために私としてできることをやっていきたい」と述べられました。(日経新聞より)

徳仁親王(なるひとしんのう)殿下は1989年(昭和64年/平成元年)に昭和天皇の御崩御によって、父・明仁親王殿下が第125代天皇に即位されたことに伴って実質的に皇太子となりましたが、「立太子の礼」は1991年(平成3年)に執り行われました。
1993年(平成5年)には、小和田雅子様と結婚の儀を挙げ、2001年(平成13年)に長女敬宮 愛子内親王(としのみや あいこないしんのう)殿下が誕生されました。

ご趣味には、ヴィオラ演奏や登山・ジョギングなどがあり、テレビで私たち国民にそのお姿をたびたび披露されています。
なお、皇太子となって以降の国会・政府の用いる正式表記では「皇太子徳仁親王(なるひとしんのう)」とされています。

(一言メモ)
ところで、新聞・テレビ、そして世間一般などでは、雅子さまとか愛子さまという呼び方が定着しているようですが、本来は天皇や皇族に対して一般人と同じように
「さん」や「様」をつけてお呼びしたり表記するのは不敬となります。
本来の正しい言い方は次のようになります。
 ・「陛下」・・・天皇・皇后・太皇太后・皇太后の身位に対しての尊称。
 ・「殿下」・・・皇太子・皇太子妃・皇太孫・l皇太孫妃・親王・親王妃・内親王・王・王妃・女王などの身位に対する尊称。
天皇や皇族に対しては「陛下」や「殿下」の尊称でお呼びするのが本来の正しい言い方となります。



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