ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

エコロジスト・松本英揮氏が来八!

2009年10月20日 | 子育て広場「となりんち」
パパママふぁいと第1回「子育てセミナー」

「エコから始まるスローライフ子育て」

環境先進国でのエコロジーな生活を知ると、きっと驚きます。
宮崎県在住で、世界と日本を飛び回るエコロジストの松本さんによる「地球のスライドショー」を見て聞いているうちに、地球にやさしくなることを自分も始めたくなります。小さなエコから心豊かな子育てが芽生えていきそうです。


テーマ「地球のスライドショー」

講 師 環境活動家 松本英揮(まつもと ひでき)


12歳の頃から一人旅を始め、20歳から世界100カ国を旅する。自転車で

日本中、世界中を走り、地球のメッセージを伝えています。

故郷宮崎の「かざぐるまの家」に家族と暮らし

(息子さん12歳彼も一人旅を始めているそうです。)

玄米菜食、裸足、ペーパーレスの生活をしています。


日 時 10月22日 (木)午後7時~(2時間)


参加料 1500円(パン、コーヒー付)


定員  30名

★親子での参加大歓迎です。 小学4年生以上、お子様の参加費は500円
                     (パン、ジュース代)


申し込み先 0178-30-1077  (シモマチ)
      090-5694-5366 (タニモト) 

申し込み締切 10月21日昼まで~~~!!!

主催  パパママふぁいと協会 協賛 ミゾエホーム 子育て広場「となりんち」

木村秋則さん講演会

2009年10月19日 | 観劇・読書・感想記
小学校の音楽会があった日。
午後から、東奥はちのへホールへ向かいました。

青森銀行根城支店が、ニュータウンに出張所を構えたので、その記念講演会として、

「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんが来られたのです。

わくわくどきどきしながら、前から二列目の席に座ります。
続々と人が入ってきて、ホールの中は満席でした。さすが木村さん、すごいです。

ステージに現れた木村さんは、本に掲載されている写真そのものの、
あったかい、深い笑顔の、そしてすべてを包み込むような大らかさのある人柄が滲み出ていました。

私は、やっぱりひと目で好きになってしまいました。

本を読みながら、なんてかわいらしい方だろうかと感じ、
ぜひにお会いしたくって、きっといつかお会いできると思って、
その時がいつなのか思い巡らしていました。

それが、先月友人から「奇跡のリンゴ」を借りてから、
先週別の友人から「宇宙の采配」の本を借りたその時に、
この講演会のことを聞き、こんなに早くお会いできるとは思っていなかったので、
それはそれはとても嬉しい気持ちでいっぱいでした。

一方ならぬご苦労をされてきた木村さんならではの、厳しいお話もしていましたが、厳しさの中にも、大らかで、世の中のことすべてそれでいいんだよ、っておっしゃっているような、

言葉でうまく説明できなくってもどかしいですが、

とにかく大っきい愛を感じたのです。


もうね、かわいくってね、思わず
「あきちゃーん!」って手を振ってみたくなるような感じさえして。。。
(大変失礼な話ですが。でも、そうやったとしてもきっと「えへっ」って笑って照れているような印象です。)

自殺まで考えた木村さん。
家族を苦しめ、周囲から冷たく扱われ、どんなに悔しく、惨めな生活を送ってきただろうと考えると、泣く場所でなないお話のところでも、
目の奥がぐぐっと涙がたまってしまいました。

それは何度もやってきました。

講演は、無農薬リンゴを創るまでの道のりと、自然農法について、農薬使用の野菜と有機野菜、無農薬野菜の違いについてなど、様々なデータを見せながらお話してくれました。

自然農法のススメです。

誰でもできる!そして、誰もがやらねば、人間の体がだめになるって、話してました。

無農薬のリンゴや野菜・米は、腐らないんですもの。

農薬使用と有機のリンゴや野菜や米は、確実に腐るんですもの。

私たちが病気になる食べ物は、どちらでしょうね?

