名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

日台韓米アイドル歌詞考。

2007年09月06日 22時01分00秒 | 聞く

アジア文化流行りのおかげもあって、最近は日本でも
欧米以外の音楽を聞くチャンスが増えましたよね。

以前も書きましたが、時にアイドルものも聞きます。

アイドル音楽って、ある意味国民性やその時代の
流行りなんかを凝縮してる、と思うのですが。。。

そんな『売れ筋音楽』の各国の歌詞を見比べ
てみて、少し感じたことがあるんですよね。


日本と台湾。

歌に込める”情感”や”情緒””自然観”、ひいては”間(ま)”
のようなものにとても似通った感覚を感じるんです。

例えば、風や雲、星や月なんかを描写するのが好き。

歌の最後、必ずしもストーリーを完結させなくてもOK、

みたいなところ、、、ね。

The Only One
王力宏
ソニーミュージックエンタテインメント
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これは、K(Korean)-POPや欧米ものにはない感覚です。

欧米POPSやK-POPは、あくまでも現実的かつ即物的。

「会いたい」、「欲しい」、「行かないでくれ」

「ウレシイ」、「ツライ」 

の連続みたいな、ね(笑)。


THE BEGINNING, NEW DAYS
ヘソン
PONYCANYON INC
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こんな心理描写っていうか、感情表現の相違も、私達が使う『文字』って
やつが深く関係してるんじゃないか、というのが、最近の私の持論です。


アルファベット(ハングル)か、漢字か。

アルファベットやハングルは、文字自体に意味を持たない表音文字。

一方、漢字は一文字一文字意味を持つ表意文字。


どうやら、『読む能力』、『文字を識別する脳』と一言で言っても、音声
のみを識別するアルファベットのような文字と、一つ一つの文字に
意味を持つ漢字とでは、機能する脳の部分が異なるらしいのです。

つまり、言語・読解能力と言っても、言語によって使う脳の部分が違うってこと。

活動している脳の箇所が違えば、それが感情や感性とも
密接な関連があるに違いない、って思うのは自然でしょ?


同じウラルアルタイ語族に属し、気味悪いほど似てる言語をもつ日本と韓国。

コンサート中にも大きな声で合唱し、人が集まる
ところにダンスあり、というほど歌やダンスを愛し、
意外にも日本以上に南米文化と共通点の多い韓国。

気味悪いほど似てる言語を持ちながらも、決定的に異なる文
字を使用することで、似て非なる行動・感情表現様式を持つ。



それにつけても、ひらがな・カタカナのような表音文字と漢字(表意
文字)を使う日本民族って、やっぱり特殊、ファジーなんだよね~
 
 

さて、どう思う?

この、情緒=文字関連説。

どうでもいいか、そんな話。



徒にそんなこと思い巡らせながら、秋の夜長に聞くBackstreetboys。

来年早々来日するね。

まだチケット取れるかな。


今日の1曲: As long as you love me BY Backstreet Boys

Greatest Hits
Backstreet Boys
BMG JAPAN
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