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定例行事みたくなっているゴスペラーズライブ以外のコンサートは、
2014年に歌舞伎を見に行って以来ほぼ2年ぶり。
半年前にちょっと調子を崩していた父の分も合せて買っておいたのだけど、
父も外出できるようになり、何より家族みんなで来れてよかった。
しかも、みどりさんの演奏を地元で聞くことができるとは。
正直、名古屋で聞くよりウレシイ。
今回は、京都市交響楽団創立60周年記念イベントということで、
広上淳一さん指揮により、以下プログラムの演奏。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/d3/4bb86e5b5a26b6070ac5d20415ae2585.jpg)
みどりさんのチャイコンはやっぱりすばらしい。
彼女のバイオリンは繊細で高潔。
音符一つまで徹底的に深く解釈して表現し尽している。
というか、音符どころか休符部分の息遣いまで計算し尽くされている感じ。
ホントに感動しました。
変な言い方だけど、みどりさんは刈谷の聴衆をバカにしてなかった。
京都フィルの演奏はと言うと、いい悪いは別としてみどりさんとの相性が少しちぐはぐのようにも聞こえてしまった。
というのは、京都フィルのアンコール曲、武満先生の「他人の顔ワルツ」すばらしかったんです。
指揮の広上さんやオケの方々はこの曲のことが好きなのが伝わってきたから。
2014年以来のクラシックコンサート、
とても楽しかったです!
みどりさん、ありがとうございました。
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9月9日(金)京都市交響楽団、 五嶋みどり
指揮:広上淳一、ヴァイオリン:五嶋みどり、管弦楽:京都市交響楽団
演奏予定曲目
モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」序曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
リムスキー=コルサコフ:シェエラザード
アンコール
<前半(みどりさん)>
J.S.バッハ:ソナタ第1番 ト短調 BWV1001よりアダージョ
J.S.バッハ:無伴奏パルティータ第3番BWV1006より第3楽章 ガボットとロンド ホ長調
(みどりさんのバッハはほんとすごい。身につまされるような、赦してもらえているような、精神性が高い)
<後半>
武満徹:「3つの映画音楽」よりNo.3「他人の顔」ワルツ
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Midori(五嶋みどり) - Tchaikovsky Violin Concerto 1st mov 1of 2
Midori(五嶋みどり) - Tchaikovsky Violin Concerto 3rd mov
京都フィル、正直この曲がいちばんよかった。
武満先生の他人の顔ワルツ。
武滿徹 / 他人の顔