最後に木村さんがそう結びました。

答えは自ずと分かるはず。


今晩の鍋は、無農薬白菜と大根を入れて食べました。
とってもとろけるように甘くって、おいしかったです。


無農薬野菜の販売場所

「そらの贈り物」さん(売市):定期的に販売してます。

街中のメインストリートから45号線に向かう途中にある「エリナ」さん。

三春屋地下の「健康食品はずき」さん

など


木村さんの講演終了後に、駐車場に出て青くて気持ちのいい空を見上げたら、
西の空に浮かぶ光る雲発見!



そして、スーパーで買い物をして外を出たら、こんな雲達がお目見え。
おそらく今、木村さんがお帰りになる頃なんじゃないかと確信して、ぱちり。

東奥ホールを再度横切り帰ったら、ほらね、やっぱり木村さんが玄関のとこにいました。 お疲れ様でした。今日はゆっくりおやすみくださ~い!


八食センターと七輪村

2009年10月19日 | 観劇・読書・感想記
広島の友人が帰る日。

あんまりお客様扱いすることが苦手な私。

だって、普段どおりの自分で普段どおりの相手として接したいという気持ちがあるんだなぁ、なぜか。

特別 がいやなの。

特別は、特別でしかないから。


一応観光地には行くけれど、特別な接待はしない。

我が家の日常につき合わせている感じ。

帰る前に、行っておきましょう、「八食センター」。
肉・野菜・酒・お菓子・土産品・そしてなんといっても海産物の市場っす。

ほれ、家のご両親になんか買え!と
夫は半ば強引に話をすすめ、海産物のセットを買わされた友人。
大丈夫さ、まじでうまいから!!

八食センターの中に、「七輪村」というのがあって、
市場で買ったものならなんでも、そこの七厘で焼いて食べられる!という食堂。

八戸に来て4年目の私、恥ずかしながらこの日初体験

市場で選んだのは、
ホッケの開き
ホタテ
特大エビ
イカ(これは半身をイカ刺しに、半身を焼き用にしてもらった)
つぼ鯛
牛肉

あとは、イクラを買って、白ご飯にたっぷりと・・・!

う、うますぎですからぁぁぁぁ
新鮮すぎて、プッチプチ!


また行く!

君も来い!


十和田神社 占場(うらないば)

2009年10月19日 | 観劇・読書・感想記
10日ほど前の三連休に、広島から来てくれた友人と行った十和田湖+奥入瀬渓流。

十和田湖の紅葉にはまだ少し早い中、台風が通り過ぎために北からの寒波が下りてきた影響で、とっても寒かった11日。

この日は本当は、昨年からお世話になっている田んぼ体験で、稲刈りに当たる日でありましたが、遠方より来てくれた友人をさておき、稲刈りには行けないと決断し、長女が「行きたい。」と言っていたのも説き伏せて、十和田へ一緒に向かったのでした。

前回は、十和田神社の後に行った「占場(うらないば)」という所の紹介をしようとしたら、写真がアップされずに先延ばしにしておりました。
ようやく写真ができ、無事に載せられることとなったので、どんなところだったか、そして行った感想をつらつらと書いてみます。

十和田神社の右手に中山半島というのがあり、その半島を階段と傾斜とを使いながら越え、占場へと続く参道を行きます。

十和田湖観光遊覧船のHP(http://www.lakeship-towada.co.jp/CCP012.html)には、5分くらい登ると書いてありますが、10歳の子どももいたために、10分くらいは登ったかと思います。
 
上がる息をふーっと一吹きすると、祠(ほこら)が2つありました。
祠にはそれぞれ龍神様が祀られておりましたので、私たちは手を合わせます。

そして、問題のはしごのかかる絶壁へ向かうため、少し低まったところにある踊り場へ降りました。15段も無いくらいのはしごですが、どきどきしながら降りました。
長女は足がすくんで降りられません。まずは私が行ってみます。

こんな危険な遊びが大好きだった私は、すいすいと降りていきます。大丈夫、怖くないよと、下から言ってみました。

そして、問題の絶壁を覗き見ました。



想像以上の高さに、笑いしか出ない私。。。

見下ろしては笑い、笑っては見下ろすことを繰り返しかありませんでした。怖すぎて!!!!!

