連休中に観察した、
冬に向け育つ野菜たち。
寒くなりつつあるのに、力強く育ってくれてます。
ホント、たくましい。
トップ写真は元気いっぱいの白菜。
収穫までにはもう少し時間を要しますが、すくすく育ってます。
おいしそう!
そして、
ブロッコリー。
ブロッコリーの葉っぱって、
ケールの葉にそっくりなんだけど、
同じアブラナ科、葉っぱもジュースにして大丈夫かな。
にんじん&大根。
かんきつ類さんたち。
まずは、ゆず。
おそろしいほど、豊作なんだけど、
どなたか欲しい方いらっしゃるかしら。
きんかん。
これからの季節、
喉の薬として活躍してくれます。
(煮詰めて瓶詰め)
そして、
はるみ。
まだ、去年植えたばかりで、
実はまだ15個ほど。
最後にデコポン。
甘酸っぱくて美味しいよねー、デコポン。
結構たくさん実ってくれているようなので収穫が楽しみです。
野菜もミカンたちも、
寒さに耐え、
おいしい果実に成長してくれます。
野菜も、果物も、
植物って興味深い。
<以下書評より>
高杉良氏絶賛の第3回城山三郎経済小説大賞受賞作。
日中両国の農業の危機を克服するため、投資ファンドを設立し黄土高原で村興しを始めた大塚草児。
草児の後見人、宮崎善幸が社長を務める総合飲料メーカー・六甲酒造は、
欧州穀物メジャー・オレンジサントの乗っ取りの標的となっていた。
村興しの成否は? 乗っ取りは回避できるか?
日中の架け橋となる壮大な物語。
*******
著者の方を知る同僚のお薦め。
編集者の「荒削りだけどエネルギッシュな作品」
というコメントの通り、
途中もう少し説明があるといいなという箇所もあったりしましたが、
そんな思いすら払拭するほどの物語のドライブ感と、
中国を熟知した人だからこその「視点」と、「心意気」が感じられる語り口で、
一気に読み上げました。
中国の産業変革のポイントは"農業"、
という視点は、全くもって共感できるし、
おそらく日本もそうに違いないと思うし、
著者の農業への実直な深い情熱みたいな熱い思いにも、感動した。
あと、これは個人的なことだけど、
「新彊ウィグル自治区」が舞台になっているところも、5年前の旅の記憶と重なって、小説の世界に引き込まれたひとつの要因かも。
あの、視界をさえぎるものの何もない、何も育ちようがないただただ漠然と広がる砂漠の地。
あの空気感と光景は日本にはない。
中国の金融法規やM&Aなど、バンカーとしての専門的描写も随所にありましたが、
何より、人間愛がうまく描かれた優れた、
(作者としてはそう言われるのは本位じゃないかもしれないけど)
ある種浅田次郎的エンターテイメント性をもった作品、
ではないかと思いました。
![]() |
黄土の疾風 (角川文庫) |
深井律夫 | |
KADOKAWA/角川書店 |
谢谢你介绍!