名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

音楽はペンよりも強し。『ずっとウソだった』 by 斉藤和義。

2011年04月08日 23時39分39秒 | Pray for Shinsai

ずっとウソだった



この国を歩けば 原発が54基
教科書もCMも 言ってたよ「安全です」
俺たちを騙して 言い訳は「想定外」
懐かしいあの空 くすぐったい黒い雨

ずっとウソだったんだぜ やっぱバレてしまったな
ホントウソだったんだぜ 原子力は安全です
ずっとウソだったんだぜ ホウレン草食いてえな
ホントウソだったんだぜ 気づいてたろう この事態

風に舞う放射能は もう止められない
何人が被曝すれば 気が付いてくれるの? この国の政府

この町を離れて うまい水見つけたかい?
「教えてよ やっぱいいや・・・」 もうどこも逃げ場は無い

ずっとクソだったんだぜ 東電も北電も
中電も九電も もう夢ばかり見てないけど
ずっとクソだったんだぜ それでも続ける気だ
ホントクソだったんだぜ 何かがしたいこの気持ち

ずっとウソだったんだぜ 
ホントクソだったんだぜ

BY 斉藤和義



ミュージシャンには、

歌という、ある意味ペンより強い武器があるね。

これも、ミュージシャンのひとつの務めと言えるのかな。

でも、

最終的に選択するのは、

もちろん、

私たちひとりひとり、

オトナの務めです。



田原総一郎×孫正義対談~東日本大震災について@USTREAM

2011年04月08日 12時12分12秒 | Pray for Shinsai

<孫正義>原発問題について熱く語る


先週の日曜の夜、USTREAMでナマ中継されてた、

孫さんの対談番組、テーマは「東日本大震災」。

2時間以上にも及ぶ熱いディスカッションでしたが、結構あっという間でした。

参加者は、田原総一朗氏とソフトバンクの孫さん、

福島の原子炉設計者、田中三彦氏、後藤政志氏。

原子炉の構造や、なぜ事故に至ったか、政治や経済構造、エネルギー政策、

ひいては日本の将来にも及んだとても内容の濃い番組でした。



もう14年も前の話。

1997年、

とある文部省管轄のパブリックな団体から

母の付き添いもかねてロシアへ行ったときのこと。

モスクワ~サンクトベテルブルグへ行くついでに、

ウクライナのチェルノブイリへ立ち寄る機会がありました。

事故後10年以上経った当時(事故は1986年)でも、

人々や町に残された傷跡は深く、それを目の当たりにした我々の間には

その後数日、ツアー中でありながらも、

深い悲しみとともに言いようのない陰鬱な空気が

漂っていたことを今でも覚えています。 

帰国後の紀行文(国からわずかばかり補助を受けた関係で、研修やら報告やらで

何かと書きものを多く強いられた)に、母が一般市民の素直な印象として、

あくまでも素朴な感じで原発を疑問視したコメントを書いたとき、

団体の班長から、国の機関によるイベントとしての空気を読んで、

校正するように指導を受け、該当箇所を削除し書き直していたことを

思い出しました。



チェルノブイリの事故から25年。

わが国で、

だれもが想定していたことをはるかに超えた、

悲惨な事故が起きてしまいました。

ここで、

日本もそろそろ、

将来を踏まえ、エネルギーについて

国民全員で

考えるときが来たようです。

腰を据えて真剣に。