絶壁は、鉄のはしごで50mくらい湖面へとつながっています。
しかも、ほぼ90度です。本当の絶壁!そして本当にただのはしご!

消防にお勤めの方ならば、きっとするするっと行けるはずですわ。。。
ほ~ほほほほほほ

笑う私に笑いながら、長女と友人が降りてきます。
今思い出しただけでも、背筋がぞくっとするくらい、高いです。

高所恐怖症な私は、降りない!と決め、それを確認して友人が一番に降りてくれました。そして、なんと長女も、
「行ってみる!」と、恐る恐るではありますが降りていきます。

私は下を覗くのも怖いのに、二人の様子を見るために手すりにつかまりながら下を見ます。どきどき。

約50メートルもあるらしいそのはしごを、あの二人は降り、そして湖畔に到着した模様。その間にも、一人また一人とここに来るのが目的だったらしい男性たちや若い女性が降りて行きます。

私は、そう私は、本当にもう無理で、絶対にできないって思いながらも、どこかで克服したい気持ちもあり、葛藤していました。

この日、私はネックレスをしていきました。
それは、両親が中国旅行に行った時に、偶然入ったアクセサリー店で薦められたという翡翠のネックレス。
美しく透きとおるような黄緑の翡翠で、見つかった時の形が珍しく龍のように見えるということで、とても高価だったというもの。

雲の中に紛れる龍のその翡翠のネックレスを思わず右手で握り締めました。
すると、頭の中に言葉が入ってきました。

「恐れを手放しなさい。」

私は、私の頭の中に響いたその言葉にはっとして、鐘を打ち鳴らされた感じを受け、その言葉の直後に瞬時にはしごの手すりに手をかけていました。

もう迷いはありません。

私はここに降りるのです。

降りて、湖のそばで、水の豊かさを感じるために、今日ここへ来たのです。
友人の手を借りて。

長い長い一本道でした。段を降りるたびに揺れ、目の前にあるごつごつした岩場が足に当たると、体が小刻みに震えました。
ここで手を離したり、気持ちを緩めたりしたら落下してしまう!そんな恐怖を抱きながら、もう降りるしかないのです。

一段ずつ、一歩ずつ、今この時だけを考えて降りるしかないのです。
先を考えて不安になっては、足がすくむだけなのです。
降りてきた上の段を見上げて、戻ろうかと考えては、何も克服できない自分が待っているだけなのです。

この過酷なはしごは、人生そのもののような気がしてきました。
だから、南祖坊という僧侶がここを修行の場としたのかもしれません。

半分くらいになるまで、本当につらかった。
あと3分の1くらいの距離になったら、気持ちがもう楽だった。
今ここで落ちたとしても、たいした怪我にはならないと分かったから。

到着し、より湖面に向かいます。
友人と長女は、降りてくるとは思わなかった私が来たことに驚いた様子でした。
湖面は、少し波立って、水の心地いい音を奏でていました。

ここが、南祖坊が入水した場所です。
小さな小さな石のほこらがありました。
手を合わせます。 感謝します。

ここが、占場なんですね。

十和田湖の対岸には赤く紅葉した箇所が見えます。

十和田観光遊覧船のページより、
「この場所は古くから、龍神信仰の霊験あらたかな場所であり、人智・人力の及ばない処を御神力によって、世の安泰を祈り占う場所でありました。

 十和田神社から頂いた『おより』に願いを書き、湖面へ浮か
べ、沈むと願いが叶い流されれば願いが叶わずといわれいるそうです。」

私の先に下へ降りて行った一人の男性が、この「おより」を湖面へ投げ入れているところを見かけました。願いが叶うといいですね。

湖面のマイナスイオンをたくさん受けて、しばらくいたい気持ちを抑えて、さぁ帰ります。 帰りは、またはしごで昇るんです。


昇りは早い早い。楽しいくらいでした。




一仕事終えた後、ほこらで撮った対岸の様子です。
清清しい気持ち。

そして、十和田神社から乙女の像へ向かう「開運の小道」という道には、岩山の洞穴それぞれに神様が宿っておられ、風の神・火の神・山の神・金の神・天の岩戸の神・日の神様に手を合わせ、失礼ながら撮影。

