アジア文化流行りのおかげもあって、最近は日本でも
欧米以外の音楽を聞くチャンスが増えましたよね。
以前も書きましたが、時にアイドルものも聞きます。
アイドル音楽って、ある意味国民性やその時代の
流行りなんかを凝縮してる、と思うのですが。。。
そんな『売れ筋音楽』の各国の歌詞を見比べ
てみて、少し感じたことがあるんですよね。
日本と台湾。
歌に込める”情感”や”情緒””自然観”、ひいては”間(ま)”
のようなものにとても似通った感覚を感じるんです。
例えば、風や雲、星や月なんかを描写するのが好き。
歌の最後、必ずしもストーリーを完結させなくてもOK、
みたいなところ、、、ね。
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これは、K(Korean)-POPや欧米ものにはない感覚です。
欧米POPSやK-POPは、あくまでも現実的かつ即物的。
「会いたい」、「欲しい」、「行かないでくれ」
「ウレシイ」、「ツライ」
の連続みたいな、ね(笑)。
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こんな心理描写っていうか、感情表現の相違も、私達が使う『文字』って
やつが深く関係してるんじゃないか、というのが、最近の私の持論です。
アルファベット(ハングル)か、漢字か。
アルファベットやハングルは、文字自体に意味を持たない表音文字。
一方、漢字は一文字一文字意味を持つ表意文字。
どうやら、『読む能力』、『文字を識別する脳』と一言で言っても、音声
のみを識別するアルファベットのような文字と、一つ一つの文字に
意味を持つ漢字とでは、機能する脳の部分が異なるらしいのです。
つまり、言語・読解能力と言っても、言語によって使う脳の部分が違うってこと。
活動している脳の箇所が違えば、それが感情や感性とも
密接な関連があるに違いない、って思うのは自然でしょ?
同じウラルアルタイ語族に属し、気味悪いほど似てる言語をもつ日本と韓国。
コンサート中にも大きな声で合唱し、人が集まる
ところにダンスあり、というほど歌やダンスを愛し、
意外にも日本以上に南米文化と共通点の多い韓国。
気味悪いほど似てる言語を持ちながらも、決定的に異なる文
字を使用することで、似て非なる行動・感情表現様式を持つ。
それにつけても、ひらがな・カタカナのような表音文字と漢字(表意
文字)を使う日本民族って、やっぱり特殊、ファジーなんだよね~
さて、どう思う?
この、情緒=文字関連説。
どうでもいいか、そんな話。
徒にそんなこと思い巡らせながら、秋の夜長に聞くBackstreetboys。
来年早々来日するね。
まだチケット取れるかな。
今日の1曲: As long as you love me BY Backstreet Boys
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