風の神は、罪や汚れを吹き払ってくれる神様。
火の神は、火を守り、防火の神様。
山の神は、狩猟や田や水の神。
金の神は、お金の神様。
天の岩戸の神は、無双の力の神と言われ、勝利祈願や格闘技を行う方の信仰を集めているとか。
日の神は、天照大神を祀っており、開運や勝運の神様。

日の光に照らされた白い札が、ほんとうにキラッキラッと輝いています。
それはまるで鏡のように美しい光景でした。ありががとうございました。
(写真は、日の神様です。)

木村秋則さん

2009年10月16日 | 観劇・読書・感想記
すべては宇宙の采配
木村 秋則
東邦出版

このアイテムの詳細を見る


初の無農薬りんごを創った、木村秋則さん。
彼の書いた本を読みました。 一気に!

昨夜はとてもだるくて、熱っぽい私。
いよいよ風邪の菌が、体内で増殖している雰囲気でした。
午前中は出かけても、午後は夕方まで爆睡の日々。

あまりに眠りすぎて、夜が寝付けなくなって、友人に借りたこの本を手に取りました。
もう一冊、NHK番組プロフェッショナルに出演した折に取材をした方が木村氏を書いた本「奇跡のリンゴ」も別の友人に借りたものの、
そちらはテーブルに置いておき、「すべては宇宙の采配」の方へ手を伸ばしました。

お風呂に入って温めた体のまま布団へ直行し、
「ママは微熱があるので、寝ます。」と言いつつ、
寝ながら本を読む母よ・・・。

一気に読んでしまいました。

彼の不思議な体験の数々には、驚かされることばかりでしたが、
八戸で友人になった女性も、彼と同じような経験をしている方がいるために、
私はなんの不思議さも感じませんでした。

これは、選ばれた人にしか出会えない、とても貴重で、そしてとても意味のあることなんだと思うのです。


私、幽霊を見たことがあります。
一人でみることもありますが、複数で見たこともあります。

それは、本当に幽霊なのか、妖精なのか、それとも宇宙人なのかは分かりません。
木村さんの体験したように、腕を掴まれてどこかへ連れ去られたことがないし、
私の見たものは、一瞬でどこかへ消えてしまうからです。
消えて、また現れたりするんですが。

常々思っていたことは、この世界には次元の違う世界がもう一つかそれ以上、存在するのではないか?ということ。
目の錯覚?
頭がおかしい?
それだけでは説明のつかないこと、たくさんあるのですから、
真剣に考えていたわけです。

他の世界の人たちとも、共存しているんじゃないか?

感覚が鋭いってだけではないような・・・。
感受性が強いだけでは説明つかない・・・。

本の中に、こんなフレーズがあります。
「地球で発見されている元素は120くらいですが、実際に使われているのは30くらいでしょう。しかし我々は256あるすべての元素を使っているのです。」
宇宙人が、木村さんの頭の中に話しかけた言葉です。

こういうことは、本当に体験したことがない人にとっては理解しがたいことかもしれません。
物質社会、科学信仰社会となった現代人には、通用しないことかもしれません。

私は、なんだか判明しないけれど、目には見えない何かが実際に存在することを、
信じています。
説明がつかないんです。でも、心の奥底の何かが、確信しているんです。

「ある!」って。


明日、東奥はちのへホールで、木村秋則さんの講演会があるそうです。
この本を借りた時に、友人宅で知り、友人が電話をしてくれ、
講演の申し込みも済ませました。

ぜひお会いしたかった方なので、本当にタイミングよくて、
会える人には、会うべきときに会えるんだなぁ、と
つくづく再確認しました。

いろんな機会を与えてくれて、ありがとう。
友人にも、お守りくださる何かにも。




広告